世界の人事リーダーは迅速なAI導入でスキルギャップに対処する必要性を自覚 人材動向調査2024の結果を公開、人材トレンドトップ10を発表
世界21か国の経営層に人材動向調査を実施。AIの導入、スキルベースの組織への移行を進め、適切なテクノロジー、人材の可能性、意欲をもたらす文化への投資の重要性を解説
総合人材サービスを提供するランスタッド株式会社（本社:東京都千代田区 代表取締役社長 猿谷哲）は.日本を含む世界21ヶ国の企業のCレベル役員や人事部門のリーダー1,076名を対象とした人材動向調査「タレントトレンドリサーチ2024」の日本語版を7月3日よりホームページにて公開いたします。人工知能(AI)と人間の知能を組み合わせて、どのように最適化されたワークフォースを実現するのか、パンデミック後の急速な労働環境の変化の中で特徴的な10のトレンドを紹介し、人間とAIの協働、スキル革命、そして体験と文化の３つの論点を解き明かしています。
□
2024年の人材トレンドトップ１０
01 AIが仕事の手法を再定義する
02 テクノロジーが人材獲得をすべての人材戦略の中心に据える
03 AIとデータの力によって人材マネジメントが躍進する
04 AIが人間の可能性に光を当て、社内流動性を民主化する
05 先天的なコアスキルとモチベーションが必須条件に
06 人的資本をつかさどるリーダーがビジネスに一石を投じる
07 ハイブリッドワーク革命で競争力を保つ
08 文化が重要な人材モチベーターとなる
09 逆境で多様性が花開く
10 人間の可能性によって生産性の闘いに勝利する
□
採用、成長、社内流動性を統合し、総合的な戦略を作るAIの力の恩恵を受けているか?
多くの企業がスキルギャップの拡大に直面しており、AIを活用した新たな人材戦略を模索しています。AIの導入により、職務記述書の作成、候補者の選抜、面接スケジュールの管理が効率化される一方で、人材開発や内部流動性の向上にも役立っています。人事部門のリーダーの65％が社内流動性のテクノロジーに投資していると答えており、昨年の56%から9ポイント上昇しています。、また、企業が投資しているすべてのテクノロジーの中で、AI検索・マッチが対前年比で最も大きな伸びを示しており、人事部門のリーダーの3分の2(66%)がこれらに投資していると回答しており、2023年から14ポイント増加しました。
□
いかにして後天的なスキルを超えた要素へと目を向けるべきか?
人事部門のリーダーが今後直面すると考えている課題のトップ2は、希少スキルの獲得競争の激化(34%)と専門スキルのさらなる不足(32%)であり、どちらもスキルに関するものとなっています。人事部門のリーダーは、過去の経験や実績に頼るだけでなく、創造力、適応力、問題解決能力などの先天的なコアスキルやモチベーションを理解する必要があります。後天的スキルとこれらの要素を組み合わせることで、人間の全体的なポテンシャルが見え、優秀で多様な人材を見つけることができます。
□
人間の可能性を解き放ちアウトプットを高めるカギはパフォーマンス指向の文化
組織文化の強化が今年も依然として人事部門のリーダーが願う項目の上位にあります。4人に1人が、強固な会社の価値観や価値提案を従業員に明確に伝えるためにもっと投資したいと答えています。これは、すべての事項の中でスキリングの取り組み(30%)に次いで2位であり、さらに、22%が個人のウェルビーイングを優先する文化への移行に取り組む必要があると感じています。
□
「ランスタッド・タレントトレンドリサーチ2024」は 下記からご覧ください。
日本語版： 下記からダウンロードできます。
https://services.randstad.co.jp/download/form/talenttrend2024
英語版（オリジナル）：
https://services.randstad.co.jp/download/form/talenttrend2024_en
□
□
□
□
ランスタッドの会社概要
[社 名] ランスタッド・エヌ・ヴィー
[設 立] 1960年10月
[代 表] サンダー・ヴァント・ノールデンデ、ホルヘ・バスケス
[所 在 地] オランダ
[従業員数] 46,000人
[売 上] 3兆9,949億円(254億2,600万ユーロ) 2023年度実績(12月決算)
（人材サービス業として世界最大*²）
[資 本 金] 7,384億6400万円(47億ユーロ) 2023年12月末時点
[事 業 所] 世界39の国と地域
[事業内容] 総合人材サービス
[URL] https://www.randstad.com/
(1ユーロ157.12円換算/ 2023年12月末時点)
*² Staffing Industry Analysts 2022、人材サービス企業売上ランキングより
□
ランスタッドについて
ランスタッドは、世界で最も公平で専門性を備えた人材サービス会社になるというビジョンを掲げる人材業界のグローバルリーダーです。人材不足の世の中にあっても、人材に寄り添う真のパートナー（Partner for talent）として、4つの専門分野（オペレーショナル/ プロフェッショナル/ デジタル/ エンタープライズ）を通じクライアント企業が成功するために必要な、高品質で多様性に富んだ柔軟な労働力の実現を支援します。また人々が有意義な仕事につき、それぞれが適切なスキルを身につけ、職場に目的と居場所を見出す手助けをします。ランスタッドが創造する価値を通じて、誰もにとってより良い、より持続可能な未来の実現に貢献します。
オランダに本社を置くランスタッドは、39の国と地域（市場）で事業を展開しており、約40,000人の社員が働いています。2023年には、200万人の人々の就職を支援し、254億ユーロの収益を上げています。ランスタッドN.V.はユーロネクスト・アムステルダムに上場しています。詳細は、ウェブサイトをご参照ください。 www.randstad.com
□
＜このリリースに関する問合せ先＞
ランスタッド株式会社
広報担当 （斎藤・安田）
Email:
communication
@randstad.co.jp