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女性マネージャーが全力で仕事と趣味に挑む!「自分が道しるべになりたい」という想いを語る

大武 沙由里スタッフィング事業本部 水戸支店 請負事業所マネージャー

profile
2013年ランスタッドに入社。製造関連の請負事業所の現場リーダーを歴任後、女性では初の製造系(半導体部品関連)請負事業所の女性マネージャーに就任。プライベートでは、スノーボード、ボディーボード、バイクと多様な趣味を持ち、仕事も趣味も全力で取り組む。女性スタッフが活躍できる会社を目指します。

趣味を中心とした生活を送るため、住み込みから製造業まで幅広い業種を経験

高校時代からスノーボードに熱中していた大武は、卒業後は趣味に没頭できる環境を求め、長野のペンションにて住み込みで働きます。

 

(大武) 「高校を卒業後、趣味であるスノーボードに関連した仕事に就きたいと思い、高校時代にアルバイトをしていた長野のペンションに、3シーズン住み込みで働いてました。当時は、これと言って明確にやりたい仕事がなく、そのときの趣味を仕事につなげていました」

 

当時は冬になるとスノーボード、夏はボディボードを楽しんでいた大武。住み込みで働いたあとは、海辺にある製造工場で働き始めました。

 

(大武)「趣味のボディボードができる環境を求めて、パートタイムで働ける製造業の仕事を選びました。職場は海に近く、朝海に入ってから仕事に行ける環境が良いと思いました。正直に言うと、仕事に関してはそれほど強いこだわりはなかったんです。

製造現場では、検査業務を担当していました。どの仕事もそうですが、始めたばかりは業務を覚えるのが大変で、体力面でも辛いと感じることもありました。ですが、仕事を覚えていくうちに少しずつ効率良く動けるようになり、次第に精神的にも体力的にも働きやすくなりました」

 

製造現場では苦労しつつも、喜びを感じられることもあったといいます。

 

(大武) 「工場では一日の目標生産量が掲示され、作るたびにリアルタイムに表示が変わっていくようになっていました。それをみんなで見て、『よっしゃー!今日も目標達成だね』と喜び合ったことを今でも覚えています。 私は工場勤務の他に、夜は居酒屋でアルバイトをしていたんです。昼間は黙々と工場で作業を行い、夜は居酒屋で声を出して働く。こうした対照的な仕事を両立させることで、うまくバランスを取っていたように思います」

趣味も仕事も思い立ったら即行動で動いてきた大武は、その後ランスタッドに出会います。

これまでの経験を活かしたい。その想いからランスタッドへの入社を決意

ランスタッドとの出会いについて、大武はこう振り返ります。

 

(大武)「製造業の仕事にも慣れてきたころ、お客様の都合で事業継続ができなくなってしまったんです。請け負っていた同業他社も撤退になり、私たち従業員は仕事を失うかもしれないという危機的な状況に陥りました。そこで当時の会社の社長が、同業他社であるランスタッドの社長に相談し、ランスタッドが希望者を全員を受け入れることになったんです」

 

さらに、入社の決め手について次のように話します。

 
(大武)「最初は他の業種に転職することも考えました。ですが、同業他社ということで、今までの経験を活かせることに魅力を感じました。ランスタッドは多くのお客様との取引実績ががあるというお話を聞き、それも入社の決め手となりました」

  

こうして2013年にランスタッドへ入社した大武。これまでの経験が認められ、入社後は電子部品を取り扱う検査工程の作業責任者(リーダー)を任されました。

 

(大武)「いきなり作業責任者を任されて、嬉しく思う反面、最初は不安な気持ちもありました。ですが、職場は女性が少ないこともあり、気にかけてくださる方がたくさんいました。そして数少ない女性同士で一体感を持って働けることにもやりがいを感じました。入社当初は先のことはあまり考えず、言われたことを黙々とこなすことを意識していましたね」

初となる女性マネージャーに挑戦。苦労しながらも感じたやりがい

大武はその後、携帯電話、ゲーム機、車載パーツ等に使用されるコネクタ製造を担う水戸支店の請負事業所に異動。そこで、同事業所初となる女性マネージャーとして就任します。

 
(大武)「前任者から『チャレンジしてみないか』と尋ねられたときは、歴代のマネージャーは全員男性でしたし、取引先のお客様も男性という状況でした。自分に務まるのかという不安から、すぐには答えが出せず数日間迷いましたね。ただ、マネージャー業務はリーダーの延長線上にあり、女性だからというのは理由にならないと思い、チャレンジしてみようと決意しました

 

最初は苦労したものの、今ではマネージャー職が板についてきた大武。

 
(大武)「女性マネージャーだからといって、今のところ苦労したことはありません。ですが、備品購入の依頼をするにしても、とにかく覚えなければいけないことが多く、慣れるまでは本当に大変でした。現在は少しずつ板についてきて、事業所全体の収支を日々チェックしながら、毎月の結果に一喜一憂しています」

 

責任あるポジションに就いたことで、仕事との向き合い方が変わり、また自身の課題も見えてきたと言う大武。
  

(大武)「以前とは違い、マネージャーはお客様やスタッフに対し、タイムリーに的確な回答をしなければなりません。ときには支店と相談しなければいけない内容もあり、そこを状況に応じて見極めることも大事だと感じています。上長に判断を委ねてばかりでは信頼を得られないと思いますし、一方で自分自身の回答が必ずしも正しいとは限りません。そのため、常に最善の回答と対応を意識しながらが必要、日々の業務に向き合っています」

 

その一方で、大きなやりがいも感じていると大武は話します。

 

(大武)「日々勉強の連続ですが、多くのことを任せてもらえる分、やりがいも大きいです。ランスタッドの一員として迅速かつ誠実な対応をすることで、お客様から『助かったよ』『ありがとう』の言葉を頂戴すると、全力でやって来て良かったなと心から思いますね」

女性がイキイキと働けるように、自分がその道しるべになりたい

2022年12月現在も、大武はマネージャーとして日々奮闘しています。そんな大武には働く上で心掛けていることがあるといいます。
 

(大武) 「効率的に作業を行いながら、質の高い状態をキープすることができれば、自分にとってもお客様にとってもメリットが生まれます。反対に、何か問題が起こった際に、こちらが余裕のない状態でいると、お客様のニーズに最大限応えることができません。そのためにも、日頃から作業を効率的・計画的に行うことを心掛けています。それが結果的に自分の時間を作り出すことになり、ワークライフバランスの向上にもつながるのかなと考えています

 
続けて、大武はこう話します。

 

(大武)「現在の職場は女性スタッフしかいません。土地柄的に独身の女性が集まりづらく、お子さんがいるスタッフも多いんです。そうなるとワークライフバランスを重視するために、いかに残業を発生しないようにするかがポイントになってきます。もちろん日々の業務量はしっかりこなさなくてはいけないので、そこは私のマネジメント力にかかってくるかなと思います

 

スタッフのことを一番に考え、女性が働きやすい環境作りにも尽力しています。そんな大武に今後の展望を聞きました。

 

(大武)「やっぱり一番に派遣スタッフさんのことを考えていきたいですし、そのためにも女性が活躍できる会社にしていきたいと思っています。女性もやれるんだって思ってもらえるように、自分がその道しるべになれるように頑張りたいですね

 

現在、プライベートではオートバイでのツーリングにハマっていると言う大武。

 

(大武)「20代のころからいろいろな趣味にチャレンジしてきましたが、現在はツーリングにハマっています。いずれは新たな趣味がまた出てくると思うので、『次はどんな趣味にハマるのかな』て楽しみですね !」

 

仕事も趣味も一生懸命な大武は、これからもやりたいことに向かって日々邁進していきます。

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オンサイト(顧客常駐)社員人材派遣(スタッフィング)女性のキャリア自分らしさ
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