【派遣社員現地レポートvol.5】地元の中学校でのホームステイツーリズムトレーニング

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2014/08/15

8/15(金)10:00~17:00、8/16(土)10:00~15:30の二日間で13~15歳の生徒26名に対して、ホームステイツーリズムに関するトレーニングを行いました。地元の銀行で、観光産業の推進に努めているスディップさんがトレーニングの講師を引き受けてくれました。彼の、「政治家、政府(行政)のやること(道路建設等)はそっちに任せて、民間の私たちは私たちにできることをやるべきです。」という言葉がとても印象的でした。
「道路が整備されなくても、トレッキングが売りになる。牛やヤギの乳をその場で消毒して飲むことも可能です。(私が怖がっている)つり橋についても、バンジージャンプをするような人がいるのだから、かえって観光客をひきつけるアトラクションになります。」と、すごくポジティブな内容で感動しました。もっと安全なつり橋に補完して、日本人が安心して訪問でき、スリルを味わいながらも安全に渡れる「つり橋」にすればアドベンチャーアトラクションになる!といった発想からは、広い視野を持つべきであることに気づかされました。

トレーニングには、対象となった学校から男子学生13名、女子学生13名の合計26名が参加してくれました。グループワークでツーリズムのアイデアをみんなで話し合い模造紙に書いて発表したり、新聞紙を使っての衣装作り(限られたリソースでいかに良いものを作るか)に挑戦したり、みんな楽しそうに取り組んでいてその笑顔に励まされました。みんなの笑顔が溢れ、言葉が分からないのに本当に楽しいトレーニングでした。

トレーニングの途中、観光推進委員会(Tourism Promotion Committee(TPC))の代表で学校の先生をしているキムさんに連れられて近くの学校へ。職員室や教室も日本とはまったく違いました。小さい教室に小さい子供たちが集まってきて、日本から持っていった鉛筆や風船、折り紙を喜んで受け取ってくれたのがとても印象的でした。

(第一期派遣社員 北條)

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