interview営業部門一筋から社内公募でIT部門へチャレンジしたプレイングマネージャー|別部門での経験から得たこととは?

田畑 優オペレーショナルタレントソリューション本部 横浜支店 1課 支店長
- profile
- 北海道千歳市出身。高校卒業後、カーディーラーに就職。その後、派遣スタッフとして収入を確保しつつ、冬は日本で山ごもり、夏は南半球での山ごもり生活を数年間経験。2003年にランスタッド(旧フジスタッフ)に再度登録し、派遣就業を再開。当時の札幌支店長にご縁をいただき、2006年に正社員として入社。
スノーボーダーから派遣の営業社員を経て、ランスタッドに入社

横浜第1支店にて支店長を務める田畑。20年近くのコンサルタント経験を持ち、現在もコンサルタントとして営業プレイヤーとして活動しながら、チームをまとめるマネージャーでもあります。
田畑は北海道出身。高校を卒業後、自動車ディーラーに入社しました。その後、スノーボード中心の生活を送り、約4年間「山ごもり」をしていたのだとか。心ゆくまでスノーボードを楽しんだあとは、ランスタッドの前身であるフジスタッフに派遣登録し、派遣社員としてケーブルテレビの営業をしました。
その際にランスタッド(当時のフジスタッフ)の支店長から、正社員の打診があり、快諾。以降、ランスタッドでのキャリアがスタートします。
(田畑)「スノーボード中心の生活をやめたあと、正社員のお声がけをいただいたとき『今度は派遣社員をサポートする側にまわりたい』と自然に思いました。また、派遣社員として働いた経験から、サポートするイメージができたのも入社の理由です」
入社から約10年間、札幌支店や新宿支店でコンサルタントとして経験を積みました。新宿支店と日本橋支店時代にはマネージャーも務めました。
社内公募を活用し、営業部門からIT部門へチャレンジ!

長い間コンサルタントとして経験を積んでいた田畑に、転機が訪れます。社内公募で、IT部門での新規プロジェクトのトレーナー職を募集していたのです。田畑はこの社内公募に手を挙げ、期間限定でプロジェクトへの参加が決まりました。
(田畑)「ずっと営業部門にいた自分にとって、これからも同じ部門にいるのは視野が狭いように感じていました。せっかくなら、関わったことのない部署でチャレンジしたいと思っていたんです。そんなときに社内公募があったので、手を挙げました。
ゆくゆくは営業部門に戻ってきたいと思っていたので、プロジェクトが期間限定というのも自分の希望に合っていました」
社内公募で選ばれた理由を「現場での経験」と「マネージャーの経験」ではないかと自己分析します。
(田畑)「新しい部署では、トレーナーとしてプロジェクトを引っ張っていく必要があるため、これまでのマネージャー経験を評価いただけたのだと思います」
プロジェクトへの参加は、今まで関わりがなかった方々との交流が印象的だったと語ります。
(田畑)「国外にある事業所の外国籍社員や、IT部門の社員など、これまで交流できなかった方と仕事をしました。営業として人材に関わってきましたが、別の視点で人材の仕事を捉えられるようになったと思います。プロジェクトでつながったIT部門の社員とは、今も仕事で相談しあう関係です」
プロジェクトへの参加期間中は、オランダやシンガポール、インドなどさまざまな国の事業所とオンライン上でやり取りをしていました。国外にある事業所の社員が、来日の際に対面したときも「自分の知らなかった新しい世界があった」と思い返します。
(田畑)「プロジェクトの参加を通して、外資系企業への理解が深まりました。さまざまな国籍のスタッフが働く職場の雰囲気を体感できたことが、今の部署でも活きていると思います。現在所属している横浜支店は、グローバル企業のお客様と多く取引しているので、お客様の企業での働き方に対する解像度が高くなりました」
年に数回ある正社員登用に大喜び

IT部門の職務に一区切りをつけ、、田畑の希望もあって、横浜支店へ異動。現在はコンサルタント兼支店長として携わっています。
仕事で嬉しさを感じるのは、派遣スタッフと企業と働き方がマッチして、正社員登用につながったとき。期限が決められている人材派遣で、数は多くはないものの、年に数件が正社員登用につながります。
(田畑)「ある大手食品メーカーさんに初めての人材紹介で、20代の女性を紹介させていただきました。その方はずっとネイリストをされていて、それ以外の職業経験はありませんでした。派遣期間中はフォローを私が担当していたのですが、途中でIT部門への異動があり最後まで見届けることができなかったんです。その後、次の担当者からその方が正社員登用になったと聞き、とても嬉しかったですね。優良企業なので、待遇が良くなったと思いますよ」
マネージャーとしてやりがいを感じるのは、新しい企業との取引が開始したとき。「横浜には多くの優良企業がある」と語り、メンバーと話し合いながら新規のお客さまへ営業し、実際に取引開始までつながるとチーム全体で盛り上がる雰囲気があるそうです。
さらにチームをまとめ上げるために、メンバーの経験に応じてサポートの仕方を変えることを心がけていると言います。
(田畑)「経験が浅いメンバーには、自身のプレイヤー経験に基づいて、一つ一つ段階に分けて丁寧に教えています。私はプレイングマネージャーなので、速度を合わせながら伴走しているイメージです。一方で経験のあるメンバーには、アウトプットだけを求め、多くの部分は信頼して任せています」
派遣スタッフやお客様に新しい世界を見せてもらえる仕事

部署に所属するメンバーの営業経験はさまざま。経験が長い人も短い人も良い雰囲気のなかで働くには、それぞれが自走することが大切だと考えるため、一人ひとりが自走できるようなマネジメントを心がけていると語ります。
同時に、プレイングマネージャーとしての難しさも痛感。日々の業務のなかで、マネジメントだけに集中できない歯がゆさも感じるのだとか。隙間時間に書籍や動画で、自己研鑽に励みます。
ランスタッドには働きやすさを実現するための制度がたくさんありますが、田畑がよく活用するのはリモートワークです。出社する日がほとんどですが、月に数回は家で業務を行ったり、お客様の企業への訪問に伴い外出先で作業したりと臨機応変な働き方をしています。
休日は趣味の古着集めや洗車、家族との外出などにあて、リフレッシュします。
最後に、ランスタッドに入社を検討している方へ、次のようなメッセージを語ってくれました。
(田畑)「派遣スタッフの方は、英語をつかった貿易業務やマーケティング業務、人事採用などさまざまなスキルを持っている方が多く、とても優秀な方ばかりでいつも刺激をもらっています。そんな方々と一緒に仕事をしていると、勉強になることが多いです。また人材派遣を通して、さまざまなクライアント企業のカルチャーも知ることができます。新しい世界に触れることに興味を持てる方にとって、とても魅力的な環境だと思います」