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事務系と製造系の壁を越えて。自分たちで「最適な働き方」を創り上げる、オンサイト管理者の醍醐味

小山 勝弘オペレーショナルタレントソリューション事業本部 首都圏エリア 横浜第3支店 請負事業所 事業所長

profile
大学卒業後、英会話スクールの店舗管理を経て、1997年にランスタッドの前身企業に中途入社。通信系営業や人材紹介などを経て、オンサイト事業へ。事務系のアウトソーシング管理(約200名規模)からファクトリー系(製造業)の現場管理まで幅広く経験し、現在は半導体デバイスへのデータ書き込み等を行う請負事業所の事業所長として活躍。プライベートでは東京都シニアサッカーリーグで汗を流し、家族との時間を大切にする一児の父。

事務系から製造系へ。垣根を越えた経験が活きるハイブリッドなキャリア

大学卒業後、英会話スクールの西梅田校で店舗管理やマネジメントを経験し、外国人スタッフとのコミュニケーションスキルを磨いた小山。1997年にランスタッドの前身企業に入社しました。
 

(小山)「最初は通信関係の営業や、年末に各店舗へ年賀状印刷機の実演販売スタッフを派遣する仕事などをしていました。その後、支店でのマネジメントや人材紹介の営業など幅広い業務を経験しました。大きな転機となったのは、2008年のリーマンショック後です。人材紹介の仕事が減ってしまったタイミングで、オンサイト事業(クライアント先での常駐管理)へ配属されました。」
 

オンサイトとして最初に配属されたのは、事務系のBPO*の案件だったといいます。
*Business Process Outsourcing:企業の業務プロセスの一部を一括して専門業者に外部委託する仕組み。業務の企画・設計から実行、改善まで包括的に任せることで、自社は中核業務(コア業務)にリソースを集中させ、コスト削減や生産性向上を実現できる。

 
(小山)「メディア系のクライアントで、申し込みや変更の手続きを行う事務センターで、1日200人規模が稼働する現場のスーパーバイザーをしていました。その後、現在のクライアント先である現場に配属されたのですが、ここは『モノづくり』のファクトリー系現場です。最初は戸惑いもありましたが、事務系であっても製造系であっても、人を管理し、コミュニケーションを取りながら仕事を進めるという点では共通しています。」

 

製造業未経験からファクトリー系の現場に飛び込んだ小山ですが、そこに壁は感じなかったと語ります。その後もコピー機の組み立て現場や、プラスチック製品の加工現場など、様々な製造現場で事業所長を歴任しました。

 
(小山)「モノづくりの現場は、自分たちが手を加えた『モノができる』という、事務系にはない喜びがあります。現場が変わっても、仕事の進め方や改善の考え方は事務も製造も同じなので、経験がないからといって難しく考える必要はありません。」

カーナビから産業機器まで。生活を支える半導体と「ミスゼロ」への挑戦

現在、小山が事業所長を務める現場では、半導体デバイスにプログラミングデータを書き込む業務を請け負っています。

 

(小山)「データが入っていないデバイスに、カーナビや車載パーツ、タッチパネル、コピー機などの身近な製品から産業用機械まで、様々な用途で使われるデータを書き込んでいます。表面にレーザーでマーキングをし、データを書き込み、正しく入ったか確認を行い、ピンの曲がりなどの外観検査をして出荷する、という複数の工程を管理しています。」

 

日勤20名、夜勤5名の24時間体制で機械が稼働する現場ですが、小山が配属された当初は大きな課題があったといいます。

 

(小山)「当時はミスが多く、違うデータを書き込んでしまったり、違うデバイスを出荷してしまったりと、クライアントからの信頼関係が築けていない状態でした。そこで、現場のオペレーションをじっくり観察し、ミスが出やすい作業を洗い出しました。そして、ダブルチェックやチェックシートの導入などの対策を行いました。数えましたか?『YES』、データの数値合っていますか?『YES』と、毎作業ごとにチェックを入れるようにしたのです。」

 

この改善において小山が最も重視したのが「現場の声」です。

 

(小山)「どういうフローならミスが出ないか、実際に作業をするスタッフにヒアリングし、一緒に考えました。スピードや効率よりも、まずは『ミスを出さない』という品質を最優先にしました。一つひとつの課題を潰していくことでミスが減り、作業者の意識も前向きに変わっていきました。結果として、長期間にわたり誤出荷ゼロを達成しており、品質に関して高い評価をいただいています。」

急激な増産もチーム一丸で乗り越える。夜勤を含めたチームビルディング

品質改善に加え、クライアントからの急な要望にも応えられる強いチームが形成されていきました。

 

(小山)「半導体不足が解消されたタイミングで、通常月100万個ほどの依頼が、1年近くにわたって1.5倍の150万個に急増したことがありました。予測が立たない中でのオーダーでしたが、スタッフに『これを乗り越えれば大きな信頼に繋がるし、今高い評価をもらっているよ』と丁寧に共有し、休日出勤や残業に協力してもらいました。結果的に全て納期通りに納めることができ、クライアントから深く感謝されました。こういうダイレクトな反応や感謝の言葉がもらえるのは、オンサイトの醍醐味ですね。」

 

また、小山は日勤・夜勤のコミュニケーションや「安全管理」、そして「自分がいなくても回る現場作り」にも注力しています。

 

(小山)「日勤と夜勤ではどうしても顔を合わせる機会が少ないため、面談の時期などは私が1時間早く出勤し、夜勤のスタッフと対話する時間を設けています。また、事務系と違って製造現場では『安全』への意識が不可欠です。朝礼で通勤災害への注意喚起を行ったり、夏場は空調が止まった際の水分補給を徹底するなど、現場ならではの気配りを心がけています。トラブルが発生した際も、まずは品質や設備担当のリーダーなど、現場のメンバーに対応を任せています。私がすべて指示を出すのではなく、メンバーが自発的に動けるように教育し、私が休んでも現場がしっかり回る体制を構築しています。」

シニアサッカーと家族旅行!全力で楽しむプライベートが仕事の活力に

「休める体制」が整っているからこそ、小山のプライベートは非常に充実しています。また、共働きで家庭を支え合うご家族への感謝を忘れない温かい人柄も、小山が公私ともに充実した日々を送る秘訣のようです。

 

(小山)「休日は高校時代から続けているサッカーで、50歳以上の東京都シニアサッカーリーグでプレーしています。そこで活躍するために、平日も週に1〜2回は夜にジムへ通って体力作りをしています。

 

また、妻も共働きで、中学1年生の子どもがいます。仕事と家庭を両立し、私がこうして充実した日々を送れているのは、間違いなく妻の支えがあってこそです。最近上の子の受験が終わったので、3月に思い切って1週間の長期休暇を取り、家族でオーストラリアのゴールドコーストへ旅行に行きました。1週間休んで帰ってきたらすごく忙しくなっていましたが(笑)、思い切って長期休暇が取れる、本当にいい職場です。」

「変化を楽しめる人」と共に、自分たちで現場を創り上げる面白さ

最後に、どのような仲間と一緒に働きたいか、そしてオンサイト正社員の魅力について語ってくれました。

 

(小山)「黙々とする作業が苦にならないことも大切ですが、変化を前向きに捉え、『ちょっとやり方を変えてみましょう』と楽しめる人が向いています。製造業の経験は全く問いません。過去のやり方に固執してしまうより、全く経験がない人の方が壁を作らずに何でも吸収してくれます。また、自分の意見や悩みをしっかり言葉に出せるコミュニケーション能力がある人の方が、長く定着しやすいですね。オンサイト管理者の魅力は、自分たちで『最適な働き方』や『一番効率のいい方法』を創り上げることができる点です。クライアントの要望に応え、お褒めの言葉をいただいた時の達成感は格別です。ぜひ、前向きに変化を楽しめる方と一緒に働きたいですね。」

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