小宮山厚労相退任、三井元国交副大臣起用へ  野田第3次改造内閣

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2012/10/02
野田佳彦首相は1日午後1時すぎ、第3次改造内閣の名簿を発表する。厚生労働相には三井辨雄(わきお)元国土交通副大臣(69)を起用する方針だ。小宮山洋子厚労相は、菅直人前首相のもとで厚労副大臣を務め、昨年9月の野田内閣発足と同時に大臣に昇格。間口の広い厚生労働分野を切り盛りする一方で、「社会保障と税の一体改革」の提案者側として奔走した。

後任となる見込みの三井氏は、1942年11月生まれ。昭和薬科大学薬学部卒業後、薬剤師となり、75年に三井薬品株式会社設立。医療法人交雄会理事長として、北海道に3病院・2老人施設を開設し地域の医療・福祉・介護を担う。2000年6月の衆議院議員選挙で初当選(北海道比例区)、03年11月北海道第2区選挙区で2期目の当選。現在、連続4期目。

主な役職は、衆議院厚生労働委員会筆頭理事、民主党ネクスト(次の内閣)厚生労働大臣、民主党国会対策副委員長、民主党副幹事長、民主党団体交流委員会・中小企業局長、民主党医療制度調査会事務局長、国土交通副大臣、民主党政策調査会会長代理などを歴任。小沢一郎氏に近い存在としても知られるが、「国民の生活が第一」には参画していない。 


配信元: アドバンスニュース
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