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一人ひとりの人生に寄り添うコンサルタントが目指す「AIにはできない仕事」

玉村 美薫プロフェッショナル事業本部 ライフサイエンス MEDチーム コンサルタント

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profile
新卒では学習塾に入社し、教室長を担う。約2年間学習塾で勤務した後、大人のキャリア形成・キャリア開発に興味を持ち、2016年にパーソルキャリア株式会社に転職。エージェント職を約4年間、人材開発部で新卒・中途採用の初期教育を約2年間担う。その後2022年にランスタッドに転職。現在はライフサイエンスチームでコンサルタントを務めている。

看護師の夢をあきらめ学習塾から人材業界へ。変わらぬ軸は“誰かの人生に寄り添える仕事”

▲学習塾に勤めていた頃、教室で講師の方々に誕生日を祝ってもらった時の写真。

もともと看護系の大学に在籍し、看護師を目指していた玉村。玉村にとって、看護師になることは幼い頃からの夢でした。

 

(玉村)「私は昔から人の悩みに寄り添ったり、人生の分岐点にかかわったり、誰かが前向きな人生を歩むためにモチベートしたりすることが好きで、“一人ひとりの人生に寄り添える仕事”に就きたいと思っていました。

幼い頃、身内が体調を崩していたときには、よくその身内の看病をし、いろいろ相談相手になっていたこともあり、人の痛みに寄り添い心のケアまでサポートする看護師になりたいという夢を持つようになりました。」

 

しかし大学在籍中、体調を崩したことがきっかけで、看護師の夢を諦めざるを得なくなくなったとのこと。

 

そんな中、学生時代の学習塾でのアルバイト経験を通して、学習塾で働くことも“誰かの人生に寄り添える仕事”だと確信し、新卒で学習塾に入社し、教室長として約2年間勤務しました。

 

さまざまな子どもたちの人生にかかわるやりがいを感じる中で、さらに幅広く多くの方の人生に関わりたいと感じるようになり、大人のキャリア形成・キャリア開発にも興味を持ち、人材業界への転職を決めました

仕事と育児の両立を図れるランスタッド|3歳の子どもを育てるワーキングマザーとしての働きやすさ

▲息子さんとのツーショット

学習塾から人材業界へとキャリアを重ね、最終的にランスタッドに入社した玉村。ここからは、玉村がランスタッドを選んだ理由を語ります。

 

(玉村)「私は、2020年のコロナ禍で出産を経験しました。誰もがこの先どうなるか見通しを立てられなかった中、私自身も仕事と家事・育児の両立に大きな不安を抱いていました。ただ、長く続いたステイホームで自分自身と向き合う時間を今までよりも多くつくれました。将来の働き方についても見直すことができ、改めて『子育てと両立しながら働く方法』や『自分が本当にやりたいこと』を考え直したときに、ランスタッドが一番に思い浮かんだんです

 

というのも、玉村のパートナーは以前ランスタッドのIT部門に在籍していました。玉村は、ランスタッドが実現する多様な働き方をパートナーから聞いていたそうです。

 

(玉村)「ランスタッドであればハイブリットでフレキシブルな働き方ができるため、育児と両立しながら自分が大好きな人材業界の仕事を続けられると思いました。また、ランスタッドのプロフェッショナル事業本部では、ROWE(Result Oriented Work Enviroment:完全結果志向)の考え方を大事にしており、結果を残すことが評価に直結すること、また透明性のあるインセンティブシステムにも魅力を感じていました」

 

現在、3歳の子どもを育てるワーキングマザーとしてランスタッドで働き始めて1年3ヶ月。ランスタッドでの働きやすさは十分に感じていると語ります。

 

(玉村)「仕事と育児の両立をバランス良く取りながら、日々充実した生活を送っています。出社する移動時間がない分、お昼ご飯をつくる際に、晩ご飯の下ごしらえができたり、お湯が湧くまでの時間に洗濯物を畳んでおいたり、時間を有効活用することができています。

 

もしも毎日出社していたら、帰宅したタイミングで晩ご飯の支度から洗濯物の取り込み、子どものお世話まで全て同じタイミングで行わなければなりません。家事はひとつ5分程で終わるものでも積み重なると負担が大きくなってしまいます。そのため、今は家事を分散できるだけでも精神的負担を軽減できていますね」

 

またランスタッドでは自律性が尊重されていると語ります。

 

(玉村)「それぞれが自走してプロジェクトを進めています。フルリモートで勤務していても、お互い信頼を置きながら仕事を進められるため、業務に不安を覚えることはありません

一人ひとりの候補者と向き合う姿勢のルーツは前職で始めた「棚卸しノート」

▲前職でインタビューを受けたときの写真。

仕事では、一人ひとりの候補者に寄り添い、その人に合ったキャリアプランを提示することを大切にしていると語る玉村。だからこそ、どの方にも唯一無二のキャリアストーリーがあるのだと語ります。

 

その中でも一人、心に残っている候補者がいたそうです。

 

(玉村)「旦那様の海外赴任に付き添われ数年間キャリアブレイクをしていた方から『愛知県で仕事を探したい』とご連絡をいただいたことがありました。ただ愛知県は、あいにく私が担当する地域ではなかったので、手元に紹介できる企業がありませんでした。しかし、ゼロから一緒に企業探しを行って、一緒にどんな企業であれば良いかを考えて。企業探しだけでなく、自己分析やキャリアプラン作成のサポートも行いました」

 

努力の甲斐があり、最終的に彼女は愛知県のとある企業に無事就職できたそうです。

 

(玉村)「彼女の内定が出たときに『本当に頑張りましたね』と心から彼女を祝福したい気持ちになりました。同時に“ランスタッドでサポートできて良かった”とも思ったんです。

 

一般的に人材業界のコンサルタントは、契約がある会社の中から候補者に合った企業を提示するというケースが多いです。どんなにその候補者のお役に立ちたいと思っても、条件に当てはまる企業を探したり、一から企業理解や契約締結をすることにはどうしても多くの労力が必要となるからです。そのため、候補者の希望に合う企業が契約企業リストになければ、その方へのご支援を諦めなければならないこともあります。

しかしランスタッドの場合、たとえ契約企業リストに掲載がなくても新規開拓をし、候補者と企業のベストマッチの機会を作ることはむしろ賞賛されていますので、とても顧客ファーストなカルチャーがあると感じています。

 

一人ひとりの候補者と向き合うことを大切にしている玉村。その姿勢の原点は、前職から続けている「棚卸しノート」にありました。

 

(玉村)「前職では何が成功要因だったのか、改善点はあるのかなどを洗い出し、最終的には自分で改善点を見つけ改良を重ねるための『棚卸しノート』を書き続けていました。

 

今までサポートした何百人もの候補者のキャリアストーリーだけでなく、候補者からいただいたお礼のメールも書き留めていました。数年経った今でも、うまくいかなくなった時に見返して、自分のモチベーションを高めることに役立てています。」

これからも大切にするのは“AI”ではなく“人”でしか生み出せない「共感性」

▲前職で「顧客親密大賞」を受賞した際の写真。

AIマッチングのような機械にとって代われるような仕事はしたくない」。玉村は仕事への想いも語りました。

 

「これからも、“人でしかできないこと”を突き詰めていきたいです。愛知県の案件を一緒に探したエピソードも、機械的に仕事をしていればデータベースを見て『愛知県は案件がありませんね』で終わっていたと思います。しかし人だからこそ、相手の方に寄り添い、言葉からだけではない本音を察知し、一歩踏み込んで候補者が本当に求めているキャリアやニーズを汲み取ることができると考えています」

 

AIではなく人でしか生み出せないもの。それは「共感」であるとも玉村は続けます。

 

(玉村)「候補者の内定が決まったときや次のキャリアステップを踏むと決断されたときなどは、感極まって一緒に泣いてしまうこともあります。

 

「一人ひとりの想いに共感し、想いに寄り添う丁寧さだけでなく、最後まで諦めない粘り強さも持ち続けていきたい」とも語りました。

 

(玉村)「自分が体調を崩して看護師になる夢を諦めざるを得なかった経験を経て、世の中には頑張りたくても頑張れない環境があるのだと気づきました。だからこそ、自分が頑張れる時に精一杯努めたいと思っています。寝たきりの生活で何もできない時期があったからこそ、今自分が活躍できる環境に本当に感謝していますね」

 

「育児と仕事を両立しながら私らしく働けている成功体験を与えてくれたランスタッドには、とても感謝している」と続ける玉村。だからこそコンサルタントとして実績を上げ、ランスタッドに恩返ししていきたいとも語りました。

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