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採用のプロとしての課題に立ち向かう - 齋藤の終わりなきジャーニー

齋藤 健太人事本部タレントアトラクションチーム シニアスペシャリスト

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profile
東京都出身、小中高とサッカー部に所属し指導者の道を目指して体育系大学に入学。スポーツトレーナーや指導方法について学ぶ。その後教育実習を通して、違和感を感じ企業就職へ切り替え就職活動を経験。営業系中心に活動を進め、当時100名の人材企業に2014年新卒で入社。その後吸収合併となりランスタッドに2017年に転籍。

多様な働き方や人生の選択のきっかけを作る仕事

「人のきっかけや成長をサポートしたい」と、教員になることを目指していた齋藤健太。しかし学生時代に社会人との交流を通して、その希望は教員でなくても達成できると気づき方針を転換。人の人生のきっかけとなり得る人材業界に興味を持ちます。

「人に関わる仕事がしたいと就職活動を開始し、一番ワクワクしたのがこの業界でした。学校のクラスのようにみんなの顔と名前が分かる距離感の企業に入りたいと、入社したのがランスタッドの前身企業であるキャレオ。当時は100名くらいで、その後ランスタッドグループに統合されて2,500人規模に。その両方の規模に身を置けたのはすごく貴重な経験でした」

タレントアトラクションチームは主に全社採用を担当。採用戦略立案や面接対応、面接官トレーニングなど、採用に関するあらゆることを管轄しています。採用を通じて「きっかけ」を作れることが、この仕事のやりがいであると齋藤は話します。

「多様な方にランスタッドを知っていただき、仲間になっていただけることは私のやりがいです。面接を通して希望とマッチしないこともありますが、一番大切なことは候補者の方が後悔しない選択をすること。そのために全力を尽くしています」

採用には正解がありません。面接を通して候補者の方が進むべき方向性を再認識できるのであれば、そこに自分が介在した価値がある。そう考えているそうです。

「『齋藤さんのように楽しく働きたいと思った』とランスタッドを選んでくださったり、入社後に会った時に『あのとき入社を決意して良かった』と言われるとすごく嬉しいですね」

Can doマインドでのチャレンジと成長への機会

将来に対して不安を抱くのではなく、ワクワクする。そう捉えることが、新しいチャレンジの原動力になっているようです。

「今はいろんな採用手法や仕組みが出てきているので、チャレンジが多くあります。今度オンラインで説明会と一次面接を行い、その日に内定を出すというワンデー選考会を開催しますが、それもゼロから組み立てました」

業務以外でも、有志により全社横断で行われている「LOVU(ラブユー)プロジェクト」に参加。LOVUは“Lead Our Valuable Ultimate goal”の頭文字で、ランスタッドの最終的なゴールに向かって成長を促進させようという取り組みです。新規プロジェクトや人材とメタバースとの融合を議論したりと、精力的な活動が行われています。

「“Better Than Yesterday”という業務改善を目的としたプロジェクトにも参加しています。会社は新しいビジネスを作ろうとしているし、今の業務自体も改善しようとしている。常にいろんなところで成長を促している組織だと感じます」

どちらのプロジェクトもボトムアップでスタートした活動。ランスタッドでは「どうアクションしていくか」を主体的に考える機会が多く与えられています。

「教育であれば、知りたい人・勉強したい人が勉強して成長していくべき。そこに年齢も性別も障がいもまったく関係なく、やりたい気持ちがあれば誰でもできます。ランスタッドではCan doマインドでいこう!とよく耳にしますが、できない理由を考えるよりできる方法を考えようということ。できないことを受け入れ、できる方法を考える。これこそが多様性だと思います」

教員を目指していた大学生の頃、齋藤は小学校や障がい者などさまざまな人に教える場に積極的に参加をしていました。その当時の経験がバックボーンにあるようです。

「障がいのある社員が不便だと感じることがない環境にしようという会社の方向性に違和感は感じません。ただ、最終的にはそういう言葉自体がなくなることがゴールだと思っています。」

歩みを止めて振り返り、また歩き出す

以前は人材業界のコミュニティに入り勉強会に参加したり、副業で他社の採用に携わったりと、社外でも精力的に活動。Uber eatsがサービスを開始した頃には、副業で経験しました。

「当時、Uber eatsの配達員は最先端の働き方だったので興味を持ちました。SNSでつながり情報交換をして、褒めあって、それを自分の仕事に落とし込むという新しい働き方。その経験を、ランスタッドで単発派遣を行っている『スポットジョブ』の担当者に話したりもしました」

副業としての他社での採用活動は、ランスタッドでの自身の業務にも経験が生かされたようです。

「採用手法のストライクゾーンがとても広がったと思います。副業では今までの経験をアウトプットしつつ新しい採用方法にチャレンジすることができました。副業で得た採用手法などの知見は、ランスタッドでも役立っています」

他社の人事・採用に関わることで自身の人材価値も高まる。それは貴重な経験であるものの、オーバーワークを感じた齋藤はしばらく副業を休止しています。もともと予定をびっしり詰め込むタイプ。新しいことを考える余裕もありませんでした。

「上司との1対1のミーティングの時に『正直、仕事が回らないです』と話したら、伴走して業務を整理してくださいました。それで考える時間を確保するようになったんです。どんどん入ってくるメールも遮断して、紙だけで考えてみる。そうすると今までにないアイデアが出てきたり、『これを調べようかな?』という新しい視点が生まれたり。ずっと走り続けていたところを、ちょっと休憩して振り返る時間が取れるようになりました」

新しい働き方、新しい採用へのチャレンジ

在宅ワークとフレックスタイムの活用で、自分の予定に合わせて仕事ができるランスタッド。平日のランチタイムに家族で公園に行ってご飯を食べて仕事に戻ることや、仕事を切り上げた5分後に子どもと一緒にお風呂に入ることもあります。

「1カ月の育児休暇も取得しました。育休はめちゃめちゃ楽しかったです。育休明けが近づくと夏休みの終わりのように『来週から仕事か~』みたいな(笑)。今、群馬に一軒家を買うかどうか悩んでいて、社長も住んでるので相談しようと思っているところです」

都心から離れた場所に住むという選択で、仕事のやり方がどう変わるのか。在宅ワークでより能力を発揮する方法や、出社して人に会うための時間の使い方は。Can doマインドで希望をどう実現するか。齋藤は今それを真剣に考えています。

「将来の夢は地方に一軒家を建て、そこから仕事ができる環境を作ること。人事として組織をマネジメントできるようになること。それからもう一回副業を再開して、いろんな会社に採用として影響力を広げていけたら面白いと思います」

齋藤は従業員を会社の血液に例えます。血液が悪ければ運動機能も悪くなり、血液が良ければ健康になりさまざまな活動ができるようになる。会社に血液を送り込む採用という窓口で、会社に影響を与えその体質さえも変えていくことができる。それが採用の仕事の醍醐味なのです。

「時代は変わっていき、働き方も価値観も変わっていく。働く人たちのきっかけに寄り添い、新しい価値観に常に共感しながら仕事をしていきたいと思っています」

#ハッシュタグ
テレワークフレックスワーケーション働くパパ副業管理部門自分らしさ
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