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介護職からの転身。評価される喜びとキャリアアップで見えた世界

福光 尚樹スタッフィング事業本部 新宿CS支店 シニアコンサルタント

profile
大学卒業後、福祉業界にて約2年間勤務した後、2016年にランスタッド株式会社キャレオ事業本部に営業職として中途入社。入社から5年間一貫して、業種・業界問わず東京エリアの常勤事務派遣を担当。支店最大規模の売り上げ顧客の担当を経て、現在は法人顧客34社・派遣スタッフ102名を担当し、既存顧客の拡販と新規企業の開拓、派遣スタッフの就業支援に従事。

新卒2年目での決断。成果を数字で示せる営業職へ

大学を卒業し、介護施設に総合職として就職した福光尚樹。しかし介護の現場で働く日々の中で、上席が職員の働きぶりを見ていないことに違和感を抱きます。自分がどう評価され、これからどうキャリアを積んでいくのか。そんな疑問に直面したとき、まったく先が見えなくなってしまいました。

福光 「総合職なのでいつかは施設の管理側に行くだろうけれど、必ずそうなるとも限らない。自分の仕事をきちんと評価されたいという思いもあり、成果を明確に数字で示せる営業職に転職しようと決断しました。新卒2年目で若かったこともあり、『飛び込んじゃおう』という感じでした」(ランスタッド スタッフィング(人材派遣)事業本部の求人を覗いてみるには、こちらをクリック

そうして福光は、ランスタッドの前身であるキャレオ(現:新宿CS支店)に入社。当時はほとんどの社員が20代中盤で、30代以上は部長と社長のみという非常に若い組織でした。

福光 「面接ではフットサルの話題で盛り上がり、定期的に全社で飲み会をやっていたり。仕事のプラスアルファの部分で楽しめる要素がたくさんあって、楽しむためにその分働くという姿勢が魅力的でした。社員も元サッカー指導者とか元アパレル店長とか。みんな年齢が近く未経験からチャレンジしてるのも印象的でした」

当時は、入社翌日から3日間はひたすら飛び込み営業。その後3日間はテレアポをするという研修スタイルだったと言います。

福光 「『体で覚える』という感じで、それも性に合ってたと思います。若くて勢いがある半面、当時は制度が整っていない部分もありました。ランスタットに統合されてからは研修制度も整い、コンプライアンスの側面や残業の管理もかなりしっかりしたと感じます」

結果が目に見える達成感と、上司に認められる喜び

7年近く前のことでも、入社当時のことを鮮明に覚えていると福光は話します。

福光 「取りあえず飛び込んでいく。もらえた名刺の数や取れたアポイントの件数という成果が目に見えて、達成感が味わえる感覚は求めていたものでした。それに上司が褒めて認めてくれるのも素直に嬉しくて。早々に転職して良かったと思いました」

とにかく数をこなしていた当時に対し、今は人材を求めている企業をリサーチした上で、的を絞ってアプローチする営業スタイル。オンラインでの打ち合わせや在宅ワークも増え、当時の働き方とはまったく違っています。

福光 「入社して半年はなかなか結果が出ず、すごく長かったです。当時は会社の規模が小さく知名度も一切なかったので、それだけで断られることが多くて。目標を達成できずに自信を失いかけたときもありました」

それでも数字ばかりを追うのではなく、クライアントや担当する派遣スタッフと話す時間を大切にし、誠実に対応し続けていたという福光。そうやって10ヶ月が過ぎた頃、ある転機が訪れます。最も大きなクライアントの担当者が退職することになり、その業務を福光が引き継ぐことになったのです。

福光 「なかなか目標を達成できていない僕にその企業を任せようと、当時の部長が判断して指名してくださったんです。スタッフさんやクライアントに誠実に向き合う姿勢を見ていてもらえたと、僕がやっていたことは間違っていなかったんだと自信につながりました。それをきっかけに、今度は数字を作るために何をすべきかという点に集中できるようになりました」

昇格して変わったこと、変わらないこと

今では法人30社と100名以上の派遣スタッフを担当。シニアコンサルタントに昇格し、部下の育成も担うようになりました。以前は自分が数字を出すことしか考えていなかったという福光。立場が変わり、見えてくる景色も違ってきたようです。

福光 「今は自分の下にメンバーが3人います。それぞれに性格も得意なことも苦手なことも全然違う。相手が理解できる会話の仕方や言葉使い、どう成功に導くかというのは、今まで持っていなかった視点でした」

一方で、背中で見せていくためには自分の数字も落とすわけにはいかない。その両立の難しさに直面しながらも、新たな喜びも見出していました。

福光 「課内のメンバーにアドバイスをして、そのメンバーが結果を出したときに、自分が数字を出したときと同じくらい嬉しいという感覚がわかってくるようになりました」

コミュニケーションを重視し、未経験として業界に飛び込んだときから変わらず、今もメンバーをはじめクライアントや派遣スタッフとの連絡・情報交換を密にしています。常にクライアントや派遣スタッフの目線に立ち、相手の立場からの利益を考えること。その上でクライアントとランスタッドの利益を最大限に生み出すことを意識しているそうです。

福光 「現在担当している派遣スタッフさんは115〜120名くらい。これは1対120ということではなく、1対1のコミュニケーションが120通りあるということです。一人ひとりのスタッフさんと以前話したことを忘れてしまうと信頼を失うので、常にスタッフさんの情報を記憶しておきコミュニケーションを取るように意識しています」

ベースとなるのは対面でのコミュニケーション。特段問題などがなく順調にいっているスタッフでも、必ず定期的に、基本的には顔を合わせて面談するようにしています。

未来のキャリアが描ける透明性の高い組織で

福光 「僕は入社した頃から課長になることをひとつの目標としていました。評価されたいと思って入社し、評価された結果としてそういう位置に立ちたいっていうのが明確にあって。まさに今、段階的にそのステップを踏んでいるところです」

課長や支店長との1on1の場でもその目標を話し、「そのために何が必要か」というアドバイスをもらっています。さらに、これから新たにWEB系の知識やスキル習得にも挑戦する予定。業務として必要なくても、IT系のクライアントとより専門性の高い会話をするために役立つはずだと考えています。

福光 「ランスタッドは個々の成長を総合的に評価してくれる会社だと感じています。大前提として数字はありますが、メンバーとの関わりやクライアントの対応、マインド的なところも含めて。上司との会話でも、数字ではないところを見ていてもらえている感覚があります」

そうやって評価されステップアップしていくことに喜びを感じながらも、自身の働き方については課題感を抱いていました。

福光 「“働く時間を柔軟に変える”フレックスタイムや、計画的な有給休暇の活用があまりできていなくて。急ぎではない仕事も詰め込んでしまいがちです。自分はそれでも良いんですが、シニアコンサルタントになった以上、この働き方は周りのメンバーにあまり良い影響がないなと。変わらなければいけないと思っています」

異業種・異業界から未経験で飛び込み、ステップアップしながら自身の変化・立場の変化を受け止めている福光。たくさんの人と関わりあえる面白さ、「働く」ということが商材になっている面白さ。そこがこの仕事の魅力的だと話します。

福光 「何よりランスタッドは風通しが良くて働きやすい。月1回のタウンホールミーティングでは、CEOや経営層の方が会社の目指す方向や取り組みを発信したり、社員の質問に答えたりします。こういう取り組みをしている企業はほとんどないんじゃないでしょうか。『経営層がどういう人なのか』を知っているのは、働く上ですごく大事なことですね」

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