【国際女性デー特別企画】あなたの価値は、もっと高い。----ライフイベント、バイアス、雇用形態の壁を超え「自分」を更新する3つの視点

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2026/03/02

3月8日は国際女性デー。2026年のテーマは「Give to Gain」

毎年3月8日の「国際女性デー」は、女性の十人十色の生き方を称え、ジェンダー平等について考える日として世界中で親しまれています。

2026年の世界共通テーマは「Give to Gain」。
自分の持つ知識や経験を惜しみなく分かち合う(Give)ことが、結果として誰かの可能性を広げ、より豊かな未来を手に入れる(Gain)ことに繋がる――。

ランスタッドはこのメッセージに深く賛同し、私たちの専門知識を分かち合うことで、皆さんのキャリアを後押ししたいと考えています。
キャリアの転機にあるすべての女性へ。日々、さまざまなライフステージにある方々の挑戦を支える3名のコンサルタントが、あなたの持つ「本当の市場価値」と、固定観念に縛られない「キャリアの視点」を伝授します。

1. 家族も、キャリアも。どちらかを「選ぶ」のではなく「調和」させる。

范 林菲菲(Linfeifei Fan)
担当領域:サプライチェーンマネジメント、購買・調達

出産や育児などの転機を機に、自らキャリアのスピードを緩めようとしていませんか? プロの視点から見つめ直すと、そこには「実はもっと可能性がある」ことに気づけるはずです。

「キャリアを遠慮する」前に知ってほしい、企業側のニーズ

「家族のために、役職を下げたり年収を削るしかない」と守りに入ってしまう方は多いですが、それは非常にもったいないことです。
企業側は、優秀な人材であれば環境を整えてでも、活躍し続けてほしいという強いニーズを持っています。制度を調整してでも確保したい「市場価値の高い人材」であることに、ぜひ自信を持ってください。

あなたが発揮している「調整力」は、立派な専門スキルです

ワーキングペアレントの方が日常で実践している「先回りした交通整理」や「マルチタスク管理」。これは単なる気配りではなく、高度な調整スキルです。

制約があるからこそ磨かれた「生産性の高さ」は、今の市場では強力な武器になります。「キャリアを降りる相談」ではなく、「このパフォーマンスを発揮するために、この環境がほしい」と交渉する余地は十分にあります。

チャンスを掴む人が、共通して実践していること

ライフイベントが重なる時期であっても、マネージャーへの昇進や、非正規雇用から正社員への転換を叶える方には共通点があります。それは、自分のキャリアをポジティブに捉え、周囲に「やりたい」という意思を言葉にして伝えているとともに、周囲との良好な関係を築いていることです。自ら交渉的のテーブルに乗り、周囲のサポートを味方につける。そのポジティブな発信が、新しい機会を引き寄せます。

今すぐ始められるNext Step:レジュメの定期更新と「数値化」

「本来の価値を正当に評価してもらい、理想の調和を手に入れるために。まずは、客観的な『事実』を整理することから始めてみませんか」

まずは、1年間の成果を数字とエピソードで書き出すことから始めましょう。成果を「数値化・データ化」しておくことが、交渉における強力な説得力になります。自分の強みを言語化し、「市場の武器」として再認識するために、ぜひ私たちを活用してください。

2.「自分を過小評価する」バイアスを外し、停滞期を「戦略的な投資」に読み替える。

山川 司(Tsukasa Yamakawa)
担当領域:製薬業界のプロフェッショナル層

スペシャリストの方々のキャリアを支援する中で私がいつも感じるのは、非常に高い実力を持ちながらも、無意識に自分を過小評価してしまう「心理的な壁」の存在です。

無意識にあなたを縛っている「心のブレーキ」はありませんか?

置かれている環境は違えど、多くの女性が直面する共通の「思考のパターン」があります。

  • 完璧主義の罠:「自分には難しい」「スキルが足りない」と思い込む傾向。
  • 変化への恐怖:特に30代後半以降、失敗したら後戻りできない怖さや、気力体力の衰えへの不安。
  • 「役割」や「制約」への過度なプレッシャー:周囲を優先し、自分を二の次にしてしまう心理や「これまで通り働けないこと」への強い不安。
  • 過度な謙遜(手柄の外部化):成果を「周囲のおかげ」や「運が良かっただけ」と捉え、自分の実力だと認められない傾向。

真面目で責任感の強い方ほど自分を低く採点しがちですが、企業が求めているのは謙遜ではなく、客観的な「実績」と、新しい環境でも成果を出せる「再現性」なのです。まずは「私なんて」というバイアスを外し、自分の貢献を正当に評価することから始めてほしいのです。

停滞期を「環境のせい」にせず、自身の「物語」として語り直す

キャリアには、思い通りにいかない時期や、一時的に仕事から離れる空白期間が訪れることがあります。しかし、これをただの「マイナス要素」として片付けないでください。大切なのは、その期間を「何かが欠落した時期」ではなく、将来に向けた「戦略的な投資期間」だったと、あなた自身の物語として定義し直すことです。

【事例】「空白」を、市場が求めるスキル獲得の期間に読み替える

以前、夫の海外赴任への帯同を前に「キャリアが途絶えてしまう」と悩んでいた方に、私はこう助言しました。「ぜひ現地へ行って、そこでしか積めない経験を積む『投資期間』だと捉えてください」。 彼女はその言葉を胸に、現地で語学力を磨くだけでなく、現地でコミュニティを立ち上げるなど積極的に活動。面接でも現地で得られたスキルをアピールし、理想的な転職を成功させたのです。その経験をどう武器に翻訳するか。その視座の高さが、あなたの価値を左右します。

今すぐ始められるNext Step:日常の「微調整」とAI時代のスキル定義

「今感じている停滞は、未来への投資になる。そう前向きに捉えるためにも、まずは日常に小さな変化を取り入れてみませんか」

一歩踏み出す勇気を作るために、通勤ルートを変えてみる、普段なら手に取らないジャンルの本を読んでみるといった「日常の微調整」で変化を楽しめるマインドを作ってください。大きな決断の前に、小さな変化に慣れておくことが一歩を踏み出す勇気につながります。
また、 AIなどの自動化ツールが普及するこれからの時代、「AIに置き換えられない価値とは何か」をコンサルタントとの対話を通じて見つけ出してください。

3. その事務作業、実は「専門スキル」です。コンサルタントが教えるキャリアの読み替え術。

木村 正毅(Masaki Kimura)
担当領域:人材派遣から正社員へのキャリアチェンジ支援

「自分は今の雇用形態だから、これ以上の挑戦は無理......」。そんな風に、雇用形態という「枠」で自らの可能性を縛ってしまっていませんか?

「条件」の裏にある、あなたの本当の可能性

「10のスキルのうち10揃っていないと挑戦できない」と考え、可能性を絞ってしまうのはもったいないチャンスロスです。市場の現実は「6あれば挑戦していい」のです。あなたの価値は、あなたが思っているよりもずっと高く見積もられています。

「ライフイベントや制約=市場価値ダウン」という思い込みを捨てる

「今はフルタイムで働けないから、市場価値が下がるのは仕方ない」と諦めてはいませんか?
范のパートでも触れられていますが、限られた時間内で成果を出す「コミット力」は、今や企業が喉から手が出るほど欲しい能力です。現代の企業は、積み上げてきた職場感覚や調整力を正当に評価する方向へシフトしています。むしろ「ライフイベントを経験したからこそ得られた視点や生産性」を武器に、正社員としてのステップアップを勝ち取る方は確実に増えています。

「一般事務」を「営業企画」へ。スキルの翻訳が扉を開く

営業担当が外回りに集中できるよう資料を先回りして作成したり、業務をマニュアル化して組織を効率化したり......。もしそんな日常的な業務を行っているなら、それは単なる事務作業ではありません。組織の生産性を最大化する「営業企画(セールスオペレーション)」という立派な専門スキルです。この「スキルの翻訳」ができれば、新しいステージへ向けた強い交渉が可能になります。

今すぐ始められるNext Step:条件を外した「自由検索」と並走者の確保

「自分のスキルの可能性は、自分が思っている以上に広大なものです。その枠を広げるための『宝探し』をしてみませんか」

一度、自分の中にある条件フィルターをすべて外して、「純粋にやりたいこと」を軸に求人を検索してみてください。今の市場がどんな言葉で賑わっているのかを肌で感じることで「可能性の種」が見えてきます。たとえ検索結果の要件が今の自分には高いと感じても、そこで諦める必要はありません。そのギャップをどう埋めるか、あるいは別の角度からどう価値を伝えるかを一緒に考えるのが私たちの役割です。 ぜひ、コンサルタントを単なる「仕事紹介者」ではなく、「可能性を広げるパートナー」として活用してください。

あなたの物語を、一緒に未来へつなげませんか?

「今の環境ではこれが限界」と一人で答えを出してしまう前に、一度私たちとお話ししてみませんか。
「あなたの価値は、もっと高い。」という言葉。これは単なるエールではなく、私たちがマーケットの最前線で確信している事実です。

「市場価値を確かめたい」「将来が不安」――そんな段階でも構いません。あなたが積み重ねてきた経験を「市場で勝てる武器」へと共に翻訳し、新しいステージへ全力で並走します。

担当:白川 真理子(Mariko Shirakawa)
マーケティング&ブランドコミュニケーション本部
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