interview家族との時間を大切にしたい。転職で叶えた理想のワークライフバランスとは

若林 祐樹オペレーショナルタレントソリューションインハウス事業本部 オンサイトビジネス事業部 ファクトリービジネスグループ
- profile
- 2021年にランスタッドへ入社。家族との時間を大切にしたいという思いから転職を決意し、これまでの経験を活かして、現在は医療機器関連事業所の事業所長として勤務。主に生産管理、労務管理、収支管理、クライアント対応を担当し、医療機器の製造管理全般に従事している。
家族との時間を取り戻すための転職──ランスタッドで見つけた新しい働き方

若林は2021年にランスタッドに中途入社しました。現在、オペレーショナルタレントソリューションインハウス事業本部 オンサイトビジネス事業部 ファクトリービジネスグループに所属し、医療機器関連事業所の事業所長として勤務しています。
「事業所では、海外で製造された医療機器を国内で流通できるようにするラベリング作業をメインに行っています。私以外のスタッフは全員女性で、皆さん活躍しています。私の主な業務は、製品の管理やスタッフの労務管理、収支の実績管理、そしてクライアント対応が中心です」
これまで建設業、ホテル業や営業職などに従事してきた若林。時間の融通が利きづらい勤務も多かったと語ります。転職を決意したきっかけは「家族との時間を大切にしたい」という思いからでした。
「以前は不規則な勤務が多く、家族と一緒に過ごす時間がなかなか取れませんでした。今回の転職では、とくに土日祝日が休みという点を重視しました。その条件にランスタッドの求人がぴったりだったので応募したんです。
転職した結果、家で過ごす時間が増えたので、家族と一緒に出かける機会が増えました。それだけでなく、家事にも積極的に取り組むように。実は、私は家事が好きなので、今では私が家事のメイン担当です(笑)。妻も仕事をしていて、時々土日や祝日にも出勤することがあります。そんな中、私が家にいられるようになったことで、家事を分担したり、コミュニケーションを取りやすくなったりなど、 家族のバランスがとても良くなったと感じています。
仕事も充実していますし、何より家族との時間が増えたことが一番の収穫です。家族との絆が深まったことで、心も豊かになったと感じています。本当に転職して良かったと思います」
多様な職歴と経験が育んだ柔軟なコミュニケーション能力と独自のマネジメント

建築業界、ホテル業界、そして販売業界と、異なる分野で経験を積んできた若林のキャリアは、一見するとバラバラに見えるかもしれません。しかし、その根底には「人とのつながり」という共通するテーマがありました
「多岐にわたる業種で、一貫して“人と接する仕事”を経験してきました。そこで身につけたコミュニケーション能力が現在の仕事に大きく役立っていると実感しています。
とくに、相手の意図や気持ちを汲み取る力が培われたと感じています。スタッフや顧客の立場に立って物事を考え、話しやすい雰囲気を作ることができるようになりました。実際、現在の職場でも他社のスタッフから気軽に声をかけてもらう機会が多く、自身のスキルを仕事に活かせていると感じる瞬間が増えました。
ホテル業界で管理者として勤務していた時に、スタッフや実績の管理を通じて、マネジメントの基礎を学んだ経験も、現在の職場でのマネジメント業務に直結しています。
また、ホテルでの接客業では、ビジネスマナーや英会話の研修を受ける機会もあり、前職での経験や知見を活かすことで、スタッフとの信頼関係を築き、チーム全体の動きを俯瞰する力がさらに向上したと、若林は実感しています。
現場の声に耳を傾ける──対話を大切に、温かみのある職場作りを

ランスタッド入社後、製造業界という未知の世界の業務に挑んだ若林。医療製品関連や派遣業務も初めての分野で、とくに業界用語や外資系特有のカタカナ用語に苦労したと語ります。
「覚えるためには、まずやってみることが一番だと思っています。失敗をして経験を重ねることで身につきやすいので、自分から積極的に挑戦することを心がけました。
その結果、業界の専門知識を徐々に吸収でき、失敗を恐れず挑む姿勢が周囲の信頼を集めることにつながりました。失敗も成功もすべて自身の糧になるので、これからもまずは挑戦することを大切にしていきたいです」
職場でのマネジメントについて、コミュニケーションを大切にすることが重要だと強調します。
「スタッフ一人ひとりの話に耳を傾け、彼女たちの立場に立って物事を考えることを心がけています。
とくに、スタッフが悩みを打ち明けやすい環境作りに注力しています。
毎日出勤しているスタッフとは、『体調はいかがですか?』『今日は寒いですね』など、ちょっとした雑談でも積極的に会話します。
そうして対話を重ねることで、自然と仕事の話に発展し、現場で困っていることや課題の吸い上げにつながることも。チーム全体の信頼関係を強化するだけでなく、職場の雰囲気そのものを温かく変えていけると思っています」
仕事も家庭も両方充実!どちらかだけではないリーダーの新たな価値観

事業所長という責任ある立場を担うと同時に、若林は仕事とプライベートのバランスも大切にしています。とくに子どもとの時間を確保することは、非常に重要なテーマであり、仕事の計画を立てる際の軸となっています。家庭を支えるリーダー、そして家族と向き合う父親でもある若林は、その両立が自身の人生にとって欠かせない要素だと語ります。
「忙しい時期でも週末に子どもと一緒に過ごすため、仕事を計画的に進めるよう心がけています。もちろん、事業所長として業務の比重が増すこともありますが、目標が明確であるため、大きなストレスを感じることはありません。むしろ家族との時間が私にとってのリフレッシュとなり、仕事への集中力を高めるきっかけにもなっています。
仕事と家庭のどちらかを犠牲にするのではなく、両方を充実させることこそが私のめざすリーダー像。責任ある立場だからこそ、家族との絆を深める時間を意識的に作ることが、より良い成果を生むと信じています」
若林がめざすのは、会社からもスタッフからも「頼られる存在」になることだと話します
「その道が決して容易でないことは理解しています。頼られる形は人それぞれ異なり、それを両立するには努力が必要です。
仕事の存在意義や価値は、自身が行動するかどうかで決まると感じています。裏を返せば、自身が動かなければ何も生まれません。
ランスタッドには、自分の努力次第で成長できる環境が整っていると感じています。自身の不足している部分を明確にし、それを補うことで目標に1歩ずつ近づいていけるはずです。
挑戦することを恐れず、前向きに進んでいきたいですね」
※ 記載内容は2024年12月時点のものです