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後追いから全国トップへの飛躍 - 私の人材業界でのキャリアチャレンジの軌跡と意義

芳賀 康仁スタッフィング事業本部 新宿支店 プリンシパルコンサルタント

profile
大阪府出身。大学卒業後2016年に営業職としてランスタッド株式会社に新卒入社。入社から一貫してスタッフィング部門の新宿支店にて主に事務の長期派遣を担当。

高校生時代の人生を変えた出来事 経験からの使命と成長の道

新宿支店2課の課長 砂川真志さんと一緒に

高校生の頃、父親が経営していた会社が倒産するという憂き目にあった芳賀康仁。高齢の父親が再就職に苦労する姿を目の当たりにしました。

(芳賀)「障がいを持つ兄も仕事探しに苦戦していたこともあり、人材業界に絞って就活をしました。仕事を紹介することで、父や兄のように困っている人たちのサポートをしたいという思いが強くあったんです

 

その中でも、長期的に人と関わることで自分の存在価値を感じることができる人材派遣に興味を持ったと言います。そんな芳賀がランスタッドに入社を決めた理由は、面接で感じた人柄の良さと働きやすい雰囲気でした。

 

(芳賀)「面接官の方々が私の経験や価値観・考え方を否定せず、笑顔で『いいね!』と肯定してれました。それまで他社では『そんな甘い考えじゃ駄目だ』と否定されることが多かったんです」

 

芳賀は晴れて希望を叶え、新卒で人材派遣のコンサルタントに。新卒研修を終える際に実施されたペーパーテストでは満点1位を獲得し、順調な滑り出しに思われました。

 

(芳賀)「でも実務になると『思い』や『知識』だけではやっていけません。派遣スタッフをサポートしたいという思いだけでなく、クライアントのご要望もキャッチアップしないと成果に結びつかない。両方の希望を満たさなければならないというのは、入社前のイメージとのギャップで苦しみました」

 

同期の仲間がどんどん成長して評価されていく中、芳賀の1年目の営業成績は同期の中で最下位。飲み会の席での会話で給料に差がついていると気づき、苦しい思いをしていたと言います。

「できない理由」を並べていた新人を変えたきっかけ

同じく新宿支店2課コンサルタント 菊地将孝さんと一緒に。菊池さんは芳賀の紹介でリファラル入社しました。

圧倒的に人と接する機会が多い人材業界。自分と同じような価値観や考え方の人しか周囲にいない学生生活を終えたばかりの芳賀にとっては、戸惑うことも多かったようです。

 

(芳賀)「派遣スタッフは自分より年齢が高い人たちばかりで、50代・60代の方々と接することもあります。まだ1年目のときは自分の勉強不足でお叱りを受けたりして。今は百人百通りの考え方や価値観に触れられることがこの仕事の面白さとも感じますが、当時は自分と考え方や価値観が全然違う人と関わることに苦戦しました

 

新卒の頃の自分を「手を動かさずに頭で考えていた」と振り返る芳賀。同期の仲間は当時の芳賀のことを「できない理由をあれこれと並べるタイプだった」と表現するそうです。
そんな芳賀が変わるきっかけとなったある出来事が、3年目にありました。

 

(芳賀)「自分のチームに、年間100成約以上という成績を残す優秀な方が入社されてきて。その姿を見て、単純に『かっこいいな』と思いました。その方は自分と違って何でもがむしゃらに『とりあえずやってみる』というタイプ。私もそのスタンスを真似しはじめてから、少しずつ変わってきたと感じます」

 

優秀なコンサルタントの営業に同行させてもらったり、派遣スタッフとクライアントのお顔合わせに同席させてもらったり。実際に仕事ぶりを間近で見る機会を得た芳賀は、そこで自分の仕事の進め方との違いを思い知ります。

 

(芳賀)「顔合わせ前に派遣スタッフと一度しっかりと話をして、どういった性格の方なのかを予め理解した上で準備を進めていました。私はそれまで派遣スタッフに事前に連絡をしていなかったので、きちんとコミュニケーションを取っていたことが一番記憶に残っているところです」

 

優秀な先輩の取り組み方を真似したり、ビジネス本や講演会などで成果を残している方々のマインドを学んで取り入れたり。同期の仲間たちに追いつき、いずれは追い越したいという思いを抱いていたそうです。

人材派遣コンサルタントの存在意義

サービス内容で同業他社との差別化が難しい人材派遣サービス。コンサルタントの対応や熱意がクライアント企業の業者選定基準になりやすいという一面があります。芳賀は挨拶や感謝・謝罪をきちんとするといった誠実さと、スピード感のある対応、明るく穏やかな態度を心掛けてきました。

 

(芳賀)「多くの優秀な先輩方を参考にさせていただいて、自分の営業力やコミュニケーション能力も上がっていると思います。法律やコンプライアンスについてなどは、研修のお陰で知識レベルも上がっている。初期の私のレベルが低すぎたかもしれないですけど、自分でも成長していると感じます」

 

新卒時に同期で最下位だった芳賀は、今や全国1位の成績で表彰されるまでに。派遣スタッフやクライアントの丁寧なフォローを心掛け、お叱りを受けるようなこともほとんどありません。

 

(芳賀)「派遣スタッフやクライアントから『ありがとう』と感謝されたり、目標を大幅に達成したりする時はやりがいを感じます。営業は目標や実績が目に見えるので、それがモチベーションの維持や向上にもつながっています」

 

仕事の紹介を通して感謝の言葉をもらえるコンサルタントという仕事。クライアントにはランスタッドでなければ巡り合えなかった人材を、候補者にはランスタッドでなければ就業できなかったお仕事を。そうやって企業様と候補者をつなげることが存在意義だと感じています。

 

(芳賀)「入社した頃思い描いていた『困っている人を助けたい』という思いは叶えられつつあると思います。困ったことがあっても直接就業先に言えなかったり、相談できなかったりする派遣スタッフはたくさんいらっしゃいます。彼らに近い存在として、悩みを聞き代弁する。そしてより良い労働環境を整えていただいて、双方Win-Winの形を作れるのも存在意義です」

次世代のリーダーを目指して

次期課長候補として期待される芳賀。このまま課長職・マネージャー職へとステップを踏み、マネジメントする立場に昇っていきたいと考えています。後輩の指導や教育に携わる機会も増えてきました。

 

(芳賀)「後輩たちが私が伝えたことを役立てて成果を残していく姿にやりがいを感じることができたので、そうやって『個人だけでは作れない成果』を残していけたら面白いと思っています」

 

芳賀は先日、「次世代マネージャーミーティング」に参加しました。これはプリンシパルコンサルタントだけが参加するプログラムで、マネジメントに必要なスキルの向上を目指しています。(ランスタッドのキャリア形成プログラムについてみてみる⇒クリック

 

先日は「仮マネージャーとしてどうやってターゲットを達成するか?」という課題が与えられ、戦略を練って実行するという工程を実際に経験しました。

 

(芳賀)「メンバーに思いを伝え実行してもらうというのは、とても難しいと感じました。いろいろな人がいて、すぐに『わかりました』と動ける人もいれば、『なぜそれをやるのか』という理由を説明して納得すれば動く人、結局最後まで動かない人もいます」

 

さまざまな考え方を持つメンバーがいるのはもちろん、違う国籍・文化的背景を持つメンバー、障がいを持つ社員など、ランスタッドでは多様な人材が活躍しています。多様なメンバーを束ね、マネジメントしていくスキルを磨いていくのは並大抵なことではありません。

 

(芳賀)「あの時、自分がもし実際にそれを実行して成果を残し、その姿を示していれば、また結果は違ったのかなと感じています。指示するだけではなくてプレイングマネージャーとして自分も実際に行動し、背中で見せる課長になれたらいいなと思っています」

 

まだあまり先のことまでは見据えられないという芳賀。それでもステップアップを目指し、英会話の勉強にも取り組んでいます。グローバル企業であるランスタッドには外国籍の役員が多く、いつかはそういった人たちと直接会話ができるようになりたいという思いがあるそうです。

 

(芳賀)「ランスタッドは公募制度が充実して、いい意味でも悪い意味でもやる気次第。やる気があればどこにでも手を上げられるけど、逆にやる気がなければずっとそのまま。そういうところは外資っぽいですね」(ランスタッドの社内公募制度について詳しく見てみる⇒クリック

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人材派遣(スタッフィング)教育・評価制度新卒採用社内公募
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