interview35歳・未経験からの熱き挑戦!上を目指し続けるコンサルタントの決意と展望
瀬川 裕也オペレーショナルタレントソリューション 東京スポット支店1課 シニアコンサルタント
- profile
- 東京都大田区生まれ大田区育ち。小学生の時に家庭科の授業で習った料理を家族に作った時、美味しいと喜ばれたのをきっかけに料理人になりたいと思い、高校卒業後、調理師専門学校に入学し調理師免許を取得。料理関係の道に進み10年現場で経験を積み、5年間はエリアマネージャーとなり行っていた。35歳になる2020年3月に新たな挑戦をしたいと思いランスタッドへ入社して現在に至る。
新規以上に、既存先に注力。真心込めた活動が実を結ぶ
単発や1ヶ月未満の短期派遣案件を指すSPOT派遣。瀬川は東京SPOT支店のシニアコンサルタントとして、企業からの求人案件獲得に加え、派遣スタッフのフォローを行っています。
(瀬川)「現在は50社ほどのクライアントを担当しています。新規先への飛び込み営業も行いますが、それよりも既存先との関係構築が大切な仕事です。SPOT派遣活用後のフォローはもちろん、他にもお手伝いできることがないかお伺いしています。とはいってもまだ異動してきたばかりなので、試行錯誤しているところです」
取材当時、瀬川は東京SPOT支店に異動してまだ1か月ほどでした。本格的な営業職も初めてだと話しますが、だからこそ一つひとつ積み重ねることに達成感を覚えています。
(瀬川)「営業職への想いがずっとあったので、ようやく念願が叶いましたね。営業ならではの厳しさもありますが、アプローチしつづけた企業様に喜んでもらえた瞬間は深い喜びがありますね。企業様にぴったりの派遣スタッフさんをご紹介し信頼を獲得することで、次回から募集人数が増えたり子会社の求人もいただけたりと、頑張った分だけ次につながる楽しさがあります」
笑顔で語りながら使命感を覗かせる瀬川。今日もチームのコンサルタント、コーディネーターと一丸となって、クライアントの課題解決に奔走しています。
調理師から人材会社へ。粘り強く挑んだ転職活動
東京都大田区で生まれた瀬川は、生来の人を喜ばせることが好きな性格も手伝い「食で人の幸せを創出したい」と決意。調理師免許を取得したのち、学校給食の調理会社へ就職、調理師として20代を過ごしました。
(瀬川)「入社10年目で、地域の15事業所・150名の社員を束ねるエリアマネージャーになりました。もともと誰かの喜ぶ顔が嬉しくて始めた調理の仕事でしたが、根幹には『人が好き』という思いがあったんでしょうね。現場で働く人々の思いに耳を傾け、人のために動くことは、料理以上に自分の性に合っていると気付きました」
そのまま5年間エリアマネージャーとして働いた瀬川。ある理由から35歳を機に思い切って転職を決意します。
(瀬川)「仕事自体は充実していましたが、キャリアの天井が見えてきてしまったんです。エリアマネージャーを経て人と対話する仕事が好きと気づいたタイミングでもあったので、『営業職をやってみたい!』という気持ちも芽生えていました」
瀬川にとって「入社 =ゴール」ではなく、エリアマネージャー以上のポジションに就けるかどうかも大切な指標でした。しかし、やる気はあっても年齢で足きりになることも少なくなかったとか。努力次第で報酬や昇格が望めるフラットな成果主義を重視し、根気強く転職活動を続けます。
(瀬川)「当初は営業職に焦点を当て、幅広い業界に対して求職活動をおこなっていましたが、次第に興味を抱いたが湧いたのが人材業界でした。人と関わる仕事がしたい私にとって、企業と人材をつなぐ仕事はぴったりだと思ったのです」
瀬川の熱意が通じ、いくつかの人材会社から内定を得ました。なかでもランスタッドの特徴である「透明性の高いオープンな社風」に惹かれて、入社を決めたと振り返ります。
(瀬川)「面接で『とにかく上を目指したいです』と熱く語る私に、丁寧にキャリアモデルを提示してくれた採用担当者の姿が印象的でした。ランスタッドなら評価してもらえるという手応えがあったので、迷いはありませんでした」
晴れて入社した瀬川の初の職場は、試験監督事業部でした。ミスなく円滑な試験運営を進めるために、クライアントとの綿密な打ち合わせが必要なのはもちろん、信頼できる人材の確保が求められます。
瀬川は持ち前のコミュニケーション能力とマネジメント経験を生かし、メンバーの特性を生かした人員采配に貢献しました。
(瀬川)「誰にでも得意・不得意があります。だから、個々の強みを生かし、得意分野で重点的に力を発揮してもらうのが私の方針です。好きなことで成果を上げて感謝されるのは嬉しいですし、自信や働きがいにつながると思います。SPOT事業部に来たばかりですが、同部署でもみんなが働きやすい環境の整備に貢献できたらと思っています」
人の数だけ存在する「理想の働き方」が叶う場所
ランスタッドに来て5年目を迎える瀬川。試験監督事業部とSPOT事業部、2つの部署を経験するなかで感じた「働きやすさ」について話してくれました。(同事業部の他の記事を読む⇒クリック)
(瀬川)「コアタイムのないスーパーフレックス制度が浸透しているので、クライアントワークの多い営業職ながら、かなり融通が利く職場環境だと思います。実際、私も子どもの行事参観で中抜けをしていますね」
一般的に「働きやすさ=休みの取りやすさ」というイメージがありますが、瀬川は有給取得について異なる角度の意見を提示します。
(瀬川)「現代では珍しいかもしれませんが、私は休みよりも『もっと仕事をしたい』タイプなんです。ランスタッドは個々の希望を尊重し、それぞれのワークライフバランスを実現できるから心地いいですね。しっかり休みをとってリフレッシュしたい人、私みたいに目いっぱい働きたい人、どちらも共生できるのが真の働きやすさではないでしょうか」
他にも社員のポテンシャルを引き出す学習支援制度にも利点を感じているという瀬川。オンライン学習システムや、連携している外部スクールの講座を活用しています。
(瀬川)「手厚い学習支援制度のおかげで、人材業界が未経験というハンデを感じたことはありません。ちなみに私はe-ラーニングやオンラインスクール『udemy』などをよく活用しています。講座内容が幅広く、業務上必要な基礎知識から、高度な資格取得に向けたもの、マネジメント能力開発に関するコースまで豊富に用意されているので、必ず自分の素養にあったものが見つかるはずです」(ランスタッドの成長を支える制度を見る⇒クリック)
さらに、ランスタッド最大の魅力は「人」と瀬川は語ります。
(瀬川)「ランスタッド所属のメンバーは良い人ばかりで、心根が優しいと感じています。個を尊重する社風や裁量主義などの特徴から見ると一見“個人主義”にも見えますが、実際は世話好きな人が多いのではないでしょうか。素直に『困っています』と伝えれば、しっかり手を差し伸べてくれるメンバーが揃っています。小さな子どもがいる方や外国の方、障害のある方、みんな等しく自分らしく働けているのも、ランスタッドの土壌があってこそだと思います」(ランスタッドインクルーシブな環境づくりについて見る⇒クリック)
努力した分、評価してもらえるランスタッドの魅力
瀬川はランスタッドの未来に向け、今後はさらに部署間の連携でシナジー効果を発揮できるよう取り組みたいと考えています。
(瀬川)「長い時間をかけて築かれた豊富な部門とノウハウこそがランスタッドの強み。ですから、部署の垣根を越えて『ランスタッドとしてどんなソリューションを提供できるか』という視点で物事を考えていくのが大切ですよね」
実際、瀬川は「単発の求人募集はない」と語るクライアントに根気強く聞き取りを実施し、管轄外である一般派遣の求人を獲得したばかり。「直接的に自分の評価にはならなくても、クライアントの喜びになるようなことならどんどんやっていきたい」と続けます。
(瀬川)「私の座右の銘は『一期一会』そして『一期一縁』です。ご縁あっての出会いですから、私は誠心誠意できることをやるのみ。契約につながれば嬉しいですし、つながらなくても“ランスタッド”の存在を知ってもらえれば御の字だと思っています」
目の前の人に敬意を払い、シニアコンサルタントとして奔走する瀬川。最後に今後のキャリアビジョンを聞いてみました。
(瀬川)「まずは一階級上のプリンシパルコンサルタントに挑戦するつもりです。エリアマネージャーにも興味がありますし、マーケティング関係の部署にも関心があります。さまざまな可能性を見つけられる会社なので悩みますが、私の軸はシンプルです。とにかく上に行くこと(笑)。偉くなりたいというより、自分の力がどこまで通じるか試してみたい気持ちが強いですね」
「努力したらその分しっかり評価してもらえるのがランスタッドの魅力」。瀬川はこれからも自分の限界を定めず挑戦しつづけます。