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下町からグローバルリーダーへ|メンバーの成長のために大切にしていることとは

西野 雄介人事本部 タレントアトラクション&HRエクセレンス部長

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profile
大阪出身、実はコテコテの関西人。人材会社の日本法人を経て、2010年~シンガポールへ移住。エンワールドにてシンガポール法人のカントリーマネージャーを経験。その後、帰国し、経済メディアニューズピックスなどを運営するユーザベース社にて日本・アジア地域の人事・採用の責任者等を経験。2021年ランスタッド入社、人事本部にてタレントアトラクション&HRエクセレンス部長。在日オランダ商工会議所理事、Forbes Jappanオフィシャルコラムニストとしても活動。

若い頃に描いたグローバルリーダーを目指して入社

▲高校時代の先生2名と。シンガポール在住時、母校のシンガポール修学旅行に参加した時の写真。高校時代、特に英語と日本史を熱心に勉強していた。放課後の授業などにも参加し歴史の知識と語学力は、グローバルで活躍するための基盤となっているのではないかと恩師からもコメントが。

2021年にランスタッドに入社し、人事本部にてタレントアトラクション&HRエクセレンス部長を務める西野。

 

新卒で人材会社に入社後、日本とシンガポールで人材紹介やヘッドハンティングの業務に6年間従事しました。その後、エンワールドのシンガポール法人の立上げに参画し後にカントリーマネージャーとして経営の経験を積みました。帰国後、経済メディアニューズピックスなどを運営するユーザベース社にて日本及びアジア地域の人事・採用の責任者等を経験。その後、ランスタッドに入社します。

 

(西野)「ランスタッドに入社を決めた理由は2つあります。1つ目はグローバル企業で働いてみたかったからです。前職はITのベンチャー企業に在籍し、日々事業が成長しているなかに身を置いていました。ベンチャー企業が大きくなった先にどんな世界が広がっているのか見たかったため、世界中で事業を展開しているランスタッドに関心を寄せました。2つ目は、20代の頃から『グローバルに活躍できるリーダーになりたい』と思っていたからです。」

 

西野がグローバルに活躍したいと思うようになったきっかけは、高校時代の恩師との出会いでした。

 

(西野)「私は関西の下町出身で、いわゆる“グローバル”とは縁のないところからスタートしました。通っていた高校の生徒の大半は就職する一方、私は東京に行きたいという理由から大学受験を決めました。周りの生徒が勉強しないなか、受験に向けて頑張っていたので目立つ存在だったんです。そしたら、ある先生が勉強を熱心に教えてくれるようになって。たまたま英語の先生だったので、語学に興味をもつようになり、大学の国際学部に入りました」

 

西野が通っていた高校から、グローバル企業で活躍する人材が輩出されるのは珍しいとのこと。母校とは今でもつながりがあり、生徒の前で西野が講演をすることもあるそう。

 

(西野)「私は元々小さな器で泳いでいる金魚のようでした。東京の大学にある国際学部に進学して、泳ぐ器がどっと大きくなったんです。世界のスケールに感動し、人生のテーマに“グローバル”という要素が加わりました

ランスタッドの魅力を発信したかった

▲ オランダ企業のリーダーが集まりD&Iについて議論する「オランダ企業ラウンドテーブル」を駐日オランダ王国大使館で開催した時の写真。

ランスタッドに入社後は、世界中の社員たちと連携を取りながら仕事をしているそうです。

 

西野「ランスタッドは世界39カ国で事業を展開しており、各国の事業所とさまざまな事例を共有しながら仕事しています。特に、同じアジア太平洋地域のオーストラリアやインドのマーケティング担当者や採用担当者などと情報交換をして、インスピレーションをもらいながら仕事をスタートできたのはよかったです。

 

エンプロイヤーブランディングチームの提案者である西野。ただ、チームの立ち上げ背景には、ある課題がありました

 

西野「私がランスタッドに入社したとき、社員の温かさやダイバーシティのカルチャー、一人ひとりの人生を大切にする働き方を感じました。人生を大切にしつつ仕事でもやりがいを持って働いている方がたくさんいるなと。ただ、そんなよいカルチャーを持ちつつ、世界に約4,000拠点を構える「人材業界のグローバル企業」であるにもかかわらず、日本での認知度はまだまだ低いです。そんなランスタッドの良さが外から見たら全くわからなかったんです。だからこそ現在ではランスタッドのタレントや魅力の発信に力を入れています

 

当メディアhumans of randstadもそのような取り組みの一環として立ち上げたそうです

 

西野「ランスタッドは人材ビジネスの会社。社員ひとりひとりがどのような想いで働いているのかを発信することで、どのような会社なのかを一番うまく伝えることができると思いました。

メンバーの成長を考えるのが仕事|人を信じ切ることが大切

▲チームディナーの時の写真。

西野の仕事内容は、全社の採用とエンプロイヤーブランディング統括、人事業務の改善等のプロジェクト推進です。仕事のやりがいは、チームメンバーが成長している瞬間だと語ります。

 

西野「私が統括しているチームのなかに、マネージャーのいないチームが2つありました。初めは兼務していましたが、1、2年かけてそれぞれのチームから一人ずつマネージャーへと成長しました。メンバーが成長して、新しいチャンスを自分で獲得していく姿を見るのがとてもやりがいに感じますね

 

メンバーの成長を考えるのが、自身の仕事だと西野は話します。

 

西野「自分のチームメンバーたちが成長することばかり考えていますね。実務を行うのは私ではないので、チーム全員の成長が一番の成果だと思います。例えば、新しいプロジェクトが発足したら『誰がやれば一番成長するだろう』といった具合です。仕事に合ったメンバーを配置することばかり考えていますね。」

 

西野がメンバーの成長を考えるようになったのは、自身も上司に同じ教えで育てられたからだと話します。

 

西野「私は成長意欲が高いけど飽き性なんです。常に新しいことへチャレンジしたいし、成長の機会を欲しています。そんな自分に今までの上司は、新しい挑戦の機会を与えつづけてくれました。大勢の前でのプレゼンを任されたり、ミーティングで上司の代わりに発言させてもらったり、今までの積み重ねが自分の成長につながりました。だから、私もメンバーに対して自然にそう接しています。今も新しいプロジェクトに挑戦中です。少しずつだけど前に進んでいる感じがしますね」

 

仕事をするうえで大切にしているのは、人を信じることだと西野は言います。

 

西野「人を信じ切るのはとても難しいです。特にメンバーが失敗しているときや目標の数字に達していないときは、信じることが試されます。上手くいっていないときは、『この人が言ったことは間違いだったんじゃないか』『そもそも戦略が間違っていたんじゃないか』と疑う気持ちが芽生えます。

ただ、信じる力は偉大だと感じています。信頼をメンバーに伝えることで、ある瞬間は上手くいかなくて辛いけど、最後までやり切って成果を出してくれるのではないかと。失敗したとしても何か学んでもらえたりするんじゃないかと。だから、『この人はちゃんと一生懸命やってる』と信じて、寄り添い続けることが一番大切だと思っています

ダイバーシティのある組織のリーダーであり続けたい

▲冬休み石垣島のマングローブで息子とカヤックをした時の写真。

西野は、ワークライフバランスを取るための工夫として、プライベートで自分なりの規律やルーティーンを守ることを挙げました。

 

西野「仕事のペースを守ると精神の安定につながるので、プライベートでも自分のペースを一定に保つ工夫をしています。同じ時間に起きランニングをして、いつもの時間から働き始める感じです」

 

さらに、心を整える時間を確保することが「心の安定」につながると言います。

 

西野「些細なことですが、起床後のベッドメイキングを心がけています。ベッドを綺麗にすると、心が綺麗になると捉えているんです。他にも夕食後の洗い物でも、心も綺麗にしているイメージをもっています。日常の些細なことに対して“綺麗にする気持ち”をもつと、心が安定しているように感じます

 

今後の展望を聞くと、理想のグローバルリーダー像について教えてくれました。

 

西野「ダイバーシティのある組織のリーダーでありたいと思います多種多様な考えをもつ人材が揃うと、世界により大きいインパクトを与えられます。それに、自分とは違った考えをもつ人たちと働くことで、自分も成長し続けられるかと」

 

これからランスタッドに入社してくる方へのメッセージを次のように語りました。

 

西野「成長したい方やより広い世界を見たい方、自分のやりたいことがある方にとって、ランスタッドは素晴らしい環境です。そういった方々が心地良く働ける会社を作って行きたいと思っています」

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