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キャリアのルーツは母|26年目で感じた「仕事のやりがいと培った自信」

林 純子スタッフィング事業本部 首都圏第2本部 本部長

profile
1997年にランスタッド株式会社に入社。小山支店、さいたま支店、秋葉原支店、日本橋支店の支店長を経て、現在はスタッフィング事業の首都圏第2本部で本部長を担う。

内なる不安と向き合い、キャリアアップを実現|ランスタッドで得た自信とは

小山支店、さいたま支店、秋葉原支店、日本橋支店の支店長を経て、スタッフィング事業の首都圏第2本部で本部長を担う林。今でこそ本部長のポジションに就く林ではありますが、初は責任感のある役職への就任に抵抗を感じていたといいます。

 

(林)「私、自己効力感の低い人間なんです。『自分ならできる』『きっとうまくいく』と自己認知することが苦手な時代もありました。このようなことは私だけに限ったことではなく、実は多くの方が、謙遜する気持ちから、自身を蔑んでしまうことがあると思うのです。だからといって必ずしもキャリアアップ思考がないわけではありませんし、皆さん素晴らしい能力をお持ちだと感じます」

 

「だからこそ少しでも多くのメンバーが、本来の自分自身を認められるようにサポートしていきたい」と林は語りました。続けて林はランスタッドで働く中で、「自分ならできる」と信じる方法を見出してきたと話します。

 

(林)「自己効力感を上げる一番早い方法は、自信をつけることだと考えています。新しい知識をつけたり経験を積んだりした努力は、自信につながると思っています。また仕事のオン・オフを切り替えて、休みの日には思いっきりリフレッシュすることも大事だと感じますね」

 

林自身は、ランスタッドでキャリアを積んだことで内面が大きく変化したそうです。

 

(林)「ポジションが変わったり、新しいチームに異動したりしたことで、自分の視野が広がり成長につながったと感じています。私は、自身の経験から『環境を変えること=人生がアップデートされること』だと感じています。

初めて管理職を任された頃は、部署が変わる際、メンバーと離れる名残惜しさとともに、新しい環境・役割へ不安があったこともあります。当時の上司から『やってみてだめだったら、またその時考えればいい』と言って頂き背中を押してもらった時代もありました。結果的に、新しいチームに異動する度に最高のチームに出会えてきました。今はあえて常にアンコンフォータブルゾーンに身を置くことで、成長機会を頂いてると感じてます。」

キャリアのルーツは働く母|子どもながらに感じた働く楽しさ

ここからは、林がランスタッドを選んだ理由を語ります。

 

(林)「『人とかかわる仕事がしたい』『人の人生に仕事を通して寄り添いたい』という軸のもと、転職活動をしていました。旅行業界も視野に入れていた中で、自分自身は『仕事=人生である』『派遣がまだまだ一般的ではない世の中で、新しい業界にチャレンジしたい』などの想いが芽生え、人材業界に魅力を感じるようになりました」

 

そこから、縁があり1997年にランスタッドに入社を決めた林。入社して26年経った今までを振り返りながら、自身のキャリアのルーツも語りました。

 

(林)「私のキャリアのルーツは、母です私の母は28歳に仕事を始めて、祖母が要介護認定を受けるまでの23年間働いていました。だから働くことが自分にとって身近だったんです」

 

しかし林が学童期の頃は、専業主婦として母親が家庭内にいることが一般的だったため、寂しい・他の家庭が羨ましいという気持ちを抱くこともあったそう。それでも仕事を頑張っている母の姿は、『素晴らしい』『かっこいい』と子どもながらに感じていたと続けます。

 

(林)「母が働く会社のレクリエーションに参加したときに、家庭や近所などのコミュニティで見る母の姿と仕事現場での母の姿がまったく異なるように見えたんです。仕事現場にいる母が生き生きと見えました。母は会社の仲間と良い関係を築いているんだと子どもながらに誇らしく感じていました。

母の仕事は決して楽ではなかったと思います。それでも『誰かが笑顔になってくれる仕事ができるのは幸せだよ』といいながら、母はいつも楽しく働いているように見えました」

 

母の同僚や部下から、毎年節目節目に自宅に送られてくる年賀状や季節の果物、花束などこれらの贈り物などを目にしたときにも子どもながら「とても素敵なコミュニティの中で、母は仕事をしている」と確信したそうです。

  

(林)「良いメンバーに巡り合いチームを作り、チーム全体でプロジェクトを進められていたりする点は、少しですが母に近づくことができたのではないかと思っています。これからもビジネスパーソンとしての母の姿を忘れず、精進していきたいです」

「人の成長=やりがい」これからも誰かのキャリアに寄り添い続ける

林が仕事でやりがいを感じる瞬間。それは、自身の母の影響もあり、チームメンバーとの関わりの中で生まれるとのこと。とくに、メンバーの成長を感じたときは、何よりもやりがいにつながるそうです。

 

(林)「チームメンバーが昨年までできなかったことができるようになった姿を見たり、プロモーションをしてグレードアップした姿を見たりすると、本当に嬉しい気持ちになります

 

また林は、「人の成長」に関してとくに印象に残っているエピソードがあると続けました。

 

(林)「自身がいちコンサルタントとして駆け出しであった時代に未経験からさまざまな企業で派遣社員として経験を積み、最終的に自身の夢だった貿易会社の事務への就労が決まった方がいました。それまで彼女は工場でのライン作業しか経験していなかったんです。でも、『英語を使って事務作業をしてみたいんです!』と相談に来てくださって。

そこでまずは、未経験から働ける事務のポジションで初めてパソコンに触れていただきました。ExcelやWordが使えるようになり、検定も取得できた段階で、営業事務として別の企業に異動。2社目は海外とのやり取りも行っている企業だったため、英語の文書に触れる機会もつくり、英語力も上げていきました」

 

派遣先企業様からチャレンジの機会を頂けたことと、彼女自身の努力とで、最終的に夢を叶えることができたと嬉しそうに語る林。林にとって「誰かのキャリアに寄り添える瞬間」が何よりも喜びにつながるそうです。

人の可能性に尽くす×メンバーが活躍できる新しいポジションの創出=今後のビジョン

林が仕事をする上で大切にしていることを以下のように語ります。

 

(林)「相手の目線に立ち、相手の根本的な悩みやニーズから理解することを大切にしています。ランスタッドのコンピテンシーにもある通り、『To know, to serve, and to trust. Striving for perfection and Simultaneous promotion of all interests』(よく知ることを通して、献身的な姿勢で信頼関係を築くこと。最高のサービスを追求し、すべてのビジネスパートナーの満足を追求する)を大切にし、社内のメンバーだけでなく、お客様一人ひとりに寄り添うことを心がけています」

 

アウトソーシング事業から人材紹介事業など幅広い事業ドメインをワンカンパニーで行っていることがランスタッドのビジネスにおける独自の強みだそうです。

 

(林)「さまざまなリソースを持ち合わせている分、お客様から『これはランスタッドしか出せない強みだよね。ランスタッドにお願いして良かった』と言っていただけることがあります。ランスタッドがこれまで培ってきたノウハウや経験があるおかげで、お客様一人ひとりに寄り添うことができていると思います」

 

最後に林は、今後のビジョンを語りました。

 

(林)「今活躍しているメンバーがさらに飛躍できるよう、新しいポジションをつくり続けていきたいです。人材業界だからこそ、多種多様なポジションや機会を創出する可能性を持っていると思っています。私はこれからも人の可能性に尽くし、一人ひとりに寄り添う使命を全うしていきたいです」

#ハッシュタグ
リーダーシップ人材派遣(スタッフィング)女性のキャリア自分らしさ関東
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