オフィスカジュアルってつまりなに?避けたいNGアイテムをチェック!
世の中がコロナ禍以前の様相を取り戻しつつある中、出社する機会が増えてきて、「出勤する時の服、どうすればいいんだっけ?」「オフィスカジュアルってどんな服?」と悩む人も増えているのではないでしょうか。
ここでは、オフィスカジュアルとはどのような装いか、またオフィスワークでのネイルや髪型はどんなものがNGなのかを紹介します。しっかり理解して、ふさわしい「オフィスカジュアル」で出社しましょう。
「オフィスカジュアル」とは?
すこし前と比べると、勤務時の服装を「オフィスカジュアル」とする企業が増えてきました。この「オフィスカジュアル」、改めて考えてみるとどんな服装なのか、悩むことはありませんか?
「オフィスカジュアル」に明確な定義はありませんが、オフィスで着る服装ということを忘れてはいけません。制服やスーツほどきっちりしてはいないけれど、ビジネスの場でも通用する、仕事をするために適した装いという点はおさえておきましょう。
共通事項は「勤務先での仕事に適した服装であること」
明確な定義の無い「オフィスカジュアル」は性別や業種、職種によって制限の度合いが異なるようです。公務員など公的機関に勤務する人と、IT企業で営業を担当する人の服装を想像してみると、同じ「オフィスカジュアル」でも少し違うことに気づくのではないでしょうか。
男性なら「ジャケット着用」が必須とされている会社があるのに対して「Tシャツで通勤OK」とする会社もあります。女性なら「ミニスカート可、髪の色や髪型は自由、ネイルも好きなデザインで」といわれる会社もあれば「スカートは膝が隠れる程度、髪色とネイルはナチュラルカラーで」とされる会社もあります。ところ変われば規定も変わる、「オフィスカジュアル」に唯一絶対の正解は無いのです。
ただし、共通項はあります。最低限守るべきところは「清潔感」と「勤務先の雰囲気」。社内で他の社員と話をしたり、社外からの来客に対応したりする時に、不潔でだらしない印象を相手に与えない装いであることは、仕事中に意識すべき最低限のマナーです。
この「最低限」のボーダーラインの判断に役立つのが「勤務先の雰囲気」です。同じ勤務先で働く社員がどんな服を着て仕事をしているのかを見れば、この会社ではこのくらいのファッションであれば許容されている、ということが分かります。参考にしながら、雰囲気を真似するなど自分が採り入れられそうなところを採り入れて、今の勤務先の「オフィスカジュアル」を探っていきましょう。
こんなオフィスカジュアルはNG!
勤務先の社員を真似するといっても、限度はあります。たとえ先輩社員が「オフィスカジュアル」として着ていたとしても、以下のような服装は真似しないようにしましょう。
■華美・派手(蛍光色の服やフリル・レースが多い服、金髪、「盛りネイル」など)
■露出度が高い(胸元が開きすぎる服、背中が大きく開いたワンピース、ホットパンツなど)
■清潔感を感じにくい(ダメージジーンズやドレッドヘア、無精ヒゲなど)
■カジュアルすぎる(短パンやサンダル、ジャージ上下など)
■フォーマルにカジュアルを合わせる(テーラードジャケット+ハーフパンツ、スーツにスニーカーなど)
人目を引く装い、部屋着に近い装いは、仕事の場では浮いてしまいます。もちろん、何もいわれない会社もありますが、社外の人が来社した時にその服装で応対できるか?というと、ちょっと難しそうですよね。
まとめ:「ビジネスにふさわしいカジュアル」を着て自分らしく仕事しよう
「オフィスカジュアルって難しい!」と思う場合は、とりあえず上記のNGな装いを避けてみましょう。勤務先で目立ったり浮いて見られたりしない装いにするだけでも「仕事の場にふさわしい」オフィスカジュアルにできます。清潔感があって仕事の場の雰囲気を壊さず、仕事の動きを妨げない。それが「オフィスカジュアル」の基本です。基本に沿って、自分なりの「オフィスカジュアル」で、自分らしく仕事をしましょう。
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