転職時の履歴書の上手な書き方は?書類選考で選ばれるための3つのポイント【テンプレート付】

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2023/11/29

※この記事は、2016年7月13日に執筆し、加筆・修正を加えたものです。

転職活動に欠かせないもの、それは職務経歴書履歴書です。採用担当者が特に重視するのは職務経歴書と言われていますが、履歴書も気を抜くことはできません。ここでは、履歴書を書くときに転職者が押さえておくべき3つのポイントと、項目ごとの基本的な書き方を解説します。

履歴書を書くとき特に注意したい3つのポイント

転職活動では、履歴書の文字や記載データなどの限られた要素から誠意とやる気、そして自分がいかに会社の求める人材にマッチしているかを伝えなければなりません。採用担当者に選ばれるような履歴書を書くために、まずは下記の3点を押さえておきましょう。

1.写真は手間を惜しまずプロにおまかせする

履歴書の写真は、写真館やスタジオで撮影するのがおすすめです。スピード写真が悪いというわけではありませんが、良い仕上がりになるとは限らず、写真でついた第一印象のイメージを払拭するのはかなり難しいものです。

写真館で撮影してもらえば、写真の出来栄えに関わる照明が充実しているだけでなく、自身の一番良い表情や姿勢を引き出してもらえるメリットもあります。自分では良いと思っている表情や姿勢も他人の目でチェックしてもらえるため、自分の良い面を印象付けられる写真を用意できます。

2.志望動機は具体的に

志望動機を書く際には、企業と自分の想いが重なる点を多く見つけておくことが最も重要です。そうすることで、「なぜこの会社でなければならないのか」が整理しやすくなります。この企業だからこそ入社したいという理由と、自分が前職の経験を十分発揮して企業に貢献できる人材であることを、具体的に書き、しっかりとアピールしましょう。

【例文】前職の経験を活かして転職する場合
前職では、人事、総務として採用、社内研修、給与計算、労務改善などのさまざまな業務に携わりました。人事に専門的に関わりたいと考えていたところ、貴社の採用プロジェクト要員募集を拝見いたしました。前職で培った幅広い知識や経験を活かし、即戦力として貢献できると考えております。
【例文】未経験の業界に転職する場合
祖母の介護の手伝いを始めたのをきっかけに、医療・介護業界に携わりたいと思うようになりました。貴社は、老人ホームの運営、入浴車の製造、介護環境の整備など、要介護者と介護者の双方に寄り添い、サポートすることを第一に考えていることを企業理念から知り、そこに魅力を感じました。
介護・福祉業界は未経験ですが、前職の事務と接客の経験を活かし、現場で働く方をサポートしながら福祉について学び、一日も早く戦力となり貢献したいと存じます。

3.自己PRは企業ごとに変化をもたせる

自己PRは「自分のことを相手に伝えるもの」であるため、応募企業ごとに内容を変える必要はないのでは、と考える方もいるかもしれません。しかし、企業の求める人物を想像し、業種・職種・経験未経験などに合わせ、内容を変化させることがとても大切です。たとえ自分自身の強みは変わらなくても、見せ方次第で応募企業への伝わり方は違ってくるのです。そして、自己PRは結論から書くと内容が明快に伝わりやすくなります。

【例文】顧客との持続的関係構築の強化を図っている企業の場合
私は粘り強い営業ときめ細かなアフターフォローでお客様の信頼を得ることができます。
【例文】商品企画などのチーム力強化を図っている企業の場合
私は粘り強くきめ細かなコミュニケーションを大切にして、リーダーシップを発揮することができます。

以上の3点は、必ず人事が見るポイントです。限られたスペースの中でしっかりアピールできるよう、手を抜くことなく準備しましょう。

その他の項目と注意点

履歴書の基本的な書き方はすでに理解している、という方も、もう一度チェックしてみてください。自分では特に注意を払っていないところに、採用担当者が重視するポイントがあるかもしれません。

また、「履歴書は手書きが良いのか、パソコンで作成したものが良いのか」と迷う方も多いでしょう。以前は手書きが原則と言われてきましたが、今日ではパソコンで作成した書面をPDFなどのデータで共有するケースが主流です。パソコンで作成された書面を見ることで、ITスキルを確認する採用担当者も多いため、迷った場合は応募条件を確認して、柔軟に対応しましょう。

学歴の年号は統一

最終学歴だけではなく、中学校卒業から記入すると良いでしょう。「学歴」「職歴」の年号表記は統一するのがマナーです。
下記に和暦と西暦を調べるサイトの一例をご紹介しておきます。
和暦から西暦変換(年月日)

転職時の職歴は書き方に注意

会社名に加えて、業種と従業員数、在職時の簡単な職務内容も記入します。ただし、転職が多い場合は社内での異動は職務経歴書に書き、履歴書では勤務先の変遷についてのみ触れるようにします。自己都合退社の場合は、「一身上の都合により退社」と記入しましょう。短期間で辞めた企業など、記載したくない職歴を書く・書かないは応募者の判断ですが、事実は事実として記載し、前向きな理由をつけて説明することをおすすめします。

賞罰は学歴・職歴欄に記入

学歴・職歴欄に「賞罰」の項目を設けて記入します。たとえば、優秀な営業パーソンとして数々の賞を受賞しているのであれば、「平成○年以降毎年営業部門の最優秀賞等で表彰される(詳細は職務経歴書をご参照ください)」として、すっきりまとめましょう。

資格は勉強中でも記入しておく

業務に関連する資格を正式名称で記入しましょう。自動車運転免許はたとえペーパードライバーでも必ず記入します。現在習得のため勉強中のものも記入しましょう。資格・免許がない場合でも、語学やパソコンスクール通学、セミナー受講など専門教育を受けた履歴で欄を埋められます。

趣味・特技は具体性をもたせる

空白は厳禁です。「特になし」と書くのも極力避けましょう。趣味には「映画鑑賞」などの単語だけでなくコメントをつけ加え、具体性をもたせると良いでしょう。ただし、趣味を仕事より優先する応募者だと思われないよう気をつけましょう。特技はパソコンなどの仕事に関連した事柄が基本です。仕事に直結するものがない場合でも、自分の人間性をポジティブにアピールできる特技を記載することで、面接官とのコミュニケーションを円滑にできます。

本人希望欄の基本は「貴社規定で」

勤務条件や待遇面については、原則「貴社規定でお願いいたします」と記入しましょう。複数の職種を募集している場合には、希望職種を書いておきます。勤務時間に制限がある場合は、現在態勢を整えていることも補足し、意欲をアピールしましょう。

履歴書のフォーマットと送付時のマナー

履歴書を作成・送付する際にも、マナーがあります。ただ送れば良いという考えでは、熱意が伝わらないばかりか、やる気のない印象をもたれてしまうかもしれません。そこで、履歴書を送るときは以下でご紹介する2つの注意点を確認しておきましょう。

履歴書のサイズ

履歴書のサイズは、A4サイズ(A3を二つ折りの状態)とB5サイズ(B4を二つ折りの状態)の2種類です。特に企業側から指定がなければ、どちらのサイズを使っても構いません。自分に合った、書きやすい項目の履歴書を選ぶと良いでしょう。

履歴書を郵送する際の注意点

応募書類を郵送する場合、送り状として添え状を添付します。添え状は応募書類の中でも最初に見られるものなので、たかが添え状と思わず、形式の整ったビジネス文書として準備しましょう。封筒は、書類に折り目がつかないよう定形外を使用します。書類に汚れがつかないように、クリアファイルに挟んで封筒に入れましょう。期限が決められている場合は、確実に期限内に届くように送付する必要があります。急ぐ場合は速達や宅配便等で送付しましょう。

履歴書を書くときのNG行為

最後に、履歴書を書く上で絶対に行ってはいけないNG行為を3点ご紹介しておきます。

うその記述
履歴書の経歴欄にうそがあると、解雇になる場合もあります。
誤字・脱字
誤字・脱字は、応募者の誠意が疑われてしまいます。手書きの場合は、二重線の訂正や修正液の使用は厳禁です。小さい間違いだったとしても、最初から書き直しましょう。
使用済みの履歴書を再利用する
不採用企業から返却された履歴書の再利用はしてはいけません。当然ですが、志望動機も自己PRも内容が異なるからです。

今回は、転職時に作成する履歴書の書き方をご紹介しました。履歴書は、いわば自分の分身です。応募企業への誠意とやる気をしっかりアピールする履歴書を書き上げて提出しましょう。

下記ページの履歴書の書き方の作成見本も、是非参考にしてください。

履歴書フォーマットのダウンロードページはこちら

今回解説した書き方を元に、改めてご自身の履歴書を見直して、ご自身のオリジナルの表現で履歴書を書き上げましょう。

ライタープロフィール

みらいみゆきコンサルタント事務所 代表
大場美由紀

JCDA認定CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)、メンタル心理カウンセラー資格、女性労働協会認定講師、小論文講師。高校生に対する大学入試小論文指導講演を各地の高校にて多数行う一方、就活生のカウンセリングやES添削、社会人の転職・再就職支援のための講座を精力的に行っている。みらいみゆきコンサルタント事務所

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