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社内公募制度を活用し、自分の強みを開花!経験豊富なオールラウンダーが新しいことに挑戦し続ける理由

櫻井 祥子IT本部 ユーザーサクセス部 ユーザーサポート課 マネージャー

profile
東京都出身。大学卒業後、2003年にランスタッドへ入社。支店勤務、営業企画部を経て2018年よりIT本部。

「人材派遣」という働き方の可能性

ITユーザーサクセス部にて社内ユーザからのトラブルシューティングに対応する櫻井。アプリケーション部門でマネージャーとして活躍しています。

 

新卒でランスタッド(経営統合前のフジスタッフ)に入社してからの21年間、櫻井が担当した業務はコンサルタント・アドミニストレータ―・営業企画・ITサポートと多岐にわたります。しなやかな変化を続けてきた櫻井に、ランスタッドに入社した経緯を聞きました。

 

(櫻井)「私がランスタッドに入社したのは母の影響が強いと思います。母の世代は子どもが小さいうちは専業主婦になるのが一般的で、母も私が小学生になってからパートを始めていました。ところが、パートにもかかわらず社員並みの負担を求められる様子に疑問を感じてしまって。当時はキャリアに空白ができるとなかなか社員になれない流れもあり、女性のキャリア構築の難しさを感じました

 

その後、大学生時代に始めたコールセンターのアルバイトで「派遣」という働き方に出会います。その職場では、多くの派遣スタッフが自分のペースを守りながら生き生きと働いていたと振り返ります。

 

(櫻井)「定期的に派遣元の営業担当の方がやってきて、派遣スタッフのフォローをしたり、職場に要望を出したりと、派遣スタッフが心地良く働けるようサポートしていました。派遣スタッフのほとんどは子どもを持つ女性でしたが、無理なくキャリアを継続している姿に希望を感じました

 

誰しもが守られながら働ける社会を作りたい、人材業界への就職を決意した櫻井。就職活動を通して好印象を抱いたランスタッドに入社します。初めての配属先は立川支店のコンサルタントでした。

 

(櫻井)「人数の少ないアットホームな支店で、職種の垣根を越えていろいろな業務に携わることができました。当初はコンサルタントでしたが、より派遣スタッフさんに寄り添えるポジションに就きたくてアドミニストレーター職も担当し、給与計算などの事務まわりをサポートさせてもらいました。この時代に培われた広く現場をみる視点が、IT部門に来てからも役立っていると感じます

社内の潤滑油として強みを開花

▲営業企画部時代のメンバー

産休取得後、櫻井の復帰場所となったのはスタッフマーケティング部門。派遣スタッフ満足度向上のためのキャンペーンなどを提案する、営業企画を担当します。当時の仕事を「スタッフさんまわりの何でも屋さん」と表現しています。

 

(櫻井)「スタッフマーケティング部門は支店や他部署と連携しなければできない仕事です。調整役の要素が強く、関わる方々が円滑に担当業務をこなせるようコミュニケーションを図り、臨機応変に立ち回る場面が多かったですね。

 

その後、組織編成で営業企画部門がなくなることになり、次の行き先を探す必要がありました」

 

自分のキャリアを左右する選択に迷っていたとき、声を掛けてもらったのがIT本部です。社内の潤滑油としてどんな仕事でもこなす櫻井をみていた担当者からの提案でした。櫻井は社内公募制度を活用し、晴れてユーザーサクセス部にジョインします。

 

(櫻井)「自分の行き先を自分で決められるのは社内公募制度の魅力です。自分のキャリアパスに真剣に向き合うきっかけになるし、自分でやりたい仕事を選んだと納得感が持てますランスタッド自体が『従業員が主体性を持ってキャリアを築くこと』を推奨しているのだと感じますね。

 

働き方についても同様です。自分で「働き方をデザイン」できるよう、リモートやフレックス制度がランスタッドには浸透しています。特にフレックスは残業時間抑制にも有意義ですね。ランスタッドは月間の労働時間を満たせばOKという考え方なので、『昨日残業していたから、今日は昼で上がったら?』と言葉を掛け合い、疲れを溜めないようにしています

 

櫻井は多くのポジションを経験するなかで、一貫して感じてきたことがあると言います。

 

(櫻井)「『一緒に働く人や環境に恵まれていた』、この一言に尽きます。月並みな表現ですが、心根の優しい人が本当に多いんです。例えば、現職ではシステム障害時など他部署に迷惑が掛かってしまう場面もありますが、このようなときにもいつもありがとうと言葉をかけてくれるのです。私ももっとユーザを支援できるようになろうと改めて思う瞬間です。優しさは伝染するのだと身をもって感じていますね」

現場経験を生かし「相手の気持ちがわかる」サポーターに

▲現在のチームメンバーと

現在は社内ユーザのサポートデスクとして日々奔走する櫻井。忙しいなかでも忘れないようにしていることを聞きました。

 

(櫻井)「私たちアプリケーションチームのユーザは2,000名以上の従業員です。操作方法のレクチャーから異動にともなうアカウントの発行・停止処理、役職に応じた権限の付与など日々さまざまな業務が発生します。ここで必要になるのが『現場目線』だと思っています」

 

管理部門にいると社内に照準を合わせてしまいがちですが、その先にいるのは派遣スタッフ。この意識があると、業務の優先順位やスピード感は自然と変わってくると櫻井は言います。

 

(櫻井)「現場から届くログインエラーやシステム不備は、派遣スタッフさんに不便をおかけする可能性があります。そのストレスは現場の営業担当者への不信感になりかねません。私もコンサルタント出身なので、派遣スタッフさんと信頼関係を築く大変さはよくわかります。現場の努力に水を差さないよう、派遣スタッフさんが関わるトラブルは特に素早く対応しようと肝に銘じています」

 

サポート部門は相手の目線になって考えることの連続です。あらゆるポジションで培ってきた視野の広さが、役に立っています。

 

(櫻井)「例えば、日常的にアプリケーションを使ってきた入社30年のベテラン社員と新入社員では、同じ説明をしても理解できる範囲は大きく異なります。特にテキストでのコミュニケーションだと、相手の困りごとが本当に解消したのかがわかりづらいもの。自己満足なサポートにならないよう、相談者の仕事内容や経験年数を加味してわかりやすい言葉を使ったり、一歩手前のフローから解説したりしています

 

自身もIT畑の出身ではないため「わからないことがわからない」状態の苦しさを理解できるのだそう。難解なIT用語をやさしく説明するためには、まず自分がスペシャリストになる必要があり、勉強の日々だと話します。

 

(櫻井)「それでもサポート職はやりがいのある仕事です。私は社歴が長く知人も多いので『櫻井さんいる?』と名指しで問い合わせいただくことも。困ったときに自分を思い出してもらえるのは、やっぱりうれしいですよね

変化を恐れなければ、適性に合った仕事が必ず見つかる

2024年5月からマネージャーに昇格した櫻井。ITという専門性の高いポジションで、さらにマネジメント職にもチャレンジした理由を以下のように語ります。

 

(櫻井)「ランスタッドに長年身を置くなかで、『新しいことに挑戦し続けなければ成長できない』と身をもって感じたんです。もちろん新たな試みには痛みも伴いますが、リターンは大きい。自分のキャリアを見直したとき、マネジメントの仕事は未経験だったので、思い切って手を挙げました。管理職になることで視座を高められたら、これからのキャリアの選択肢も増えるのではと期待しています」

 

視野を広げるための能力開発にも前向きです。現在は1年間に2つ以上の資格取得を目指しています。資格取得制度やオンライン学習ができる「Udemy」を活用するなどして、知識を深めているそうです。

 

(櫻井)「学びたいと思っても、自分でスクールを探すのは大変です。学べる環境や支援する制度が整っているのは大きな魅力ではないでしょうか。意欲さえあればいくつもの道が拓かれるのがランスタッドだと思います

 

自らキャリアの選択肢を示し続ける櫻井。ランスタッドに興味を抱く方に、次のようなメッセージを贈ります。

 

(櫻井)「ランスタッドには多種多様な業務が存在し挑戦できる制度があります。異動先も一方的に決められることはないので、自分のキャリアを自分で決められるのが魅力ですね。変化を恐れず、自分の適性に合った仕事をぜひ見つけてください」

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