人材派遣が9四半期連続で増加、紹介予定派遣は減少に転じる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
閉じる
2015/11/13

人材派遣が8四半期連続で増加したことが、日本人材派遣協会の労働者派遣事業統計調査で分かった。

7~9月期の派遣社員の実稼動者数(月平均)は前年同期比101.1%の30万143人で、9四半期連続で前年同期を上回る水準となった。

派遣社員の実稼動者数の前年同月比を地域別に見ると、北海道(101.4%)、東北(101.6%)、南関東(101.9%)、北関東・甲信(104.2%)、北陸(100.4%)、東海(99.3%)、近畿(98.1%)、中国(96.2%)、四国(98.7%)、九州(104.6%)だった。

業務別に見ると、政令業務は情報処理システム開発関係(103.0%)、機器操作関係(101.0%)、財務関係(101.5%)、貿易関係(95.3%)、その他(100.9%)、自由化業務は一般事務(106.6%)、営業(110.8%)、販売(100.0%)、製造(104.2%)、軽作業(104.5%)となった。

紹介予定派遣の実稼働者数(月平均)は前年同期比97.9%の7456人で、2012年10~12月期から前期まで続いていた増加が止まった。

日雇派遣労働者数(月平均)は前年同期比91.2%の7万721人で、5期続けて減少した。

調査は、労働者派遣事業を行う全国の501事業所を対象に実施した。

配信元:日本人材ニュース

ログアウト