conversation2年間で2人の男性社員が半年間の育休を取得。支えたチームの挑戦と、上司と同僚が語るそれぞれの成長と組織の好循環

大川 祐貴・木村 俊介
- profile
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- 大川 祐貴
- ブランチマネージャー。IT業界、人材業界を経験し2013年にランスタッドへ入社。
コンサルタントからキャリアをスタートし、現在は宇都宮支店で主に製造系企業を担当するチームの責任者をしている。
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木村 俊介
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- 青森県出身。大学在学中、ランスタッドのスポットスタッフとして登録したことをきっかけに、ランスタッドを知り2016年4月に新卒として入社。小山支店からコンサルタントとしてのキャリアをスタートさせ、2022年に仙台支店へ異動。2025年10月に再度栃木に戻り、現在は宇都宮支店(宇都宮インダストリアル支店)にて製造系企業様を担当するコンサルタントとして従事している。趣味は週末の飲み歩き。美味しいお酒と居酒屋飯をこよなく愛している。
【上司の視点】チームで支えた育休と、負担を乗り越えた先に広がる「恩返し」の好循環
宇都宮支店で支店長を務める大川祐貴さん。
「亀山君に関しては ワーキングペアレンツ ERG(子育て中の社員が中心となって、仕事と家庭の両立をより良く実現するため、部署を超えて交流・活動している従業員リソースグループ)に参加しているのも知っていましたし、1人目の時には育休を取らなかったけれど次は取ると事前に聞いていました。だから、2人目の報告と半年間の育休の打診はそれほど重く受け止めず、『まあ、なんとか乗り切れるだろう』くらいの感覚だったのを覚えています」と振り返ります。
しかし、「正直、現場としては本当に大変です。人員が減っても目標は達成しなくてはなりません」と本音も明かします。
「亀山君が担当してたクライアントに関しては、誰が後任として引き継ぐことができそうかを亀山君と相談をしたんです。やっぱり現担当者が一番クライアントのことをわかってるので。」
普段からの密なコミュニケーションをベースにチーム内で負荷を分散し、残されたメンバー全員で亀山の不在期間を支え抜きました。復職前の綿密なコミュニケーションも実を結び、メンバーみんなが心待ちにしていた亀山の現場復帰は驚くほどスムーズでした。
復職後の亀山について尋ねると、大川は笑顔を見せました。「育休から帰ってきたメンバーは、復帰後のパフォーマンスが非常に良いんです。亀山君は元々仕事ができますが、それ以上に成果を出していると感じます。『チームに貢献して恩返ししたい』という意識が働くのかもしれません。不在の半年間は大変でしたが、戻ってきた時の活躍を見たら『お釣り』が来るくらいの感覚ですね。マネージャー目線ですけど…メンバーはどうかな(笑)」
苦労の先にある復帰後の活躍こそが、組織にもたらされる最大の成果のようです。
また、男性育休が推進される今の時代を「良い時代になった」と大川は感じています。同支店では、半年間の育休を取得した男性社員は亀山で二人目でした。大川は、メンバーから育休の申し出があった際は「本人の意思を100%尊重してしっかり受け止めてあげる。あとは他のメンバーを『みんなで支えよう』と鼓舞して、やるしかないと思っています。」と語ります。
温かいチームをまとめる兄貴肌の大川に、全国のマネージャーへメッセージをお願いしました。「マネージャーはみんな、メンバーが育休に入ると大変です。でも、そのメンバーが戻ってきたときの活躍をぜひ楽しみにしていてあげて欲しいなと思います。」
【同僚視点】プレッシャーを乗り越えて掴んだ自身の成長。醸成される「お互い様」のカルチャーと復帰後の好循環
亀山の半年間にわたる育休中、現場を支え抜いたチームメンバーの中で最も大きな業務を引き継いだのがプリンシパルコンサルタントの木村俊介さんでした。
「亀山君から支店内で最も売上比率が高い重要な事業所を引き継いだ時は、正直プレッシャーがありました」と木村は振り返ります。引き継ぎ直後は本当に大変だったと言いますが、この大変な時期が大きな転機となりました。
「業務の属人化は宇都宮支店でも否めないところではあります。ですが、いざ業務を引き継いでしまえば意外と馴染みます。『引き継いだこのクライアントはもう自分のクライアントだから責任持ってやらなきゃ』という意識が自分の中で芽生えましたし、やっていく中でそのクライアントの現場やオペレーションを深く知ることができたので、自分自身の学びや成長に繋がりました。」
クライアントと密にコミュニケーションを重ねる中でオペレーションを整え、自分なりのアプローチでクライアントとの信頼関係を築き上げたことで、半年間の担当期間中にクライアントから表彰を受けるという素晴らしい成果を残しました。
「最初は大変でしたが、新しい現場やオペレーションを学べたことは大きな糧になりました。また、引き継ぎ時の気づきは、亀山君の復職後や9月1日に入社した新しいメンバーへの指導にも活かされています。」
8月に入ると、9月1日の亀山の復帰に向けてチーム全員で役割分担を話し合うなど、受け入れ準備を整えました。亀山の復帰をチームの全員が心待ちにしていたと言います。20代から30代のメンバーが多く、既に半年の育休を取得した男性社員が二人いる同支店では、制度利用を互いにサポートし合うカルチャーが根付きつつあります。
そして、復職した亀山の姿を見て、木村は大きな刺激を受けたと言います。
「9月に戻ってきた亀山君は、本当に生き生きとしていて目が輝いていました。AIなども駆使して営業に赴き成果を出してくるので、チーム全体が良い意味で発破をかけられています。」
木村は、メンバーを半年間の育休に送り出す側としての想いも話してくれました。
「残るメンバーにとっても、自分自身の成長や学びの機会だとポジティブに捉えて、休むメンバーをしっかり送り出してあげると、お互いに良い関係が築けるのではないかと思います。」
助け合いと挑戦が紡ぐ、チームの成長と最高のシナジー
無事に半年間の育休取得と復職を果たした亀山。それを支えたのは大川の温かく力強いマネジメントと、木村をはじめとするチーム全員の協力と挑戦でした。
チームが育休を支え、メンバーの不在を機に個々が成長し、復帰したメンバーが新たな風を吹き込む。宇都宮支店ではこの好循環を生むカルチャーが醸成されています。




