プロのエクセル活用術「チェックボックス」作成・活用術

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2016/12/26

アンケートなどで選択肢にチェックを入れて回答してもらう、買い物リストなどで四角いボックスに『レ(レ点)』のようなチェックマークを入れて確認するなど、Microsoft Excel(以下、エクセル)のチェックボックスは広く活用できる機能です。チェックボックスの作り方や、文字サイズの大きさの変更方法、入力内容の集計方法などを覚えて、便利な機能を使いこなしましょう!

チェックボックスの作成方法

クリックするとチェックを入れられる「チェックボックス」。このチェックボックスを作成するためには、まず[開発]タブを表示させる必要があります。

チェックボックスを作成する準備として[開発]タブの表示の方法をご紹介します。 [ファイル]タブをクリックし、[オプション]を選択しましょう。

[Excelのオプション]が表示されるので、[リボンのユーザーの設定]をクリックし、[開発]にチェックを入れてOKボタンをクリックします。

これで[開発]タブがエクセルのメインタブに追加され、チェックボックスを作成する準備ができました。

これから実際にチェックボックスの作り方をご紹介していきます。 まずは[開発]タブをクリックします。[コントロール]グループの中から、工具箱のアイコン[挿入]ボタンをクリックしましょう。 表示された[フォームコントロール]の中に、チェックボックスのイラストのアイコンが上段にあります。それが[チェックボックス(フォームコントロール)]を作成するボタンです。クリックしてみましょう。

クリックするとマウスのカーソルが「+」印に変化します。そのままチェックボックスを配置したい場所でクリックするとチェックボックスを作成できます。 今回、「ズッキーニ」の隣にチェックボックスを作成しました。 このシートで9番目に作成されたチェックボックスなので、「チェック9」という文字がチェックボックスの右隣に入っていますが、この文字は後で変更や削除が可能です。

チェックボックスを複数作成する方法

上記のような手順でチェックボックスを作成していきますが、複数のチェックボックスを1つ1つ作っていくのは大変です。 しかし心配は不要です。チェックボックスも通常のセルと同様にコピーすることができます。 最初にチェックボックスを挿入したセルを選択し、右下の角をドラッグすると簡単に複数のチェックボックスをコピーすることができます。 画像では、「ズッキーニ」から一番下の「木炭」までチェックボックスをコピーした例です。 これで簡単に複数のチェックボックスが作成できますね。

フォントの大きさを変更するには

フォームコントロールのチェックボックスの場合、枠の色やサイズは変えられますが、フォントサイズの変更などの書式の設定はできません。

画像のように、文字サイズを大きくしたり、フォントの色を変えたりといったデザインはテキストボックス単体では行うことができません。 そこで、フォントのサイズや色を変更できるテキストボックスを、チェックボックスとグループ化させ、1つのパーツのように見せる方法を紹介しましょう。

書式設定するにはテキストボックスとチェックボックスをグループ化する

まずは先ほどご紹介した手順でチェックボックスを作成します。 その際、チェックボックスにデフォルトで入る文字(この場合「チェック30」)は消しておきます。手順はチェックボックスを右クリックし、[テキストの編集]を選択すれば文字を編集することができるので、削除します。

次にテキストボックスを追加します。[挿入]タブの[テキストボックス]のアイコンをクリックするとカーソルが変化します。 挿入したい位置でクリックすると、テキストボックスを作成できますので、必要な文字を入力しましょう。 追加するテキストボックスは、右クリックで[図形の書式設定]を選び、[塗りつぶし]は「塗りつぶしなし」、[線の色]は「線なし」に設定すると、チェックボックスと並べた時に違和感が少ないのでおすすめです。

次にチェックボックスとテキストボックスのグループ化を行いましょう。 シフトキーを押したまま、チェックボックスとテキストボックスを右クリックして選択してから、もう一度右クリックをして[グループ化]を選択してください。

以上の操作でチェックボックスとテキストボックスがグループ化され、2つのパーツが1つにまとまりました。

フォントサイズと色を変更するには

テキストボックスとグループ化されたチェックボックスをクリックします。 次にテキストボックスの文字列を選択して、サイズや色を変更します。

チェックボックスの選択と、削除・値の変更

チェックボックスを削除するために選択しようとクリックしても、そのままではボックスのチェック(以下、「値」と表現します)がオン・オフに切り替わるだけで選択できません。

削除するにはチェックボックスを選択する必要があります。また、複数の値を一括で修正するには、対象のチェックボックスを選択しなければなりません。 これから複数のチェックボックスを選択・削除する方法をご紹介します。

複数のチェックボックスを選択・削除する

複数のチェックボックスを選択するには、Ctrlキーを押しながらチェックボックスをクリックします。

次に、選択したままDeleteキーを押すと、複数のチェックボックスをまとめて削除することができます。

5個以上のチェックボックスを一括選択・削除する

2~3個であれば上記の方法で削除しても良いのですが、5個以上の大量のチェックボックスをいちいちクリックして操作するのは手間が掛かります。 そこで、効率的な一括選択と削除方法をご紹介します。 まず[ホーム]タブから、双眼鏡のアイコン[検索と選択]を選択し、[ジャンプ]をクリックしてください。

ダイアログボックスが表示されるので、[セル選択]をクリックします。

[オブジェクト]にチェックを入れOK ボタンをクリックしてください。

全てのチェックボックスが選択された状態となります。

この状態でDeleteキーを押せば全削除できます。 チェックボックス以外の消したくないオブジェクトがある場合は、Ctrlキーを押しながら、残したいオブジェクトをクリックして選択の対象から外しておき、その後Deleteキーを押してください。 特定のオブジェクトを残して削除できます。

値をまとめて変更する

値をまとめて変更するには、上記の方法で複数のチェックボックスを選択します。 次に[開発]タブの[プロパティ]をクリックします。

[コントロールの書式設定]というダイアログボックスが開くので、[コントロール]タブ内の[値]でオフにチェックしてOKボタンを押してください。

すると全てのチェックボックスからチェックが外れた状態になります。

入力したチェックをすべて解除したい・外したい場合や、反対にすべてにチェックを入れたい場合も、この方法で入力内容を一括で変更できます。

チェックボックスの操作のポイントは、チェックボックスを目的にあわせて選択する方法にあります。ポイントをおさえてぜひチェックボックスを使いこなしましょう。

キャリアHUB編集部

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