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経験を糧に確立させたマインドセットで、ONとOFFのバランスを保ちながら築くキャリア

尾柏 健スタッフィング事業本部 東日本本部 北日本エリア 仙台支店 委託事業所 事業所長

profile
地元の公立高校卒業と同時に学生結婚、2人の子を持つ(現在はシングル)。私立大学卒業後、自動車メーカーディーラーに就職。今でも多趣味で、釣り、キャンプ、フットサル、ゴルフ、食べ歩き飲み歩きで毎日忙しい日々。

さまざまな業務で培った経験が、今のキャリアを築き上げた

これまで尾柏が歩んできた道のりは、入社1年での退職や飛び込み訪問販売のセールスなど、ランスタッド入社までに紆余曲折を経ています。

 

(尾柏) 新卒で自動車ディーラー、カー用品メーカーの営業職などいろいろ経験しました。他にも企業の経営マネジメントに関わる側の仕事に就いたこともありました。その後転職してワーカーから出直してさまざまな仕事を経験してみたくなり、他派遣会社のBPO案件のスタッフとして就業後、委託業務の運営管理経験を活かそうとランスタッドに入社しました。

 

さまざまな業務を経て得た経験の中でも、経営マネジメントに携わっていたころの経験が、現在の業務に活かされていると尾柏は言います

 

(尾柏 ) 当時は従業員の生活を背負っているというプレッシャーがストレスというか、恐怖につながっていったんだと思います。今ではこの経験があったからこそ、事業所長としてセンターの処理計画・実績進捗管理や収益コントロール、クライアントへの営業推進活動など、スタッフの雇用確保に対する責任の意識がより強くなったと感じています。

Have a fun!の精神を役者のつもりで演じていると、いつか嘘から誠になる

東北6県と新潟管内約60営業所でそれぞれ行っていた事務処理を1カ所に集約することをミッションとした、クライアント社員、他委託会社を含めると100名以上のスタッフが働く大規模センターの事業所長として活躍している尾柏。日頃、心がけていることがあると話します。

 

(尾柏)事業所長って、良くも悪くもそのセンターのカラーを映す鏡だと思うんですよね。自分の態度がそのままセンター全体に伝播すると思っているので、常に一定の態度で楽しく過ごしてるように見えるように心がけてます。Have a fun!の精神です。自分を見てたらイライラしてるのがバカバカしくなる!と思ってもらえたら、僕の勝ちです(笑)

 

「Have a fun!の精神」「仕事を楽しむ」といったマインドの切り替えを実践している尾柏は、次のように続けます。

 

(尾柏) “自分は役者” と思うようにしています。仕事の時は本当の自分じゃない、演じてるだけなら何でも受け入れやすくなると思うんですよね。それと不思議なもので、嘘でも仕事を楽しんでるように演じてると、いつの間にかそれが自然体になってくるんですよね。

周りに期待をしないプレイヤー志向からの脱却。マインドセットで得たものとは

オンサイト正社員の働き方は、企業先に常駐するという特性上、会社への帰属意識やエンゲージメントを維持するのが難しいと言われます。

 

(尾柏)普段離れてる支店や上長との情報共有や連携、報連相が大変だというイメージがありますが、実はあんまり難しさとかは感じたことないんです。手段はたくさんあって、電話もメールもチャットもありますからね。わからなければ聞けばいいだけ、むしろそういうのを難しくしているのは自分自身だと思っています。何かあれば連絡はすぐできますし。支店のミーティングにも自分から参加でき、会社や支店からの発信や動きなども比較的把握しやすい環境です。支店のイベントにも毎度招待され、参加しているのでコミュニケーションもスムーズですし、ほんとに良くしてもらってるので困ることはありません。

 

このご時世、その気になればいくらでも情報は得られるし、コミュニケーションも図れる、つながることもできると言う尾柏は、ワークライフバランスの実現に向けた取り組みについて話してくれました。

 

(尾柏) 実はもともと、仕事とプライベートのON/OFFが下手な人間なんです(笑)。昔は休みの日もずっと仕事してたり考えごとしてたり。でも最近変わりました。OFFは仕事のことを一切忘れて楽しんで、趣味に忙しいです。事業所の同僚(部下)社員やスタッフの皆さんが優秀なので、安心して仕事を任せられるようになったのがきっかけになって変わったことが一番大きいです。全部自分1人でやろうとするのを辞めました。もっと人に頼ろうって。今では僕がやる方が危ういくらい周囲に頼っています。感謝しかありません。

 

それまで全部自分でやろうとしていた理由を、次のように語る尾柏。

 

(尾柏) 教えてる時間よりも自分でやってしまった方が早いし正確、そんなふうに考えていました。そもそも、あまり周りに期待をしない孤軍奮闘タイプのプレイヤー志向だったので。

でも、今の事業所長という立場になって人を動かすマネジメント側の意識を持つようになると、これは違うなと。それを機に考え方を変えました。さらに、ただ期待するのではなく信頼しようと思って。そのマインドセットで得たものは、より俯瞰して物事が見えるようになったというか、全体が把握しやすくなりました。それと自分の時間の使い方も以前より上手くなった気がします。

「こうなりたい」とかあまり考えない。「結果、こうなっていた」がいい

そんな尾柏がめざす未来、そして今後描くキャリアプランとは。

 

(尾柏) 誰かの記憶に残るような仕事をしていきたいです。そのために日々自己研鑽していきたい。キャリアプランについては、自分のキャリアにあまり目的意識を向け過ぎてしまうと、本来あるべき姿から外れてしまいそうで嫌なのであまり考えないようにしています。

結果として、誰かに評価されたりキャリアがついてこればいいなと。「こうなりたい」というより「結果、なっていた」がいいです。

 

最後に、オンサイト正社員にチャレンジしようと思う人へ、向いてると思う人物像、そして求められるコンピテンシーについて、次のように尾柏は語ります。

 

(尾柏) オンサイト正社員だからこうでなきゃとか、これが長けてるといいとかはあんまりないのかなって気がしています。どんな仕事をするにも、取り組むための姿勢は一緒だと思うので、目の前の仕事にしっかり向き合える方がいいと思います。

僕が社会人として大事にしていることで言えば、「ナンノタメニ」「attitude」「おもいやり」の3つです。目的意識を明確にして、常に一定の態度を保ち、ホスピタリティマインドをもって仕事できたらいいですね。

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オンサイト(顧客常駐)社員働くパパ北海道・東北自分らしさ
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