【派遣社員レポートvol.55】タンザニアへ到着!トレーニングが開始しました。

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2017/02/07

このたび、第6期ボランティア派遣社員として本プロジェクトに参加することになりました、本社営業本部の笹森です。ランスタッドジャパンのVSOプロジェクトは、今回より、ネパールの観光業促進プロジェクトからタンザニアの若者雇用支援プロジェクトに変更となりました。

※ランスタッド タンザニア若者雇用支援プロジェクトに関してはこちら:
https://www.randstad.co.jp/about/newsrelease/20170203.html

1月29日にタンザニアのダルエスサラームに到着し、いよいよVSOの活動が始まりました。タンザニアのVSOはHealth,(健康)Education(教育),Secure Lives(住環境の整備)の3つの分野を活動軸にしており、今回ランスタッドがアサインされているのはSecure Lives内のプロジェクトです。このプロジェクトは"Vijna Na Ajira(VNA)", "Elima Fursu(EF)", "Enhancing Employment through Vocational Training (EEVT)", "Youth Economic Empowerment(YEE)", "T-LED"という5つの活動で構成されており、私はEEVTに参加します。

EEVTはムトワラとリンディ地区における若者への職業訓練が主な活動内容となります。本地区は現在、オイルや天然ガスをはじめとした天然資源の発掘による発展が進んでいますが、人材の能力開発はそのスピードに追いついていません。プロジェクトマネージャーのアブラハム氏曰く、1番足りないのはビジネス上での振る舞い方やコミュニケーションスキルを含めたソフトスキルだそうです。本プロジェクトは、若者への職業訓練を通してより良い仕事への就業をサポートし、現地の雇用発展に導く事を活動目的としています。

また、このプロジェクトとは別にタンザニアに進出している日本企業とVSOを結びつける活動も同時に行うことになっています。このようなアクションはタンザニアVSOで「インダストリ・リンキング」と呼ばれており、これまでも現地法人との交渉を粘り強く続けているそうです。今回、VSOは新たなチャネルとして日本企業との長期的な関係構築に強い期待を持っています。そこで、日本の現地法人3社との面談日程も決定したので、その結果はまたの機会にご報告します。

これからスワヒリ語の訓練を4日間受け、ムトワラに一週間滞在し、EEVTプロジェクトの打ち合わせを進めます。滞在期間はまだ数日ですが、アフリカという文化、またタンザニアという国を肌で感じることができ、貴重な体験となっています。皆さまには実態の片鱗を、このレポートを通して感じて頂けましたら幸いです。

▲VSOタンザニアオフィスにて

▲ダルエスサラームのビーチにて

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