絶対受かる、紹介予定派遣!面接成功のポイント&質問対策集

※本記事は2017年6月8日公開の内容に、2026年6月時点の最新情報を加えてアップデートしたものです。
自分に合った企業に納得して入社できる就職スタイルとして人気の「紹介予定派遣」。一般の派遣との違いは、正社員・契約社員などの直接雇用が前提のため、就業前に必ず「面接」があることです。
紹介予定派遣を検討中の方、面接を控えている方に向けて、紹介予定派遣の面接当日の流れや、近年増えている「オンライン・対面」の選考パターン別の対策、よくある質問をわかりやすく解説します。
「紹介予定派遣」面接の基本と正社員採用との違い
紹介予定派遣での面接がどのようなものなのか、まずは全体像をみてみましょう。
紹介予定派遣の面接回数は?
紹介予定派遣の面接は、通常1〜2回で行われることが一般的です。
最長6カ月の「派遣期間(お試し期間)」があるため、事前の面接は1回でスムーズに済ませる企業も多いですが、近年では「1次面接(Web)+最終面接(対面)」のように2回に分けて実施する企業も増えています。全体の選考フローがどうなっているかは企業によって異なるため、応募時に派遣会社の担当者に確認しておくとスムーズです。
紹介予定派遣の面接と、正社員の採用面接の違いは?
紹介予定派遣の面接は、基本的に集団面接はありません。面接官は、人事担当者や現場の責任者など企業によって異なります。
一般的な採用面接では面接結果が「最終結果(採用か不採用か)」となりますが、紹介予定派遣の場合は「現時点で直接雇用のラインまでは到達していないレベル」でも採用の可能性があります。ポテンシャルを見た上での採用も多く、「一旦、派遣期間中の働き方を見て最終判断したい」ということで、人柄ややる気なども評価されることがあるようです。
なお、紹介予定派遣も正社員採用と同様に、適性検査や筆記試験(SPI、性格診断、簡易的な数理・言語テストなど)を実施する企業があります。面接時だけでなく、派遣期間終了直前の最終的な直接雇用を判断する時に実施されることもあるため、事前に市販の問題集などで内容を確認しておくとよいでしょう。
企業によって異なる「3つの面接パターン」と対策
面接が1回の場合も2回の場合も、近年は「オンライン」と「対面」の使い分けが企業によって多様化しています。大きく分けると以下の3つのパターンがあり、それぞれ面接官が見ているポイントが異なります。
| 選考パターン | 概要 | 面接官の視点と対策 |
|---|---|---|
| ① オンライン完結型 | すべてWeb面接(ZoomやTeamsなど)で実施するパターン。 |
【視点】移動の手間がなく効率的な反面、画面越しでは細かいニュアンスが伝わりにくい特徴があります。 【対策】質問に対して「結論からロジカルに答える」など、業務遂行能力をハキハキとアピールしましょう。また、画面越しだと表情が暗く、少しきつい印象を与えがちなので、普段よりも笑顔と柔らかいトーンを意識するのがコツです。 |
| ② 対面完結型 | 従来通り、最初から最後まで企業のオフィスに足を運び、直接面接を受けるパターン。 |
【視点】入退室の立ち居振る舞いや、直接会ったときのリアルな第一印象、社内のメンバーとなじみそうかという「相性」をトータルで見ています。 【対策】 面接中の受け答えはもちろん、受付での挨拶から言葉遣い、姿勢、表情まで、社会人としてのビジネスマナー全般に気を配りましょう。 |
| ③ オンライン×対面の組み合わせ型(ハイブリッド) | 1次面接はWebで行い、最終(2次)面接は企業のオフィスで対面で行うパターン。 |
【視点】企業側が明確に意図を使い分けているケースが多いです。
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組み合わせ型(ハイブリッド)での重要な心構え
もし「1次がオンライン、2次が対面」という選考の場合、面接官は1次であなたの「スキルや実務能力」をチェックし、2次で「本当の人柄や職場へのマッチ度」を確かめようとしています。
オンラインの画面越しではお互いに少し固い印象になりがちですが、スキル面が評価されて対面に進んだら、最終面接ではぜひ「明るさ」や「一緒に働きたいと思ってもらえる親しみやすさ」を意識してアピールしてください。1次と2次で話す経歴の内容に矛盾がないよう、一貫性を持たせることも大切です。
「自宅にPCがない...」「オンライン面接が不安...」という方へ
「オンライン面接と言われても、自宅にパソコンやカメラの環境がない」「そもそもツールを使いこなせるか慣れていなくて不安」という方も少なくありません。
ランスタッドでは、そうした不安をお持ちの方のために、ランスタッドのオフィス(ご登録拠点など)にお越しいただき、現地の環境を使ってオンライン面接に臨んでいただくサポートも可能です。カメラの映り方やネット環境、ツールの操作などをスタッフがしっかりバックアップしますので、環境面で諦める必要はありません。不安な場合は、ぜひ事前に担当のキャリアコンサルタントへお気軽にご相談ください。
面接当日の流れ
紹介予定派遣の面接当日の流れについて、ステップごとにご紹介します。※派遣会社や企業、面接の形式(オンライン・対面)によって、流れや内容は異なります。
1.面接日時の確定
企業での書類選考を通過したら、派遣会社から面接日時の連絡が入ります。当日の形式(オンラインURLか、対面の場所か)、持ち物・服装、派遣会社の担当者との待ち合わせや同席の有無を確認しておきましょう。
2.企業のホームページを確認し、面接準備
改めて企業のホームページを閲覧し、事業内容や企業理念、応募する職種の業務内容を確認して、志望動機を固めておきましょう。ニュースリリースなどで直近の動きをチェックしたり、同業他社と比較してみたりして企業理解を深めます。
3.当日の面接開始前に、派遣会社と最終打合せ
面接のポイントや流れ、気になっている点を派遣会社の担当者に確認します。ランスタッドでは、事前に面接のアドバイスや不安な点の解消を行い、あなたが本来の力を発揮できるようしっかり伴走します。
4.面接本番
まずは聞かれたことに対し結論を簡潔に答え、それから具体例や理由などを付け加えます。全て伝えきりたいと暗記した答えを一気に言おうとすると、話が長くなったり的外れな回答になったりすることがあります。面接は会話のキャッチボールです。面接官の相槌を受けて話を続けるくらいがちょうどよいでしょう。
5.派遣会社より合否結果の連絡(約1週間以内)
合格の場合は最終の意思確認があるため、それまでに自分の意思を決めておきます。万が一辞退する場合には、明確な理由を派遣会社へ伝えましょう。
紹介予定派遣の面接で、よくある質問とその対応(対策集)
面接で聞かれることの多い質問と、その考え方、対応についてご説明します。ご自身の経歴を振り返り、頭の中を整理しておきましょう。
よく聞かれる質問への回答対策
Q:これまでの職務経歴を説明してください
新卒以外の方は、ほぼ全員が聞かれる質問です。時系列、あるいは職務内容でまとめて、時期と勤務先名、業種や職務内容について答えます。短期や単発アルバイトなど期間の短い職歴は、細かく述べなくても大丈夫です。今回応募した業務に関係ありそうなこと、役立ちそうなことはしっかりアピールしましょう。
Q:志望動機は?
なぜその業種、企業、職種を選んで応募したかという理由と、その場所で自分の能力や経験、スキルがいかに貢献できるかを伝えます。社風や福利厚生に関する動機よりも、まずは本業や業務内容について述べましょう。
Q:あなたの長所、短所は?
長所と短所は表裏一体です。短所も、見方によっては長所になりえるものを用意するとよいでしょう。具体的なエピソードも添えられるようにします。
Q:当社のことをご存知でしたか?当社に対してどのようなイメージがありますか?
派遣会社に紹介されて初めて知った場合でも、「もともとこういった仕事/業界に興味があり、御社のことを勉強させていただき、今はこう思っております」というように、前向きに答えます。自分が興味を持った分野、企業の主力商品・サービスやイメージを、自分の言葉で説明しましょう。
Q:何か質問はありますか?(逆質問)
「中途採用者の研修はどういう内容ですか?」など、入社後の自分の姿をイメージした質問で、積極的な姿勢を伝えましょう。経験がある職種での業務内容については、具体的に聞いて構いません。もし質問が浮かばない場合、「本日の面接で業務のイメージが掴めました。ご縁があった際には、着実に業務を覚え、スムーズに貢献できるよう努めてまいります」 と答えるのも一つです。
答えにくい質問への回答対策
Q:退職理由を教えてください
基本的には正直に答えていきますが、例えば「体調を崩して」「家族の事情で」という場合は差し支えない範囲でよいでしょう。人間関係、給与水準など不満があって辞めた場合は、入社後に同様の状態になるのかという不安を抱かせないよう、ポジティブな転職理由(キャリアアップなど)に変換して伝えるようにしましょう。
Q:仕事のブランク期間は、どのように過ごしていましたか?
必要以上に事実を誇張する必要はありませんが、育児や療養などの事情があれば誠実に伝えましょう。その上で、期間中の自己研鑽や、「現在は就業環境が整い、意欲的に働けること」を前向きにアピールします。
Q:これまで、短期派遣(転職回数)が多かったようですが?
企業は、将来的に正社員として雇う人材には腰を据えて働いてほしいものです。「今までは家庭の都合もあり、その時の条件に合った仕事をしてきましたが、この度はしっかりスキルを身に着け、御社に長く貢献したいと思います」というように、過去の経験を前向きな強みとして伝えつつ、長期就業への意欲をアピールしましょう。
Q:紹介予定派遣を選んだ理由を教えてください
「仕事内容を重視して求人を探しており、今回の募集が魅力的でしたので応募いたしました」「御社に興味があり、求人をみていたところ人材会社より紹介予定派遣という形式を紹介されました」というように、雇用形態よりも「企業自身や仕事内容に興味がある」という主旨が伝わると好印象です。
Q:未経験ということですが、どうして応募されたのですか?
未経験の業務でも自ら積極的に学び、適応したいという主体的な挑戦意欲を述べます。 一般的な社会常識やビジネスマナー、これまでの経験で培った汎用的なスキル(PCスキルやコミュニケーション力など)はベースとして持っていることも伝えましょう。
Q:残業が多いですが、大丈夫ですか?
まずは「月にどの程度の想定でしょうか」と具体的な時間を確認してみましょう。その上で「状況に応じて柔軟に対応しつつ、優先順位をつけて効率よく進めるよう努めます」と答え、タイムマネジメント等の自己管理能力をアピールするのがおすすめです。
Q:仕事での失敗経験を教えてください
ここで聞かれているのは、その失敗の原因をきちんと理解して、どう乗り越えたかということです。失敗の大小にかかわらず、自分なりに考えた対応策を実行し、その結果を現在にこう活かしている、というストーリーになっていれば十分です。
Q:今までのお仕事で苦労したことを教えてください
自分が「苦労して学んだこと」「苦労してスキルアップしたこと」について、何がどう大変だったのか、具体的に話します。今まで大きな失敗や苦労はしていないという方は、時間や手間がかかったことに対してどのように工夫したか、などのエピソードを伝えてみましょう。
Q:今までのお仕事で自分に一番合っていると思った(楽しかった)業務を教えてください
過去のこととはいえ守秘義務に気を付けながら、仕事の内容、時期、メンバーや成果などについて具体的に話します。応募している業務に関連性のある内容を答えると、自己PRにもつながります。
Q:ストレス発散方法はありますか?
趣味や特技など、社会人として当たり障りのない範囲で答えましょう。
まとめ
紹介予定派遣は、派遣というスタートではありますが、将来的に契約社員や正社員など直接雇用を視野に入れた大切な就職活動の一種です。
近年はオンライン面接、対面面接、あるいはそれらの組み合わせなど、企業によって選考スタイルは様々ですが、面接を通じてお互いの相性を見極めるという本質は変わりません。
ランスタッドでは、事前の履歴書添削から面接の形式に合わせた対策まで、あなたの就職活動をトータルでサポートします。不安なことがあれば、いつでも担当のキャリアコンサルタントにご相談ください。縁のあった職場で、あなたらしく活躍していきましょう!
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