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ランスタッドは障がいの有無関係なく、フラットに評価してくれる会社|社内公募でコーディネーターに転向、奮闘の日々

湯浅 昭彦オペレーショナルタレントソリューション事業本部 タレントセンター本部 全国お仕事紹介センター 東関東&千葉・さいたま担当 コーディネーター

profile
東京都出身。大学で特別支援教育を専攻し、卒業後千葉県立の特別支援学校2校で教員として従事。教員として就業する最中、大学時代に患った自身の病気が再発し教員を退職。退職後「自身の障害を受容しチャレンジドとして生きていくこと」を決意。障害者就労移行支援事業所での訓練を経て2017年6月にランスタッド入社。首都圏集中プロセスセンター契約センター(CPC)で6年2か月就業したのち、社内公募に合格し現在の全国お仕事紹介センターへ異動。現在、コーディネーター9か月目として日々奮闘中。

特別支援学校の教員を経て、チャレンジド採用でランスタッドに入社

2017年にランスタッドに入社し、全国お仕事紹介センターにてコーディネーターを務める湯浅。千葉と埼玉、東関東エリアの各支店と協同し、派遣スタッフの登録面談対応やアレンジ対応を行っています。また、2024年2月からはタレントスペシャリストに選任され、千葉支店や船橋支店柏課に特化したアレンジ担当としての顔も持ちます。そんな湯浅のキャリアのスタートは特別支援学校での教員でした。

 

(湯浅)「6年間、特別支援学校の教員として働いていましたが、大学時代に患った病気が再発し教員を退職しました。その後、障がい者雇用で働くことを決意し、人と関わる職種であった前職の影響から、人材業界に興味を持ちました。教員時代は障がいのある高校生のキャリア教育や就職に携わっていた経験もあるので、親和性のあるランスタッドに魅力を感じたのが応募のきっかけです」

 

湯浅が入社した2017年のランスタッドのブランドメッセージはgood to know you(あなたに出会えてよかった)」。そう思ってもらえるような人材になりたいと思い、入社。

 

(湯浅)「最終面接を担当してくれた首都圏集中プロセスセンターの部長がとても温かい方で、『出会えて良かった』と思いました。『この方の力になりたい』と思ったのは今でも鮮明に覚えています」

 

公務員と会社員の働き方は違いが多く、慣れるのに苦労したと言います。一方、前職での心構えが今の働き方にもつながっているのだとか。

 

(湯浅)「教員時代は、障がいをチャレンジしない理由にしないことを子どもたちによく伝えていました。自分自身も通常業務で心がけていることです。全国お仕事紹介センターでは、障がい当事者と健常者が一緒に業務を行っているのですが、障がいのある社員に対しても特別視しすぎずにフラットに接してくれるので、私も日々障がい関係なく色々なことにチャレンジして、自分が自分として勝負できる心地よい『居場所』だと感じています。

ランスタッドは障がいのある方を特別視せずに、フラットにみてくれる社風

入社後に配属されたのは、首都圏集中プロセスセンター(以下CPC)。派遣スタッフの更新手続きと終了手続きを担っていました。立ち上げたばかりの部署で、湯浅を含めた障がい当事者である5名と健常者2名のマネージャーでスタートしました。体制が整っていないなかでの業務は、目が回るほど忙しい時もありました。湯浅は障がい者社員のチームリーダーを任されてメンバーにレクチャーする場面もあり、やりがいを感じていたのだとか。

 

(湯浅)「元々私が入社した2017年立ち上げ当初のCPCは首都圏だけの手続きを担当していましたが、2018年途中から全国分を担当するようになりました。障がい者社員のチームリーダーとして、ミスを無くすためのダブルチェックを担当していたのですが、チーム全員がその意識をもちチームワークよく行っていたため、在籍していた6年間でミス等が一度も無く、全国各支店から評価を受けていたのは今でもよく覚えています」

 

CPCでいなくてはならない存在だった湯浅に転機が訪れます。社内公募で全国お仕事紹介センターの募集があり、湯浅は異動を希望したのです。

 

(湯浅)「日々の業務では紙面上で派遣スタッフの契約情報を見ていて、いずれは派遣スタッフの就業のスタートに関わる仕事がしたいと気持ちを温めていました。それを強く意識したのは、社内の『コーディネーター技能全国大会』の動画を見たときです。

コーディネーター役と派遣スタッフ役に分かれ、実際にお仕事紹介をする様子が審査されるものだったのですが、全国優勝者の当時宇都宮中央支店のコーディネーターのロールプレーを観た時に何てホスピタリティ溢れる話し方だろう。圧倒的に派遣スタッフ役の方も惹き込まれている。。この人みたいに派遣スタッフのスタート(お仕事紹介)に直接関わって仕事がしたい!と強く感じました。

また、今まではCPC以外の他部署のメンバーと触れ合うことが少なかったので、CPC以外の社内の方々と交流してみたいとも思っていました。CPCでの仕事をやり切ったと思えた2023年春~夏にかけてのタイミングで、全国お仕事紹介センターへの社内公募があり、「今がチャレンジする時!」と思って思い切って挑戦しました」

 

普段の在宅仕事現場写真.jpg

▲普段の在宅勤務の現場。机上横には離れて暮らす10歳の息子の写真を常に置き、見守られながら、始業前には「父ちゃん今日も頑張るよ!」と気合を入れながら働いています。

 

全国お仕事紹介センターでは、支店が対応しきれない派遣スタッフとの面談や仕事紹介を担当しています。部署は1課が健常者、2課は障がい当事者と分けられていますが、業務内容に差異はなく、他部署では1課と2課の違いを知らない社員も多いのだとか。それだけランスタッドは障がいを特別視せずに、フラットにみてくれる社風があるそうです。

 

(湯浅)「障がいの有無に関係なく働ける職場に、とても満足しています。支店の方々も2課の障がい者だから、と区別することなく一人のコーディネーターとして接してくれます。毎月の目標値をカレンダーに記入しているのですが、健常者のメンバーに負けない気持ちで働いています。

 

業務では注意されることもありますが、それは自分を対等にみてくれている証拠だと捉えています。注意されることはきついというより、むしろ嬉しいですね。受け止めて改善しようという心持ちでいます」

職場見学で業務の知識が深まる

▲東京レインボープライドにランスタッドがブースを出展したときにスタッフとして参加しました。

全国お仕事紹介センターでは、思い描いていた他部署のメンバーとの交流が叶ったそうです。

 

(湯浅)「毎日の業務で支店のコンサルタントとやり取りをしていて、見たかった世界を見ることができています。担当している支店のコンサルタントの方と社内イベントがきっかけで食事に行ったり、東京レイボープライドに自分から手を挙げスタッフとして参加したり、またランスタッドがスポンサーを務める横浜F・マリノスのイベントでお会いしたりしています」

 

普段は完全リモートワークをしていますが、ときどき支店のコンサルタントからクライアント訪問に同行しないかとお誘いをもらうのだそう。

 

(湯浅)「職場見学同行は、実際に派遣スタッフが働く職場をよく知れる機会です。職場見学に同行させていただくことで派遣スタッフに割く時間が減ってしまいますが、変え難い経験になっているので、できる限り参加するようにしています。特に、私が住んでいる場所は自分の担当エリアから近いので、優先的に行かせていただけてそこは個人的にラッキーと感じています(笑)

 

実際に派遣スタッフに仕事を紹介するときに、自分が実際に見てきた生の体験や環境面をお話できるので、お仕事紹介にプラスアルファの説得力が加わると思います。支店のコンサルタントの生の声もとても参考になりますし、オフラインで情報交換をするのもとても貴重な経験と捉えています」

 

異動してから多くの経験を積んで、成果を出している一方で、一人の人が入社することの難しさも感じているのだそう。

 

(湯浅)「コンサルタントに派遣スタッフの推薦をしても、100%入社に至るとは限りません。人手不足な世の中なので、派遣スタッフはほかの会社でも仕事を紹介してもらっている可能性もあります。しかし、ベストを尽くしたいので、コンサルタントに派遣スタッフを推薦するときはスピードを意識しています。

 

一方、難しい案件があるのも事実です。時間を割くほど、ほかの派遣スタッフに対応する時間が減ってしまいます。時には「無理なら無理」と割り切るのも大切だと考えています」

 

現所属部署の上司のコーディネーターとしての上達に終わりはないという言葉を肝に銘じ、すべての候補者を自分の思った通りに入社させられるとは思わないようにしていると言います。

「自分の満足できるところまでランスタッドで成長を続けていきたい」

▲CPC時代の2017年入社の同僚との飲み会。熱く語り、楽しく切磋琢磨してきた同志です。自分がCPCを離れた現在も親交があります。同じ社内の仲間は大事!!

今後の目標について聞くと、転職しないことだと教えてくれました。

 

(湯浅)「普段の業務では人に新しい仕事を紹介していますが、私自身の目標は『これ以上転職しないこと』です。コーディネーターの仕事はとても楽しいですし、もっと成長したいという気持ちでいます。シニアコーディネーターやプリンシパルコーディネーターなど目指すべき場所はあるのかもしれませんが、役職にとらわれずに、自分の満足できるところまでランスタッドで成長を続けていきたいですね

初志貫徹ではないですが、「あなたに出会えてよかった」「湯浅さんに粘り強く話を聴いてもらえて就職が叶いました、お陰様で今も継続就労できています」という派遣スタッフを一人でも生み出していくことが、私を突き動かす何よりのモチベーションや喜びですので、それを追い続けられる存在で在りたいんです。

 

ランスタッドに向いているのは、ポジティブな人だと湯浅は言います。

 

(湯浅)「ランスタッドはとてもポジティブな人が多い会社です。人材業界が初めての方でも、ポジティブなマインドがあれば、どこの部署でも歓迎されると思います」

 

最後に、ランスタッドに障がい者採用で入社を検討している方へ、次のようなメッセージを語ってくれました。

 

(湯浅)「ランスタッドは障がいの有無に関係なく、まわりの方がフラットに接してくれます。仕事でミスをすれば注意されることもありますし、相手に貢献できれば感謝の言葉をかけられるときも。障がいで差別をされませんし、仕事に障がいを持ち出されることもない環境が整っています。

  

ですが、一方でランスタッドは社内の変化がよく起こり得る会社です。私自身もこの7年間社内変化にその都度順応したり、ときには妥協したり折り合いをつけたりしながら今日まで働いてきました。

 

障がい者枠であっても社内の変化により、仕事内容に影響が出ることがあると思うので、変化をポジティブに受け止められる人であれば活躍できると思います。

 

一人でも多くの方がランスタッドに新たに加わり、いつか一緒にお仕事ができることを私は望んでいますし、それを楽しみに現場でお待ちしております。」

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