【派遣社員レポートvol.17】カトマンズへ到着、トレーニング開始 そして、ポカラへ!

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2015/04/13

成田空港からカタールのドーハ経由で、約20時間かけ、4月13日にネパールの首都カトマンズに到着しました!翌14日はネパールの新年、街はとてもにぎやかで、現地の人がすれ違う度に、笑顔で「ナマステ」(こんにちは)や"Happy New Year"と話しかけてくれました。ネパールの人々はとてもフレンドリーです!

カトマンズに到着してから2日目、VSOメンバーと合流し、オリエンテーションに参加、その後みっちりトレーニングを受けました。トレーニングは、VSOが活動の軸として掲げている3つの分野(教育・健康・生活)をテーマに実施されました。VSOネパールは、教育をはじめとしたボランティア活動を国内各地で行っており、ネパールでの活動を開始してから今年で50周年を迎えます。

VSOオフィス内では、多くのネパール人が流暢な英語を話し、世界中から来たボランティアの方々と交流を深めています。VSOのメンバーの約半分はカダフスタンや、ドイツ、アメリカ、イギリスからと様々な国から集まった人たちです。このような環境で様々なバックグラウンドを持つ方々と話ができるのは非常に刺激的です!

しかし、首都カトマンズと異なり、これから向かうBagulung(バグルン)郡・Bhakunde(バクンデ)村では英語でのコミュニケーションは困難だそうです。そのため、私と一緒に、ネパール人のNalini(ナリーニ)さんという方が、通訳や案内を含めに付き添ってくれることになっています。親しみやすくで、笑顔が素敵な彼女と行動を共にできるのは非常に心強いです。

同じネパール国内でも所変われば、環境も生活スタイルもまったく異なります。私も、カトマンズとバグルンでは環境もインフラもまったく違うので心の準備をしたほうがよいとアドバイスをいただきました。ネパールでは、日本と同じく、都心から離れた地域に住む多くの若者が出稼ぎに出るため、地方での過疎化が深刻化しています。また、都心から離れるほど、生計を立てるための主となる産業が枯渇しており、多くの村民が、貧困と戦っています。VSOの活動では、地域ごとにターゲットを絞り、先ほどお話した、3つの分野における支援を行っています。

本日、カトマンズから約1時間弱かけてネパール第二の都市、ポカラまで移動します。ポカラは、トレッキングやパラグライダーなどが有名で、世界中から旅行者が集まる、観光業が成功している都市のひとつです。これから、ポカラへ一泊し、Naliniさんと一緒に、何が観光客を惹きつけているポイントなのか詮索してきたいと思います!

VSOネパールのOfficeにて (昼食の様子)

カトマンズの世界遺産Boudhanath(ボダナート)

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