interviewたった30文字で、誰かの人生が動き出す。言葉とデータで出会いを生み出す「派遣の入口」担当者の挑戦

菅原 美帆タレントセンター事業本部PTS東京グループ2課 シニアコーディネーター
- profile
- 寅さんで有名な葛飾区柴又出身! 大学卒業後、エステサロンで7年 →某派遣会社で販売職コーディネーター3年 →2020年にランスタッドに入社。
接客業から人材業界へ。転機は「その経験、もったいない」の一言
求人の文章は、ただの情報ではありません。たった30文字のキャッチコピーが、誰かの「クリックする/しない」を分け、その先の未来まで左右します。
派遣チームで掲載作成を担当する菅原は、求人情報を求職者に届く言葉へと磨き上げ、データ検証と改善を重ねながら、「派遣の入口」をつくってきました。
エステサロンから人材業界へ。スピード感と誠実さに惹かれて入社したランスタッドで、彼女は正解のない掲載づくりに挑み続けています。
本記事では、言葉で出会いを生み出す仕事の醍醐味と、その裏にある試行錯誤に迫ります。
菅原は大学卒業後、エステサロンで7年間、接客業に従事しました。人と向き合う仕事にやりがいを感じる一方で、長く働ける環境を求めて転職を決意します。
当初は、事務職などの仕事を志望していました。しかし、人材会社に登録し、キャリア相談をするなかで転機が訪れます。
(菅原)「『事務職だともったいないです』と言われました。これまでの接客経験は、人と向き合う仕事でこそ活かせるはずだと。そこで、コーディネーターという仕事を紹介してもらいました」
「ちょっとやってみようかな」という軽やかな気持ちで飛び込んだと振り返ります。そしてコーディネーターとして人材業界へ。次第に仕事の面白さを実感していきました。
(菅原)「求職者の方に、これまで考えたこともなかった仕事を提案して、『そんな仕事があるんですね。やってみたいです!』と前向きに受け止めてもらえたときは、本当にうれしかったですね。
また、営業やアシスタントから『菅原さんが紹介してくれた方、頑張っていますよ』『楽しそうに働いていますよ』と聞いたときも、自分の仕事が誰かの役に立っていると感じられて。
大げさかもしれませんが、その方の人生の一場面に関われている感覚がありました」
人と人をつなぐ仕事。その原点が、このときに芽生えました。
決め手はスピードと誠実さ。面接で「弱み」も先に伝えてくれた
前職の人材会社は3年契約。次のキャリアを模索していたタイミングで声をかけてくれたのが、エステ時代の先輩でした。
エステからそれぞれ別の人材会社へ転職していた不思議な縁。「次はうちに来なよ!」その一言が、ランスタッドを知るきっかけになります。
他社も含めて複数社を受けましたが、最終的な決め手は面接での印象でした。
(菅原)「紹介を受けた翌日には人事の方から連絡がありました。あまりの早さに驚きましたが、その後の面接までの流れもとてもスムーズで。まず、対応のスピード感に強い印象を受けました」
面接は終始、和やかな雰囲気で進みました。さらに印象的だったのは、会社の良い面だけでなく、改善すべき点も率直に伝えられたことです。
(菅原)「使用しているシステムで、前職より不便を感じる場面があるかもしれない、と言われました。
入社してから『あれ?』と感じるよりも、先に知っておいてほしいという姿勢が、とても誠実に感じられました」
話は驚くほどスピーディーに進み、最初の連絡から内定までの期間は約5日間。そのスピード感と透明性が、ランスタッドを選ぶ決め手になりました。
入社後に感じたのは、意外なギャップです。
前職では歓迎会が半ば強制のように組まれ、仕事終わりの飲み会が当たり前の文化でした。一方、ランスタッドでは仕事が終われば自然と「お疲れさま」と解散する空気があります。
(菅原)「最初は『え?私、今日空いてますけど?!』って思いました(笑)。仕事とプライベートのメリハリがしっかりしていて、行きたい人が行く、というスタンスです」
2020年1月に入社し、その年の春にはコロナ禍に突入。対面での交流は限られていましたが、現在は気の合う仲間と自然にランチや食事に出かける関係性を築けています。
菅原が感じているのは、「ちょうど良い距離感」。それが、今のランスタッドの社風だといいます。
「派遣の入口」をつくる。正解のない掲載づくりに、試行錯誤の面白さがある
現在、菅原が担当しているのは派遣チームの掲載作成です。
営業が企業から受注した求人情報をもとに原稿を作成し、自社ホームページや「en派遣」などの外部サイトへ掲載。新規登録者との接点をつくる、いわば「派遣の入口」を担う仕事です。
AIも活用しながら原稿を作成しますが、最後に言葉を磨くのは人の役割だといいます。
(菅原)「AIの文章は整っていますが、どこか物足りなさを感じることもあります。若い方に来てほしいなら少しポップに、落ち着いた層向けならトーンを変える。言葉の温度感を意識しています」
求人のキャッチコピーは30文字まで。
- 在宅勤務の頻度か?
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柔軟な働き方か?
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経験不問か?
すべてを書きたい気持ちを抑えながら、最初の30文字で「自分ごと」に感じてもらえる要素を選び抜きます。
(菅原)「全部入れたいのですが、入りません(笑)。だからこそ、ぱっと見た瞬間に『これいいかも!』と思ってもらえる言葉を考えます」
掲載後は、クリック率や応募数、外部サイトごとの反応をデータで確認します。閲覧が160件あってもクリックが3件なら、何かがズレているサインです。
仮説を立て、修正し、再度検証する。正解のない世界だからこそ、PDCAを回し続けます。
条件の良い求人は、誰が書いても応募は集まります。しかし、菅原がやりがいを感じるのは、そうではない案件です。
(菅原)「時給は高くない。しかし働き方は柔軟で、経験も年齢も問わない。見せ方次第でスルーされてしまう求人を、どう魅力的に伝えるか。
30文字で推しポイントをどう入れるか。工夫して作った求人に応募が来て、実際に何人も決まったときは『よっしゃ!』って思います」
一方で、掲載づくりは簡単な仕事ではありません。
検索すれば何千件もの求人が並ぶ時代。そのなかでランスタッドの求人が目に留まらなければ、出会いは生まれません。
(菅原)「私たちは他社と比べると、外部サイトへの掲載数ではまだ十分とはいえません。だからこそ、掲載拡大などの施策を上司やチームに提案しています。必要だと思うことを社歴に関係なく伝えられる環境は、ありがたいですね」
派遣の入口。目には見えにくい仕事ですが、その先には誰かの新しい一歩があります。菅原は今日も、出会いの起点となる言葉を磨き続けています。
仕事も阿波踊りも。ランスタッドには挑戦を後押しする環境がある
菅原が感じているランスタッドの魅力の一つは、働き方の柔軟さです。そのなかでも、気兼ねなく休暇を取れる環境に大きな魅力を感じています。
趣味は阿波踊り。友人の誘いをきっかけに始め、夏は本場・徳島で踊るほど打ち込んでいます。練習や本番が重なる時期は忙しくなりますが、それもまた楽しみの一つです。
(菅原)「チームメンバーがお互いのバックグラウンドを理解してくれています。『そろそろ忙しいでしょ』と声をかけてもらえることもあります。休みを取るのに遠慮する空気はありません」
ランスタッドには、誰がどの業務を担当しているのかが共有されており、急な体調不良や中抜けがあっても自然にカバーし合える体制があります。
無理をせず、プライベートを大切にできること。それが結果として、仕事への集中や成果にもつながっています。
仕事も、踊りも、試行錯誤の積み重ね。その姿勢は、これからのキャリアにも続いていきます。
次に見据えるのは、マーケティング領域。掲載で培った視点を活かし、新たな挑戦に踏み出そうとしています。
(菅原)「今の仕事で得た視点を、別の領域でも活かしてみたいと思っています。特にマーケティングは、データを見るところも含めて、今の業務と重なる部分が多くあります」
社内公募制度が活発に活用されている点もランスタッドの特徴です。手を挙げれば、キャリアの幅を広げるチャンスがある。そうした環境が、次の一歩を後押ししています。
最後に、これからランスタッドで一緒に働く未来の同僚へのメッセージを聞きました。
(菅原)「人材業界は大変そう、というイメージを持つ方もいるかもしれません。ですが、人と人をつなぐ仕事だからこそ、その人の人生に関われる大きなやりがいがあります。
プライベートも大切にしながら働ける環境がありますので、悩んでいる方がいたらぜひ応募してほしいですね」
仕事も、自分の時間も、どちらも大切にする。そのバランスのなかで、菅原はこれからも自分らしい挑戦を重ねていきます。菅原がやりがいを感じるのは、自分が磨いた言葉がきっかけで、出会いが生まれる瞬間です。
検索画面の向こう側にいる、まだ会ったことのない誰か。その背中をたった30文字でそっと押す。
データを見て、悩み、言葉を選び直す。その積み重ねの先に一人の人生が動き出します。今日もまた、菅原は出会いの起点となる言葉を磨き続けています。




