東京は「職場での生きづらさ」が突出(39%)。ランスタッド、札幌・東京・大阪・福岡4都市8,000人規模の「プライド意識調査」を発表

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2026/10/21

職場で「等身大でいられる」層は大阪・福岡で8割超でも、全国で約3割が居心地の悪さを実感 4都市のプライドイベント会場アンケートから見えた、制度と現場の地域別リアル

総合人材サービスを提供するランスタッド株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役会長兼CEO 道上 淳之介、代表取締役社長 猿谷 哲)は、2026年に参画した4都市のプライドイベント(東京プライド、大阪レインボーフェスタ!、さっぽろレインボープライド、九州レインボープライド)の自社ブースにて、シール投票形式による意識調査を実施いたしました。本調査は「社会に対する実感(法整備や権利の向上)」と「働く現場での個人の居心地(職場の心理的安全性)」の2軸(4象限)で問いかけたもので、4地域合計で8,007名の方々に回答をいただきました。

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■ 約6割が社会は平等に向かっていると回答する一方、約3割は職場で自分らしくいられない現実

4都市合計(8,007名)で見ると、約6割(58.9%)が「社会は平等に向かっている」と回答する一方で、約3割( 30.8%、2,462名)が「いまの職場では等身大の自分でいられていない」 と回答しています。今年は2023年に施行された「LGBT理解増進法」に基づく初の基本計画が閣議決定されるなど、社会的制度や法律の整備(Same Rights)に対するポジティブな手応えが進む一方で、日々の「働く現場」における居心地や心理的安全性(Same Life)には未だギャップが存在することがわかります。

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■ 都市ごとに異なる「自己受容感」と「社会への期待」の構造

今回の調査では、都市ごとの産業構造やコミュニティの成熟度、職場の組織風土の違いによって、回答のバランスに顕著な特徴が現れました。

【東京(4,340名)】 「職場での生きづらさ」が最も顕在化(39.1%が自分らしくいられない)

randstad_TokyoPride2026_surveyboardresults.jpg首都圏・東京(4,340名)では、4つの象限をとおして回答が最も広く分散する結果となりました。特筆すべきは、「いまの職場では等身大の自分でいられていない」と回答した割合が 39.1%(1,700名) と、4都市の中で最も高かった点です。 大企業の本社や多様な職種が集積する東京では、制度としてのEDI&B*¹(平等・多様性・包摂)の導入が進む一方で、個々の職場風土やチーム内の同調圧力、キャリアへの影響を懸念する声も根強く存在します。「社会全体は平等に向かっている」という変化を感じつつも、日々の働く現場では属性を隠したり、本来の自分を抑圧せざるを得ない葛藤を抱える働く人のリアルな姿が浮き彫りになりました。

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【大阪・福岡(計2,732名)】 高い心理的安全性(83.9%が自分らしくいられる)と制度へのもどかしさ

西日本の拠点都市である大阪(1,781名)と福岡(831名)では、各項目において非常に近い回答割合を示しました。両都市ともに「職場で等身大の自分でいられている」と回答した人が 83.9%(大阪: 1,506名、福岡: 787名)と8割を超え、非常に高い自己受容感と職場での居心地の良さ(高い心理的安全性)を示しています。 地域に根ざしたコミュニティの結びつきや、オープンな風土が現場の包摂性を後押ししていると考えられます。その一方で、「自分らしく働けているが、社会全体の法整備や平等への歩みはまだ遅い」と回答した人が3割強(大阪:32.5% 福岡:32.4%) に上り、東京の23.5%を上回りました。働く現場での実態が先行する一方で、国家や企業レベルの制度改革が追いついていないことに対する歯がゆさや冷めた視点が、両都市共通の意識として表れています。

randstad_OsakaRainbowFesta2026_surveyboardresults.jpg.jpgrandstad_KyushuRainbowPride2026_surveyboardresults.jpg.jpg

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【札幌(935名)】 社会制度への手応えと個人の実感が拮抗する「過渡期」

randstad_SapporoRainbowPride2026_surveyboardresults.jpg.jpg札幌では、社会制度や権利の進展(Y軸)に対する評価が「向かっている(53.9%)」と「向かっていない(46.1%)」でほぼ拮抗する結果となりました。 「社会も自分も前進している(社会Yes / 自分Yes:37.5%)」というポジティブな声と、「自分らしくはいられるが社会の変化は実感できない(社会No / 自分Yes:27.9%)」という声が拮抗しているほか、「社会も職場も未だ課題が多い」と感じる層も 18.2% 存在します。地方都市においてEDI&Bの波が浸透していく途上ならではの過渡期的な状況であり、働く環境や立場によって実感に大きなグラデーションが存在することが伺えます。

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4都市アンケート結果一覧テーブル.jpg□

■ 一過性のイベントから、日常の職場環境へ

ランスタッドは世界で初めて同性婚を認めた国・オランダ発祥の総合人材サービス企業として、「誰もが自分らしく働ける環境づくり」を経営の核に掲げています。制度や法整備の推進にとどまらず、日々の「働く現場」におけるインクルーシブな組織風土や心理的安全性を高めることが、働く人々の本来の力を引き出し、社会全体の変化につながると考えています。多様性を尊重する職場づくりへのヒントを社内外のLGBTQI+当事者やアライの計4名(ブルボンヌ氏、小島あゆみ氏、ヨス・シュット、矢野泰正)インタビューしブログ「虹色が消えたあとの、職場で」https://www.randstad.co.jp/careerhub/diversity/20260605.html で発信しています。

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■ 調査概要

【調査日】   東京 6月6日・7日  大阪 10月10日・11日   札幌 9月26日・27日   福岡 10月17日・18日
【回答者】   4都市のプライドイベントにおけるランスタッドブース来場者
【回答者数】  合計 8,007名 内訳(東京: 4,340名、大阪: 1,781名、札幌: 935名、福岡: 951名)
【内容】    
Y軸(社会への実感): 「日本は、誰もが平等な権利を持って働ける社会に向かっているか?」
X軸(職場の心理的安全性): 「いまの職場(日々の生活)で、自分自身の属性(性別、性自認・性的指向、年齢など)を意識せずに、等身大の自分でいられているか?」

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Randstad_KyushuRainbowPride2026.jpg

□【写真】九州レインボープライド2026の様子

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*¹ EDI&B: (Equity, Diversity, Inclusion and Belonging:公平性、多様性、インクルージョン(包摂性)と帰属意識)の略

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■ ランスタッドの会社概要

[社  名] ランスタッド・エヌ・ヴィー

[設  立] 1960年10月

[代  表] サンダー・ヴァント・ノールデンデ、ホルヘ・バスケス

[所 在 地] オランダ

[従業員数] 38,480人

[売  上] 4兆2,537億円(230億7,700万ユーロ) 2025年度実績(12月決算)
(人材サービス業として世界最大*²
)

[資 本 金]  7,376億8,866万円(40億200万ユーロ) 2025年12月末時点

[事 業 所] 世界39の国と地域

[事業内容] 総合人材サービス

[URL] https://www.randstad.com/

(1ユーロ184.33円換算/ 2025年12月末時点)

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*² Staffing Industry Analysts 2025、人材サービス企業売上ランキングより

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□ランスタッドについて

ランスタッドは、世界で最も公平で専門性を備えた人材サービス会社になるというビジョンを掲げる人材業界のグローバルリーダーです。人材およびクライアント企業に選ばれるパートナーとして 、労働市場の深い理解と4つの専門分野(オペレーショナル/ プロフェッショナル/ デジタル/ エンタープライズ)を通じ、クライアント企業が成功するために必要な、高品質で多様性に富んだ柔軟な労働力の実現を支援します。私たちは、あらゆるバックグラウンドを持つ人々に公平な機会を提供し、急速に変化する働く世界において人々が価値ある存在であり続けられるよう支援することに注力しています。ランスタッドが創造する価値を通じて、誰もにとってより良い働く世界の実現に貢献します。

オランダに本社を置くランスタッドは、39の国と地域(市場)で事業を展開しており、約38,000人の社員が働いています。2025年には、15万社近いクライアント企業と170万人以上の働く人々を支援し、231億ユーロの収益を上げています。ランスタッドN.V.はユーロネクスト・アムステルダムに上場しています。詳細は、ウェブサイトをご参照ください。www.randstad.com

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<このリリースに関する問合せ先>
ランスタッド株式会社
広報担当 (斎藤・安田)
Email:
communication
@randstad.co.jp

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