interview安定を捨てた愛媛の若き店長。ランスタッドで"世界のHAMADA"を目指す

濵田大志 プロフェッショナルタレントソリューション事業本部
東京第三営業部
コンサルタント
- profile
- 愛媛県松山市出身 愛媛県松山市の高校を卒業し、神奈川県の関東学院大学へ進学。その後、愛媛県に戻り新卒で株式会社日本エイジェントという不動産会社に就職し、賃貸仲介業務を経験。4年目には店長に就任し部下育成にも携わる。さらに大きな市場での活躍を志し2023年にランスタッドへ入社
挫折から生まれた「人の人生に関わる」という覚悟
愛媛で「世界のHAMADA」と呼ばれ、若くして不動産会社の店長に就任。お客様からも部下からも愛され、不動産会社の全国大会では準優勝を果たすなど、順風満帆なキャリアを築きました。しかし、30歳を目前に、その輝かしい実績と築いた地位をリセットし、濵田は東京へ向かいます。未経験の人材業界、世界最大級のランスタッドへ。その決断の裏には、「失敗が怖い」という危機感と、挑戦者であり続ける強い想いがありました。
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濵田のキャリアは、「大学受験の失敗」という挫折のスタートでした。
(濵田)「関東の大学へ進学したのは、少しノリに近い感じです。ずっと愛媛から出たい気持ちがあり、福岡の大学を目指していました。そこに受かるつもりでいたので、滑り止めはあまり真剣に選んでいなくて。結果、本命の福岡の大学は落ちてしまい、関東の大学に進学せざるを得ませんでした」
親に高い学費を払ってもらいながら、不本意な形で始まった大学生活。その申し訳なさが、濵田を奮い立たせました。
(濵田)「『勉強で失敗した分は、勉強で取り返すしかない』と心に決めて、大学時代はとにかく必死に勉強。400名いる学部の中で、常に上位の成績を狙っていましたね」
大学卒業後、就職先に選んだのは、地元愛媛の不動産会社でした。その背景には、関東で過ごしたからこそ感じた、地元への熱い想いがありました。
(濵田)「関東の人に『愛媛ってどこ?』と聞かれるのが悔しかった。もっと愛媛を、みんなが知っている大きな街にしたいと思い、地元で就職することにしました。そのなかで不動産業界を選んだのは、人の人生の大きな節目に関われる業界だと感じたから。
僕自身、大学進学を機に初めて一人暮らしを経験しましたが、知らない土地での新生活は、とても不安でした。そのとき、不動産会社の方にとても親身になってもらいました。ただ部屋を探すだけじゃなく、僕の不安な気持ちまで受け止めてくれて、安心したのを覚えています。
家探しは人生の新しいスタート。その大切な瞬間をお手伝いできるのは、本当に価値のある仕事だと感じました」
入社後、濵田が仕事をするうえで何よりも大切にしていたのは、「お客様に自分のファンになってもらうことお客様を自分のファンにすること」です。濵田の一人ひとりに寄り添う姿勢は、多くのお客様の心を掴みました。
(濵田)「18歳で初めて一人暮らしをする学生を担当しました。その方が卒業して社会人になる時に『家族から部屋探しは絶対に濵田さんのところへ行けって言われました』と、また来てくれたんです。さらに数年後には、『結婚するので二人で住む部屋を探してください』と再び訪ねてくれました。人生の大切な節目で、こうして何度も頼りにしてもらえることが、何よりも嬉しかったですね」
その活躍は、社内でも注目を集めます。年に一度開催される社内コンテストでは、各部署の代表が1年間の取り組みを発表します。濵田は営業部門の代表として登壇し、その堂々としたプレゼンで会場を沸かせました。
▲社内コンテストの店長部門にて年間1位で表彰されたとき
いつしか周囲から親しみを込めて「世界のHAMADA」と呼ばれるように。ついには、不動産業界の全国大会に出場し、準優勝を果たすまでになりました。
失敗が怖くなった。安定の中で見失いかけた挑戦者魂
入社4年目で店長に就任した濵田。順風満帆に見えたキャリアでしたが、濵田の心には、これまでとは違う感情が生まれていました。
(濵田)「役職を任されたものの、いつしか『常にまわりの見本でいなければ』とプレッシャーを感じるようになりました。そうなると、だんだん失敗するのが怖くなってしまって。
新しい挑戦から逃げている自分に気づきながらも、店長の主な仕事は部下の育成や数字の管理へと移っていきました。お客様対応から離れた店長のポジションは、失敗を恐れる自分にとって、ある意味で居心地が良かったのかもしれません。
しかし30歳を目前にしたとき、『このまま挑戦しない人生で、これ以上成長できるんだろうか』と、不安を覚えました」
もう一度、全く知らない世界に飛び込み、ゼロから自分を鍛え直したい。その一心で、濵田は退職を決意。新天地には、東京を選びました。
(濵田)「人の人生に関わる仕事がしたいという気持ちは変わりませんでした。そして、どうせなら市場が大きくて、思いっきり挑戦できる場所がいいと考え、東京に出てきました。
最終的にランスタッドに決めたのは、面接で会った営業部長の言葉がきっかけです。営業部長は、「俺はこの部署をこうしていきたい。濵田君が来てくれたら、俺たちはもっとこうなれるんだ」と未来を熱く語ってくれました。
その姿を見て、店長だった頃の自分を思い出しました。自分はメンバーにここまで熱く語れていただろうかと。純粋に『この人と一緒に働きたい』と思いましたね」
家から人へ。不動産営業で培った聞く力が、新しい価値を生む
未経験の人材業界に飛び込み、濵田は「人」という商材の難しさに直面します。
(濵田)「入社してすぐ、どんどん新規営業の電話をかけるように言われて、『これぞ求めていた環境だ!』と嬉しくなりました。外資系ならではの、数字でしっかり管理される文化も自分に合っていますね。
一方で、商材が「人」であることの難しさも実感しました。例えば、不動産なら設備が壊れても修理すれば解決しますが、人の気持ちはそうはいきません。昨日まで前向きだった方が、次の日には気持ちが変わってしまうこともあります。
こうして、人の気持ちや状況は常に変わっていくため、マニュアル通りには進まない難しさを実感しましたね」
しかし、前職で培った「人の心の奥にある想いを引き出す」といった経験が、濵田の大きな武器となります。
(濵田)「お客様が言葉にしない潜在的な希望を丁寧に聞き出す姿勢は、今の仕事にも直結しています。前職では、ただ家賃や間取りといった条件を聞くだけでなく、『どのような暮らしがしたいのか』という物語まで理解しようと努めていました。
これは、現在のクライアントへのヒアリングでも同じです。時給や年齢といった条件だけでなく、『どのような人が本当に合うのか』を聞き出すようにしています。『濵田さんが紹介してくれる人って、うちの希望と本当に合っているよね』と、クライアントから一言をいただけるよう、必死でクライアントを知ろうとしています」
そんな濵田が仕事をするうえで大切にしているのが、「遊働一致」。前職の社長から教わった、どんな苦しい状況も楽しさに変え、成長につなげるという考え方です。
(濵田)「トラブルは日常茶飯事です。例えば、就業したスタッフが3日で来なくなってしまうこともあります。そこでクライアントから厳しい言葉をいただきました。前職の自分なら心が折れていたかもしれませんが、今は『ここからどうやって立て直そう』かと少しワクワクしています。
こうして困難を乗り越えたことで、逆にクライアントから感謝される瞬間が、とても嬉しいですね」
仲間と高め合う環境で、再び目指す”世界のHAMADA”
数々の成果を重ねてきた濵田。なぜ、ランスタッドで働き続けるのでしょうか。
(濵田)「常に上を目指し、目標を公言している仲間がいるからです。前職は良くも悪くも穏やかな人が多く、ここまでライバル意識を持って仕事に取り組むことはありませんでした。ランスタッドでは、大きな目標を宣言している人が多く、それが良い刺激になっています。
ランスタッドは過去や学歴は問わず、『これからどうするの?』という未来への熱量で溢れている環境です。僕自身、大学受験の失敗や地方出身であることにコンプレックスがありました。
しかしランスタッドは、営業未経験で入社した人や、全く違う業界から転職してきた人たちが、当たり前のように活躍しています。その姿を見て、過去の経歴は関係ないんだと実感しました」
今後の目標を尋ねると、濵田の視線はさらにその先を見ていました。
(濵田)「将来的には、支店長や課長など、再び人を育てる立場に就きたいです。前職では、もっとメンバーの可能性を引き出せたはずだという後悔があるので、ここで再挑戦したい。そしていつかは、英語力も身につけて、名実ともに『世界のHAMADA』になることが夢ですね」
これから一緒に働く仲間にメッセージをもらいました。
(濵田)「もし、かつての僕のように、今の環境に危機感を感じている人がいるなら、一歩踏み出すことを恐れないでほしいと思います。ランスタッドは、いくらでも失敗が許される会社です。挑戦して失敗した人が評価される文化があります。自分を変えたいと想いを持っている人なら、大歓迎です」
濵田の言葉からは、数字のためではなく、仕事そのものを楽しむ姿勢が伝わってきました。
彼を前へと駆り立てているのは、「挑戦者であり続けたい」というまっすぐな信念。その純粋な想いこそが、今の濵田を力強く、そして美しく輝かせているのでしょう。
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