海外現地法人の従業員 増加が続く、電機はリストラ

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2012/09/27
経済産業省の海外現地法人四半期(4-6月期)調査によると、海外現地法人の売上高、設備投資額、従業員数が増加を続けていることがわかった。

海外現地法人の4-6月期の売上高は前年同期比13.9%増の2685億ドルで、11期連続のプラスとなった。アジア(前年同期比9.0%増)、北米(同35.5%増)は増加したが、欧州(同1.3%減)は10期ぶりに減少した。

設備投資額は前年同期比26.6%増の93.9億ドルで、9期連続のプラスとなった。アジア(前年同期比15.4%増)、北米(同88.4%増)、欧州(同2.1%増)の全ての地域で増加した。

従業員数は前年同期比2.9%増の376万人で、10期連続のプラスとなった。アジア(同1.2%増)、北米(前年同期比9.3%増)、欧州(同3.9%増)、アジア(同1.2%増)と全ての地域で増加した。

従業員数を主要4業種(輸送機械、化学、はん用等機械、電気機械)で見ると、輸送機器、化学、はん用等機械が2年以上従業員数を増やし続けている一方で、電気機械だけが5期連続のマイナスとなっている。

調査は、日本企業の海外現地法人4824社を対象に実施し、3756社から回答を得た(未提出企業の実績値は推計により集計)。


配信元: 日本人材ニュース
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