「会員企業と健全発展を約束」清水技能協会長  田村厚労相、丸川政務官らが激励

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2013/02/21
製造派遣・請負事業の日本生産技能労務協会(清水竜一会長)は23日、都内で2013年1月度会員交流会を開いた。懇親会で清水会長は、「国会議員の先生方には、苦難の中でここ数年ずっと応援していただいた。われわれは今、健全にこの業界を発展させていくことをこの場にお集まりの会員の皆さんとお約束したい。そうでなければ、今までせっかく応援してくださった先生方の気持ちを踏みにじることになる」と、一点に絞って新年の決意を新たにした。

来賓には、田村憲久厚生労働相や丸川珠代厚生労働政務官をはじめ、公明党、民主党、みんなの党の国会議員や厚労省幹部が駆け付けた。田村厚労相は、昨年10月に設置された厚労省の有識者会議「今後の労働者派遣制度の在り方に関する研究会」の論議に関連して、「改正労働者派遣法の施行と同時に異例の立ち上げをした。今夏には(課題解決に向けた)一定のメドをつけたい。協会には雇用情勢の厳しい中、若者を中心としたキャリア形成にぜひ力添えいただきたい」と呼び掛けた。また、丸川政務官も「清水会長から心強い言葉があった。会員のみなさまがその心意気で派遣という働き方をきちんと世の中に認知してもらって、それが働く側にも雇う側にもいい仕組みになる努力をお互いにやっていければ素晴らしい」とエールを送った。

懇親会に先立ち行われた、恒例の講演会では、特定社会保険労務士の田原咲世・北桜労働法務事務所代表が「改正労働者派遣法と改正労働契約法を味方につける方法」と題して講演した。また、同協会の青木秀登理事が会員内外にホームページなどを通じて発信している「活動速報リリース」などを資料に、12年度のさまざまな活動を説明、解説し、会員各位に一層の協力と力添えを求めた。


配信元: アドバンスニュース
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