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プロサッカー選手への夢から営業職への転換 キャリアアップをめざす新たな挑戦

田村 亮太スタッフィング事業本部 シニアコンサルタント

profile
神奈川県出身。小学1年からサッカーを始め、高校は親元を離れサッカー留学で3年間寮生活を経験。専修大学卒業までプロを目指し16年間サッカーに打ち込む。2016年ランスタッドに新卒で入社。横浜支店にてコンサルタントとしてキャリアスタート。

きっかけは、カッコいい社員への憧れ

小学1年生からサッカーをはじめ、プロ選手を目指していた田村亮太。大学4年の秋までサッカー漬けの日々を送っていました。

 

(田村)「高校は寮生活で、授業は午前中だけで午後はサッカーという毎日。大学もスポーツ推薦で進学した夜間部の学校です。サッカー部の練習は朝だけで、毎朝始発に乗って練習に行き、昼間はバイトをして夜から学校という4年間でした」

 

周囲にはプロになる選手が身近にいる環境。しかしプロ選手にはなれなかった田村は、4年生の秋になり気持ちを切り替えて就活をスタートさせます。

 

(田村)「就活をはじめた時点で『サッカーは大学まで』と自分の中でけじめがついてたんですよね。でも何かスキルを持っているわけでもなく、また仕事のイメージもあまりなくて。ただ、ずっとスポーツをやっていたので、数字を追う、目標に向かって取り組むというのは性に合ってるだろうと、営業職で探しはじめました」

 

人材業界はコミュニケーション能力や営業的な力が身につきそうなイメージがあったという田村。ランスタッドに興味を持ち、社員との面談に応募しました。

 

(田村)「その社員さんが『自分次第でどうにでもなる、叶えていける会社だよ』というお話をしてくださいました。それにその社員さんがオシャレでスタイリッシュな雰囲気で、社会人としてカッコ良かったというのは大きかったですね。こんな風になりたいと単純に憧れました」

 

こうして約40名の同期と共にランスタッドに入社することに。ランスタッドにとっては数年ぶりの新卒大量採用でした。

なぜ結果が出たのか。理由を探ることで見えてきた周囲の助け

本社での1カ月の研修を経て、ゴールデンウィーク明けから支店に配属となった田村。周囲の先輩社員はすでにベテランの域に達している人たちばかりだったと言います。

 

(田村)「少し不安もありましたが、本当に良い人ばかりで。丁寧に教えていただき可愛がっていただいたので、苦労を感じることはまったくありませんでした」

 

はじめは先輩に付いて仕事を教えてもらう日々。しかし予想以上に早く担当企業を受け持つことになりました。実際に担当を持ち、先輩にフォローしてもらいながら仕事を覚えていく環境も恵まれていたと当時を振り返ります。

 

(田村)「派遣スタッフの方々とのやり取りも慣れるまでは大変でした。それぞれの派遣スタッフごとに立場や置かれた環境がある。それを理解して自分の中でストンと落ちるまではストレスを感じることが多かったです」

 

慣れない社会人生活のスタートで直面するストレス。それでも、比較的早い段階で新規クライアント企業との契約が実現した喜びを、田村は今でも覚えています。

 

(田村)「先輩にフォローしてもらい契約が取れて、すごい嬉しかったのを覚えてます。その嬉しさを早めに知ることができたのは良かったかもしれないですね

 

そうして入社してから3年目頃まで、順調に売上を伸ばし続けていた田村。優秀な営業成績を表彰されたこともありました。

 

(田村)「でもそこから苦労しました。はじめに任されたクライアント企業が良かったこともあり運良く結果が出ていたので、ただやるべきことをやるだけで数字が上がってた。なぜその結果が出ていたのかなんて考えていなくて。結果が出なくなってはじめてそのことに気づきました」

一人では成績を上げられない。お客様や社内スタッフ、すべての人への誠実な対応が実を結ぶ

社会人4〜5年目の頃は、なかなか思うように数字が上向きませんでした。なぜ結果につながっていたのか、結果が出ていたときに自分が何をしていたのか。それすらも分からないということに気づいた田村。それからは理由を持って自分の行動を考え、行動して検証するというスタンスを意識するようになります

 

(田村)「どうすれば結果が出るかを考えていなかったから後輩にも伝えられない。以前から自分の考えを伝えたり説明したりすることに苦手意識があったので、言語化できるようにならなくてはいけないと思いました

 

うまくいかず低迷していた頃、田村は目の前の数字しか見えていなかったと言います。しかし意識が変わったことで次第に視野が広がっていくように。自分の経験を後輩に伝えていくこと、クライアントや派遣スタッフだけでなく社内の人間関係にも気を配ることができるように。数字以外の部分で自分の成長を感じられるようになると気持ちが楽になり、自然と成績も上向いていったそうです。

 

(田村)「派遣スタッフをマッチングしてくれるコーディネーターとの関係性もとても重要です。今思うと、新卒の頃は周囲にも自然と『新人に数字を作ってあげよう』という感覚があったと思うんです。でも新人じゃなくなれば、そういうボーナスタイムは終わってしまう。それからはしっかり考えて、コーディネーターとも意識してコミュニケーションを密に取り、関係性をきちんと作ってくようにしています」

 

社内外問わず“人に信頼されること”が必須の仕事だと考えているという田村。誰に対しても「誠実な対応」を日々心がけています。

 

(田村)「クライアントや派遣スタッフへの対応と同じくらい、社内の人に対しての誠実な態度も大事だと思ってます。この仕事は一人で数字を上げるものではありませんので」

マネジメントスキルを身につけたい。思考と環境の変化がもたらした自身の成長

田村と同じ横浜支店所属の丹治さん(新婦)の結婚式で撮影

同期入社のメンバーとは、今でも時々集まっています。営業成績が伸び悩んでいた頃は、転職していった同期の話を聞いては他の仕事について考えたりすることもありました。

 

(田村)「ただ、別に現状に不満がある訳でもなく、周りは良い人ですし、辞めたいと思ったこともないんです。それでこれから先を考えたときに、『管理職』という立場になって学べることがたくさんあるはずだと最近思うようになりました。その立場になりマネジメントスキルを身に付けて、『この会社でもっと上に行きたい』となるのか、『そのスキル・経験を持って他社に行く』となるのかはわかりません」

 

少し前までは、「管理職を目指す」という思考になっていなかったという田村。その考えが変わった理由の一つに、ワークスタイルの変化がありました。

 

(田村)「管理職は残業が多いことが気になっていました。別にそれが苦じゃないのかもしれないんですけど、自分はそうはしたくないなと思っていて。ただコロナ禍になって在宅勤務ができるようになったり、スーパーフレックスになったりと、環境がいろいろ変わってきていると感じます」(ランスタッドの働き方・制度についてもっと見るクリック

 

コロナ以前よりもワークライフバランスが取りやすい制度が整った今。田村自身も土日は意識的に仕事をしないようにするなど、うまく切り替えるように心がけています。

 

(田村)「最近、支店長がマネジメントの本を貸してくれたんです。そういう本を読む機会もあまりなかったので、最近は自分だけでなく後輩など周りの数字も意識するようになってきました」

 

数字を設定し、その目標を達成していくところが一番のやりがいと話す田村。きちんとゴールを設定してそこを目指していく文化に、居心地の良さを感じているようです。

 

(田村)「商品が一つしかなければただそれを売るだけですが、ランスタッドにはたくさんのサービスラインナップがある。クライアントが抱える課題に応じて、提案できるのは人材コンサルタントならではの面白さだし、それはランスタッドにいるからできるメリットだと思っています」

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