【派遣社員レポートvol.42】学生ボランティアの活動が開始!初めてのチームミーティングが行われました。

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2015/12/18

本日は、ICSプログラムに参加する学生ボランティアたちの活動が始まってから、最初の金曜です。ラリトプールを拠点に活動をするLivelihoodチームでは、最初のチームミーティングが開催されました。今回のミーティングの主旨は、この1週間で学生ボランティア達が各村で行った活動や現地でリサーチしたことについての情報共有です。例えば、各村内の学生は学校でどういうことを学んでおり、またどんな学習方法なのか、各村にはどういうコミュニティがあり、またどういう関わり方をしているのか、現地で行うイベントやアクティビティのプランは出てきたか、などです。

あるチームは、現地の学校を訪れていくつかの授業に参加し、現地の女性グループのミーティングにも参加をした、という報告をしていました。今後の活動内容として、CAD(Community Action Days)という活動を行うそうです。CADでは、学生ボランティアメンバーが現地のニーズを基に、イベントを開催します。例えば、セミナーやワークショップ、啓蒙活動、タレントオーディションなどを行うのですが、このチームについては学校でのイベント開催をするということでした。イベントの参加対象となるのは、主にコミュニティのメンバーや学校の生徒たちで 、学校の壁を利用したwall paintingを行ったり、衛生環境を整える必要性や教育の重要性に関する授業を行うそうです。その他にも、peer education(コミュニティメンバーや学生同士による教育プログラム)、職業訓練、身の回りを清潔にするための活動を行っていこうと考えているそうです。

このミーティングは、Livelihoodプロジェクトに参加する学生ボランティア全員が揃う場でもあるので、この1週間で起きた出来事などのシェアもありました。やはり話題に出てきたのは、食事や衛生面(水に関する事が多かったです)に関してでした。どうしても現地のホームステイ先の人たちとは考え方や感覚が違うため、時には現地の習慣を学生ボランティアが受け入れる事が難しく、苦労しているようでした。議題にあがったことについては、ICSのスタッフが各ホストホームに直接話し、改善できる部分は改善できるよう、取り組んでいくそうです。次のICSボランティアが来る可能性があるので、こうした生の声はできるだけ早くホストホームへ伝えることが重要になります。


チームミーティングを行った、RICODオフィス

職員と学生ボランティアで話し合い。表情が皆、真剣です!

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