高崎経済大学で、弊社代表取締役社長の猿谷が講義を行いました

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2016/08/03

7月27日(水)、弊社代表取締役社長兼COOの猿谷が、母校である高崎経済大学で講義を行いました。講義のテーマは、「グローバルと日本の労働市場とワークスタイル」。高崎経済大学の学生の方々をはじめ、一般の方も含む約450名の方が講義に足を運んでくださいました。猿谷の出身校だったこともあり、彼自身のキャリアの歩みなども交えながら講義を進め、聴講した方々は親近感を持って熱心に講義に耳を傾けて下さった様子でした。


講義は、「日本の労働市場動向」、「グローバルのワークスタイル」、そして「人材サービスの役割」についての3部構成でした。
まず、2016年5月に内閣府が発表した「ニッポン一億総活躍プラン」が、現在日本が抱える「労働市場で急激に進む人材不足問題」が背景にあること、その打開策の一つとして、働き方改革が必要不可欠であることについてデータを用いながら話しました。そして、ランスタッド発祥の地であるオランダが、ワークシェアリングの導入を通して経済難を乗り越え、「オランダの奇跡」と称されるワークスタイルの先進国へ発展した歴史を紹介。パートタイムをはじめとしたオランダの多様な労働スタイルについて紹介し、女性の労働市場への参加率上昇を実現させた価値観の改革についても言及しました。こうしたオランダでの改革には、これからの日本社会が目指す「全員参加型の社会」を実現させるためのヒントが隠れていることでしょう。


最後は、日本社会のなかで人材業界が果たす役割について話をしました。総合人材サービス企業であるランスタッドが、「働く人のライフステージにあわせた多様な働き方の提供を通し、常に働く個人が活躍できる社会の実現に貢献すること」をこれからも目指していく考えを聴講者の方々に共有し、講義を締めくくりました。


後日、A4用紙にビッシリと(いくつかは裏側にも)書かれた聴講生約450名分のレポートが届きました!届いたレポートを拝読し、90分という長時間の講義にもかかわらず、非常に熱心に聴講いただけたことが改めて分かりました。


ランスタッドは今後も、労働市場に関する有益な情報の提供や、個々が活躍できる社会の実現に向け、引き続き貢献していきたいと考えています。

講義の様子

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