４月の消費者物価指数は０．２％の上昇

2012/05/28 総務省が２５日に発表した４月の全国消費者物価指数（ＣＰＩ、２０１０年＝１００）は、季節変動の激しい生鮮食品を除く総合で１００.２となり、前月比０．２％の上昇、前年同月比も０.２％の上昇となった。生鮮品を含む総合も１００．４で前月比０．１％、前年同月比も０．４％の各上昇となった。

ＣＰＩは昨年７、８、９月とも前月並みのほぼ横ばい状態が続いたが、同１０月以降は再び下落基調に戻っていた。しかし、ガソリン価格の上昇などで、今年に入って２月から、わずかながら３カ月連続で上昇傾向を続けている。

先行指標にあたる５月の東京都区部のＣＰＩ（速報値）は、生鮮食品を除く総合が９９.１となり、前月比０．２％の下落、前年同月比０.８％の下落。生鮮食品を含む総合指数も９９.２で前月比０．３％の下落、前年同月比０．５％の下落となった。


配信元：　アドバンスニュース