エンプロイヤーブランドとは「この企業で働きたい」と思われる
「勤務先としての企業の魅力」を意味します。

エンプロイヤーブランドとは

「勤務先として魅力ある企業」を形づくる要素はひとつではありません。企業スケール、売上、知名度、給与だけでなく、職場環境の快適さ、興味深い仕事やキャリアアップの機会があるか、社会に貢献をしているか、など魅力を感じるポイントは様々です。エンプロイヤーブランドを高めることは、優れた企業イメージを構成すると同時に、職場環境の改善を重ねることで、「働く人、家族、求職者にとって真に魅力ある企業」を目指すことになります。エンプロイヤーブランドは欧米を中心とした海外では、今や主流の言葉です。
ランスタッドは世界の企業が取り組む「エンプロイヤーブランディング」を日本にも広げ、企業の採用活動や組織力向上、そして働く人と企業の双方が真の力を発揮できる労働市場の創造に貢献することを目指しています。

エンプロイヤーブランドの重要性について

企業の魅力が高まれば、優秀な人材が集まり、企業の成長に繋がります。企業および私たちの人材ビジネスが共に成長するために、エンプロイヤーブランドは雇用戦略だけでなく、経営戦略でも大きな要であるのです。

エンプロイヤーブランド・リサーチとは

ランスタッドのエンプロイヤーブランド・リサーチは、第三者機関が世界共通基準のもとで世界最大規模の調査を行い、エンプロイヤーブランドの高い企業を表彰する試みです。一般の方への調査から、各企業が「どれだけ働きたいと思われているか」を測ります。また、各企業の「どの点が評価されているか」も明らかにします。そして、雇用主がエンプロイヤーブランドを形成するのに役立つ考察を行います。

エンプロイヤーブランド・リサーチの調査概要

調査内容

回答者はまず、調査対象企業の中から、自分が知っている企業を選択。次に、その選んだ企業に勤めたいかどうかを回答。また、調査ではランスタッドアワードの歴史と経験に基づいて選んだ“10の指標”による分析を行い、各調査対象企業のどの点がより魅力的であるのかを明らかにする。

<10の指標>

歴史と経験に基づいて選んだエンプロイヤーブランドに影響を及ぼす10の指標により、企業のどの点が魅力的であるのか明らかにします。

  • 就業場所の利便性
  • 長期的な雇用の安定
  • 望ましいワークライフバランス
  • 財務体質の健全性
  • 快適な職場環境
  • 社会的評価
  • 仕事内容のおもしろさ
  • 環境や社会への配慮(CSR)
  • 給与水準の高さ、福利厚生の充実度
  • キャリアアップの機会

グローバル経済の75%以上を占める32の国と地域の約16.3万人の回答者を対象とした世界最大規模のランスタッド独自調査です。

本調査は、最近特に注目を集めている”エンプロイヤーブランド(働く人にとっての企業の魅力)”に関する世界最大規模の調査です。就業の有無に関わらず、広く一般の方を対象とした大規模調査を実施し、「その企業を働く場として魅力的に感じるかどうか」を問います。自分を活かせる職場を求めているあらゆる人の、企業に対する率直な印象を浮かび上がらせるという点に、本調査の特徴があります。

日本国内150社のエンプロイヤーブランドを調査

回答者

日本国内で任意に選出された18歳~64歳の男女(就業の有無は問わず)

調査方法

Webアンケート形式