ワーク・ライフ・バランス大賞 住友生命、PFUなどが受賞

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2013/11/27
ワーク・ライフ・バランス推進会議(事務局:日本生産性本部)は、ワーク・ライフ・バランス大賞「優秀賞」に、住友生命保険、百五銀行、PFU、藤田保健衛生大学病院、ブラザー販売の5組織を選んだ。

住友生命保険(生命保険業、従業員4万2098人)では、全役員が全国の支社に出向き、職員と「対話ミーティング」を実施。社内PC利用の20時までの制限やテレビ会議の活用による出張の削減により、残業時間削減を推進している。

育児休業の最初の1カ月が100%有給となる「育児特別休暇」の活用を促進するなどで、男性の育児休職取得者は2006年1人から2012年31人に増加し、取組みが評価された。

PFU(情報通信業、従業員2015人)では、「仕事と家庭の両立支援」労使協議会を設置し、定期的な協議を重ねて働きやすい職場環境構築や両立支援制度の充実に取り組んでいる。

また、最長3年間の介護休職制度と介護のための短時間勤務制度を導入し、介護休暇取得者は2011年度男性10人・女性5人、2012年度男性8人となった。

「奨励賞」にはセントワークス(福祉・介護業、従業員102人)が選出された。ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて、社長自らが研究し、社内のWLB事務局を担い推進している。

ワーク・ライフ・バランス推進会議は2006年の発足以来、新しい時代の新しい生き方を目指し、「働き方」と「暮らし方」双方の改革による「調和のとれた生活」の実現を図る運動を進めている。


配信元: 日本人材ニュース
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