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新卒必見 京大出身者に聞いてみた 人材会社の社会的意義と魅力

藤嶽 舞香スタッフィング事業本部 大阪SPOT課 コーディネーター 藤嶽 舞香

profile
ランスタッドの派遣スタッフからコーディネーターへ。社会人経験ゼロからのスタートでも、チームのメンバーに支えられ成長を実感。 コロナ禍で大学が休校しランスタッドの登録派遣スタッフとして働いていた藤嶽舞香。今は社員として単発で働くスポットジョブのスタッフを支えています。

ランスタッド登録派遣スタッフからの転身

藤嶽「ランスタッドでは幅広くお仕事をさせていただきました。チラシやティッシュ配り、化粧品工場での作業、手芸屋さんの品出し、住宅展示場の案内受付や学会のアナウンス補助まで。軽作業からスーツを着るカチッとしたお仕事まで、いろいろ経験しました」

藤嶽は派遣で働きながらも、コロナ禍が収まれば大学に戻り学びを継続するつもりでいました。しかし休校が明けても授業内容はコロナ以前とまったく違ってしまい、通常通りの授業に戻る気配がありません。

藤嶽「これではせっかく大学に通う意義がないかなと。一回は大学を卒業しているので、無理して続ける必要もないと思い就職活動をすることにしました。新卒ではないのでハローワークに行って就活の仕方を聞いたら、『職務経歴書を作ってください』と言われたんです」

正社員として働いた経験がなかった藤嶽は、ランスタッドの担当者に連絡。就活をしたいので、これまでランスタッドで派遣として携わってきた仕事の履歴を出してもらえないかと相談したのです。すると、ちょうど大阪SPOT課でコーディネーターを一人募集しているので応募してみないかと、担当者から声をかけられました。

藤嶽「いろいろな派遣会社に登録していましたが、ランスタッドには一番クリーンなイメージを持っていました。お給料の未払いや残業代の振り込み忘れもなかったし、問い合わせをしてもちゃんと電話がつながるので安心感もありました。その会社で事務系のお仕事ができるならありがたいなと思って、受けることにしたんです」

藤嶽は当時、派遣スタッフとして3カ月ほどコールセンターで働いていました。その優秀な働きぶりを評価した派遣先の上長から、ランスタッドの担当者に藤嶽の良い評判が伝わっていたのです。

藤嶽「もしかしたらそれもあって声をかけてくれたのかもしれません。単発のお仕事とはいえ、その日限りではなく意外とその先につながってる。日々頑張ってよかったなと思います」

単発の仕事に助けられたから。同じ状況にいる人のために

こうして藤嶽は、単発・短期派遣を手掛けるスポット事業本部にコーディネーターとして入社。コンサルタントが依頼を受けた派遣のお仕事に、実際に派遣されるスタッフをマッチングするのがコーディネーターの役割です。

藤嶽「たとえば『A工場で日々3人ほしい』というお仕事なら、そのA工場に行く3人を決めます。業務や時給などの募集情報を掲載して応募者の中から採用する場合や、一人ひとりにお電話で声かけをしたり。大人数の募集で集まり切らない場合は、駅から送迎を出そうかなど働きやすい条件を考えたりもします」

コーディネーターは、とにかく仕事の日までにスタッフをクライアントにご紹介しなければなりません。「急きょ明日必要!」というケースもあるため、激動の毎日を送っているそうです。

藤嶽「そういうときは話が来た瞬間に募集の形態を作り『急募!』『時給UP!』と募集を上げつつ、同時並行で登録スタッフにお電話をかけていきます。その日にお仕事を希望していた方や先週の同じ曜日にお仕事をしていた方など、就業できそうな方から順にお電話をかけて、かけて、かけて……(笑)」

電話は5分に1回のペースで鳴り、1日100件200件とかけることもざら。以前はあった電話に対する苦手意識も、この仕事をはじめてからが無くなったといいます。藤嶽がそんな毎日にやりがいを感じるのは、自分自身がランスタッドのスポットジョブに助けられたように、それを必要としているスタッフがいるから。

藤嶽「一度大学を卒業してから次の大学に入学するまでの期間、祖母の介護のために急に病院の予定が入ったりする状況でした。1カ月前からシフトを出すような仕事は到底できず、ギリギリ明日・明後日の予定なら立つかなという状態。それでも働けたのは単発のスポットジョブがあったからです。同じように明日・明後日の予定くらいしか立たない方がいると思うので、それでも働ける環境があるのはとてもいいことだと思う。そこが私のモチベーションになっています」

これほど人間関係に恵まれた職場は他にない

自身の派遣スタッフとしての経験から、単発派遣のお仕事のありがたさや不安を感じる点も、身をもって知っています。

藤嶽「スタッフのフォローをする時にチーム内で『こういう連絡をしてあげると安心すると思う』と話をすると、同僚から『元スタッフはそういうところに気づくんだね』と言われたり。派遣スタッフだった経験も役に立ってると感じます」

大阪SPOT課は神戸SPOT課との合同チームで日々の業務を進めています。朝9時から常時ビデオ通話をミュートでつないだ状態でそれぞれが作業を行い、何かあればいつでも気軽に話しかけられる距離感で協業しているのです。

藤嶽「コンサルの方も営業まわりが終わった後に私たちが残っていると『手伝いますよ』と入ってきてくれて、みんなで早く終わるようにしてくれたり。かなりチーム力が強いと思います。日によってバタバタすることもあるけど、『急に依頼きたよ〜』とか言いながらそれも含めて楽しんでますね。周りの人たちがみんな明るく雰囲気が良いので力をもらってます」

これほど人間関係に恵まれた職場は他にはないと思う。そう藤嶽はいいます。チーム内でコーディネーターとコンサルタントの垣根を超えたチームワークがあり、大変なことはメンバー内で分担。協力して業務を乗り切ろうという空気ができているそうです。相談しやすい環境や頼れる先輩、ロールモデルとなる女性が存在することも働きやすさにつながっています。

藤嶽「フレックスなので私は10時から出勤していますが、お子さんがいる方は朝8時からお子さんが帰ってくる時間まで時短で働いたり。その方はランスタッド歴が17年くらいあって、イレギュラーなことが起きても臨機応変にアドバイスをくれたり、『うわ〜』となってる時も『もうちょっと力抜いて大丈夫だよ』と言ってくれたり。楽しそうにお仕事をして時短でも結果を残してるし、子育ても楽しそうですごくいいなと思います」

ずっと働き続ける未来を思い描ける会社

藤嶽が自らふ化させて育てた鶏と一緒に

藤嶽「ライフスタイルが変わっても、フルタイムじゃなくなったとしても、会社に貢献していけるのは素敵ですよね。ランスタッドは、そういう人も受け入れる器がある会社です。自分のライフステージが変わってもこのままい続けられると思わせてくれます」

いつかは庭のある家を買い大型犬を飼いたいという夢を抱く、動物好きの藤嶽。在宅ワーク中も足元にはペットのうさぎがくつろいでいるのだとか。まだ社会人としての一歩を踏み出したばかりですが、いつか訪れる未来を思い描きながら、この1年で大きな成長を遂げています。

藤嶽「募集の掲載情報の書き方やキャッチコピーの付け方で応募の集まり方がまったく違うんです。はじめは依頼書の内容をそのまま書くことしかできなくて、でも自分もその企業のことを知らないからそれ以上のことができなくて。最近は『社員さんが優しい企業です』などと情報を付け加えられたりして、掲載内容の解像度が上がってきていると思います」

「ウォーターサーバーがある」「金髪OK」など、表には出ていない情報をストックしている藤嶽。コンサルタントやリピートしているスタッフから聞いた話をメモして、企業ごとにまとめて管理しているそうです。そういった情報を募集内容に盛り込むことで応募が集まりやすくなり、効率化と紹介数という実績にもつながっています。

地道な努力を続け、単発で働くスタッフを支えていく毎日。藤嶽はランスタッドでのどのようなキャリアを思い描いているのでしょうか。

藤嶽「正直、あまり『出世したい』みたいな欲はありません。でも自分が入社した時の先輩のように聞かれたことに答えられる先輩になりたい、同じように教えられるようになりたいと常々思ってます。ランスタッドは中途入社の方が多いけど、私は何も知らないゼロからのスタートだったので、その分伸び代が大きいかなと勝手に思ってます(笑)」

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