【派遣社員レポートvol.64】第7期ボランティア派遣社員、タンザニアへ到着!

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2017/10/13

  このたび、第7期ボランティア派遣社員として本プロジェクトに参加することになりました、マーケティング部門に所属しています太田です。私は前任者の笹森からバトンを受け継ぎ、ボランティア派遣社員の二人目としてタンザニアに赴任されました。タンザニアはもちろん、アフリカへも初の渡航となります。日本とは異なる点が多くあると思いますし、自身の経験や知識がどこまで通用するか楽しみでもある反面、不安でもありますが「やるしかない!」をモットーに頑張って参りたいと思います。

  私は、日本でマーケティング分野での職務に従事していますが、タンザニアでもこの分野での活動がメインになります。VSOではさまざまな活動が行われていますが、今回、私はT-LED(Tanzania local enterprise development)というプロジェクトチームに配属されました。T-LEDの役割はタンザニアの現地にある中小企業の営業活動をさまざまな視点からサポートすることです。2014年から始まった本プロジェクトは5年というスパンでKPIを設定し、トレーニング者数、雇用者数、そして売り上げとトレーニングやアドバイスを実施することでこのKPIの達成を目指しています。また、このKPIを達成するためにさまざまなスキルや経験を持つ人材が世界中から集められ、各地域や業界のニーズに応えられるように体制を整えられているのもT-LEDの特徴です。

 

  今タンザニアの中小企業が抱える問題は、『ギャップ』です。タンザニアではガスやオイルが最大の産業なのですが、この大きな産業や企業のニーズに中小企業が応えられていないのが現状です。例えば、商品のクオリティが必要レベルに達していない、または商品のクオリティは必要なレベルに達しているのにその商品の存在が大企業に知られていない、商品のプロモーション方法が分からない、適切な自社製品やサービスの価格が自身では分からないといった、必要なビジネスの基礎知識が欠けていることが大きな問題としてあります。

  これから3ヶ月間、タンザニア国内でダルエスサラーム、ムトワラ、リンディ、ムワンザ、イリンガなど各地に移動しながら現地の中小企業と接し、ニーズを把握しどのように活動するかがこの滞在のキーになってくるかと思います。私が求められていること、そして出来る最大限のサポートを考えながら行動していきたいと思います。本ブログ上に定期的に活動内容を掲載していきますので、是非これからご覧いただけますと幸いです。

▲VSOオフィスにて

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