【派遣社員レポートvol.26】バグンデ村で、安全な水のトレーニングを実施しました!

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2015/05/18

安全な水のつくり方のトレーニングを受けたポカラから、バグンデ村・TPCメンバーであるハルカさんとヤムさんと共に、バグンデ村に戻りました。早速、学んできた安全な水のトレーニングの実施、そしてろ過機の設置です。震災の関係で、カトマンズの大学院に通っている村出身の若者も一時帰省しており、子供たちを含め30名近くの方が集まりました。お昼頃から開始し、ハルカさんとヤムさんが中心となり、村の皆さんと共にろ過機を作りました。設置した場所は、バクンデ村の公立学校のすぐ近く、5時間ほどかかりましたが、完成したときには、参加された皆さんから歓声が起きました。

今後、このろ過機は学校に通うすべての子供たちや、村の人々が使用することになります。今後月に一回のメンテナンスが必要となりますが、TPCの方々を中心に実施チェックリストを用い、設備維持をしていただきます。バグンデ村ではこれまで、雨水と川から引っ張ってきた水をそのまま生活水として使用していました。子供から大人まで蛇口から直接、水を飲むことが多く、下痢などの原因にもなっていました。今後多くの方が、設置したろ過機のタンクから安全な水を飲んでいただけたら本当にうれしいです。


安全な水の作り方トレーニングスタート!


ろ過機に使う砂をふるいにかけています。(TPC代表ケムさんがランスタッドTシャツを着てくれています!)


ハルカさんとヤムさんが最後セッティングをしてくれました!ろ過機設置完成!


左から、ろ過したての水、30分後の水、さらに30分後の水。だんだん、透明に変わっています。


エンジェル君、美味しそうにろ過されたお水を飲んでいます!

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