9月の完全失業率2.3%、正規雇用7万人増

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2018/10/31

 総務省が発表した労働力調査(速報)によると、9月の完全失業率(季節調整値)は前月比0.1ポイント減となる2.3%だった。

 男女別の完全失業率は、男性が2.4%で前月比0.1ポイント減。女性は2.3%で前月比増減なしとなった。

 完全失業者数は162万人(前年同月比28万人減)。完全失業者のうち「定年又は雇用契約の満了」は20万人(同2万人増)、「勤め先や事業の都合」は21万人(同10万人減)、「自己都合」は75万人(同13万人減)だった。

 就業者数は6715万人(前年同月比119万人増)で、69カ月連続の増加となった。就業者数のうち雇用者数は5966万人(同100万人増)。

 正規雇用は3490万人(同7万人増)、非正規雇用は2143万人(同115万人増)となった。

 非正規雇用の内訳は、パート1047万人(同52万人増)、アルバイト461万人(同49万人増)、派遣社員135万人(同5万人減)、契約社員297万人(同4万人増)、嘱託124万人(同8万人増)、その他78万人(同7万人増)。

 就業者数の前年同月比を産業別に見ると、宿泊業・飲食サービス業(33万人増)、学術研究・専門・技術サービス業(22万人増)、医療・福祉(20万人増)などが増加し、情報通信業(5万人減)、生活関連サービス業・娯楽業(3万人減)、農業・林業(3万人減)、運輸業・郵便業(2万人減)が減少した。

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