安全な業務再開のためのガイドライン:行動指針
『安全なビジネスの再開ベストプラクティスのプロトコル』を基にランスタッドが推奨するガイドラインをまとめたものです。
皆さまの従業員が安全に職場復帰できるようにするためにお役立ていただけますと幸いです。
原則
- オフィスに出社する人数を制限します。
- オフィスへの来訪者の人数は極力減らします。
- 直接会う会議や面接は必要最小限とし、可能な限りオンライン会議を使用します。
- 使う会議室はできるだけ限定します。
- オフィス内では三密状態(密閉、密接、密集)を避けるように行動します。
- 公共交通機関で移動する際には、混雑するピーク時間をできるだけ避けるようにします(例:時差出勤等)
- 業務をデジタライズすることを積極的に推進し、物理的な移動をできるだけ減らします。
- 可能な限り社員にオンライントレーニングを提供します。
- (高齢、抵抗力が弱いなど)弱い立場にある社員が在宅でより長く働くことができるようにサポートします 。
従業員の皆さんが守ること
- 出社前には家で検温をし、それを各自で記録してください。
- 職場では最低1.5メートルの距離を保ってください。
- 対面する打ち合わせや個室で会議など、人と近接&対面する場合にはかならずマスクをつけてください。
- 握手をしないでください。
- 名刺交換は電子名刺交換を積極的に活用してください。
- ペン、充電ケーブル、ホッチキスなどの事務用品を共有する場合は使用後に必ず除菌クリーナーで拭いてからもとの場所に戻してください。
- 出先から戻った時、食事の前後、トイレに行った後、公共交通機関で移動した後、および清掃後は、かならず手洗いとうがいをしてください。
- 咳エチケットを守り、ハンカチを持ちましょう。
- 発熱症状があるとき(目安として37.5℃以上)風邪症状がある場合(咳・鼻水・咽頭痛・息切れ・倦怠感)は出社停止としてください。
- 同居者が発熱(目安として37.5℃以上)またはコロナ陽性の可能性がある場合は、少なくとも8日間は在宅で過ごしてください。
- 会食や歓送迎会、社員同士の飲み会など集団で集まるものについては原則禁止。
- 来訪者へのオフィス内での行動についても責任を持って指示をすること。
クライアント/ビジター/業者の方の来社の際
- 最低1.5メートルの距離を保ちます。
- 来社の予約をしている方のみ受け入れます。
- 同行人数は2名までに制限してください。
- 入り口でアルコール消毒液で手指を消毒してもらってください。
- 入り口では可能な限り非接触体温計で検温をしてもらってください。
- 来社記録(ビジターの名前、会社名、来社日時、来訪先担当者)は必ず記録を残してください。
- 以下に該当する来訪者はお断りをしてください。
- 事前予約がない、飛び込みで来社する方。
- 鼻風邪、鼻水、くしゃみ、喉の痛み、軽い咳、高熱(37.5°C以上)のいずれかの症状がある方。
- 握手をしないでください。
- オフィス内では常に受け入れ担当者の指示に従ってもらってください。
入居するビルに感染者が出た場合
- 入居するビル内に感染者が出た場合、その支店の社員は速やかに14日間の在宅勤務に切り替えてください。
- そのオフィスの安全衛生担当者は、ビル管理会社と連絡をとり、詳細な情報とビル共有部の消毒の状況などを確認の上、上長に報告してください。
各オフィス事業所の安全衛生担当者の役割
- 各オフィスの安全衛生担当者は、COVID-19オフィサーに任命されます。各オフィスに少なくとも1名いる必要があります。
- 各オフィスの安全衛生責任者は、COVID-19オフィサーとその実務を管理します。
- COVID-19オフィサーは、支店の皆さんの協力と支店長のバックアップをもって、このガイドラインに記載のあるルールを自主的に率先してください。
- 役割についてわからないことがあったら安全衛生推進室マネジャーまでお問い合わせください。
- アクリルスクリーン、ポスター、ステッカーが届いたら、指示書を参考にしてオフィス内に掲示してください。
- 会議室や面接ブースについて、使用する部屋数を絞ってください。そして使わない会議室の扉には使用禁止の注意書きを貼る等、入室できないようにしてください。
- また使わない部屋は会議室予約システムなどで予約できないように、あらかじめ部屋の予約をブロックしてください。
- アルコール消毒、除菌クリーナーを使いやすい場所に設置してください。
- オフィス内の清掃は当番制にし、社員みんなに公平に清掃をさせてください。
- 清掃ログを取り、窓を開け1日2回換気を行うことをしてください。
- 体温計の管理をしてください。
- 掲示板やイントラネットを使って社員へルールの周知。
- 安全衛生管理者は定期的にオフィス内ウォークスルーをして、徹底させてください。
- このガイドラインを守らない人を見つけた場合は、その場ですぐ注意してください。これは、オフィス内の社員/業者さん/クライアント/訪問者に対しても同様です。また他の従業員にもそのように行動するよう指示してください。
- アルコール消毒等必要物品の調達、補充の窓口となり、継続的に安全で清潔なオフィスの維持に務めてください。
- 空気清浄機を持っているオフィスは、必要に応じて使ってください。