シフト制や単発派遣ってどんな働き方?メリット・デメリットとともに解説

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2024/06/19

家事や育児で長時間・固定時間での勤務が難しい方や、学業や本業の仕事と並行して働くことを希望している方は、フルタイムでの勤務は難しいもの。このような方におすすめなのが、シフト制勤務や単発派遣です。
本記事では、シフト制と単発派遣のメリットやデメリットについて解説します。

シフト制とは?どんな勤務形態?

シフト制とは、勤務時間や勤務曜日が毎週一定ではない働き方です。他の労働者と交代で働くため、「交代制」や「交代勤務」と呼ばれることもあります。

シフト制には、一般的に以下の3種類の勤務体系に分けられます。

・完全シフト制
複数の勤務パターンからシフトを選択する働き方。早番や遅番の2交代制、朝昼晩の3交代制などがあり、一定期間で勤務パターンを入れ替える。

・固定シフト制
働く曜日や時間帯を固定する働き方。基本的に同じ曜日と時間で働く。

・自由シフト制
勤務パターンや勤務曜日・時間帯が決められていない働き方。週単位または月単位で希望シフトを申告して働く。

シフト制は、24時間対応が必要な業種において導入されていることが多い勤務体系です。アルバイトや単発派遣だけではなく、正社員でも飲食業やサービス業、製造業などの業種では、シフト制で働くことが多くなります。

シフト制のメリットとデメリット

シフト制には複数の勤務体系がありますが、平日昼間のみ働くオフィスワークのような働き方ではないからこそのメリットとデメリットがあります。

シフト制のメリット

特に自由シフト制の場合は、自分のスケジュールに合わせて勤務日を調整しやすいメリットがあります。忙しい週はシフトを少なく調整でき、その反対に収入を増やしたいときはシフトを増やすことも可能です。昼や午後以降に出勤できるシフトを組めるところもあるため、朝が苦手な方、通勤ラッシュを避けたい方にもシフト制は適した働き方です。

土日祝日もシフトに入ることが多い職場では、平日に休みを取りやすいのもメリットです。一般的に平日は仕事の人が多いので、商業施設やレジャー施設が空いており、快適にショッピングやレジャーを楽しめます。土日祝日に行くことが難しい病院や役所、銀行へ行く時間を取りやすいメリットもあります。

また、平日のみ働く勤務体系では、基本的に平日5日連続勤務となります。5日連続勤務を控えた休み明けは、憂うつな気分になってしまう方もいるでしょう。一方、シフト制は土日祝日にかかわらず働くことにはなるものの、2~3日勤務後に1日休みを取りやすいのがメリットです。2~3日おきに休めるので5日連続勤務よりも疲労感が溜まりにくいという面もあるでしょう。

シフト制のデメリット

シフト制のデメリットでまず挙げられるのが、連休を取りづらいことです。固定シフト制の場合は特に、同じ曜日と時間で働くこととなるので、働く曜日が1日おきの場合、連休を取ることが難しくなってしまいます。

自由シフト制の場合、いつ出勤するのかは希望のシフトを出した後に決定します。必ずしも希望通りに働けるとは限らず、シフトが決定するまでに時間がかかる場合もあるため、数週間~数ヶ月先のスケジュールを立てることが難しい点もデメリットです。

夜勤を含むシフト制では、夜勤と日勤が混在することにより、生活が不規則になりがちです。毎日眠る時間が変わると良質な睡眠を取りにくく、体調管理が難しくなる点もシフト制のデメリットといえます。

単発派遣とは?どんな勤務形態?

単発派遣とは、派遣会社に登録して31日以上の雇用契約を結ぶ、短期間で働く雇用形態です。「単発」という言葉から1日単位で働く派遣と思われがちですが、現在は労働者派遣法改正により契約期間が30日以下のいわゆる日雇い派遣は原則禁止となっています。ただし、60歳以上、雇用保険適用外の学生、一部の専門性の高い職種などの例外に当てはまる場合は、日雇い派遣が認められています。

単発派遣の他に短期間で働く方法には、派遣会社を通さずに労働者と企業が直接雇用契約を結ぶ単発アルバイトがあります。この場合は直接雇用となるため派遣のような契約期間の縛りはなく、1日単位でも働くことが可能です。

このような単発アルバイトは、都合の良い空いた時間「スキマ時間」を利用して働く「スキマバイト」と呼ばれることもあります。近年では、好きな時間を利用してスマホアプリでアルバイトを探して働き、すぐに収入を得られる単発アルバイトも増えています。

単発派遣やスキマバイトのメリットとデメリット

単発派遣のメリット

単発派遣やスキマバイトは、働きたいタイミングで働けることがメリットです。シフト制のアルバイトでは同じ職場に働き続ける必要がありますが、単発派遣やスキマバイトは働きたいとき、収入を増やしたいときなど、自分が働きたいタイミングに好きな職場で働けます。そのため、空いた時間を有効活用できる働き方です。

特に、短期間限定で働ける単発派遣は未経験者でも働けるチャンスが多く、さまざまな仕事を経験できる機会を増やせるメリットもあります。将来的に継続して働きたい業界や職種で働いてみたり、経験したことがない仕事にチャレンジしたりしやすい働き方です。

単発派遣のデメリット

単発派遣やスキマバイトは、短期間での契約が前提の仕事です。雇用する側で人手が必要なときに募集がかかるため、需要が発生したタイミングのみでの勤務となり、長期契約のパートやアルバイト、正社員と比較すると収入が不安定なデメリットがあります。

このような理由から、単発派遣やスキマバイトは常に希望する職種があるとは限らず、タイミングによっては希望する仕事がなく、働きたいのに働けない可能性もあります。

また、スキマバイトの場合には、一定の就業経験やスキルが必要など、応募する際に条件があることも多く、働きたい場所で働けないというデメリットもあります。さまざまな業界や職種を経験できるメリットはあるものの、次の仕事に活かせるスキルや経験を積み上げて身につけていくことが難しいというケースもあります。

自分が求める働き方を考えてみよう

さまざまな事情がありフルタイムで働けない場合でも、シフト制や単発派遣の仕事なら短時間や短期間で働ける可能性はあります。双方のメリットとデメリットを把握し、どちらが自分に適した働き方かを検討してみましょう。

ライタープロフィール

株式会社ライトアップ

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