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公的機関での経験を活かし、障がい者雇用の定着に貢献 人生のターニングポイントをサポート

石井 由佳業務管理本部 首都圏集中プロセスセンターエンプロイヤーサポートRep

profile
医療福祉系専門学校を卒業後、福祉や教育、医療の現場を経てランスタッドへ入社。

公的機関で障がい者雇用に携わり、一般企業へ

2017年に中途採用で入社した石井。人の身体の仕組みや心理に興味を持ち、専門学校卒業後に社会福祉士と精神保健福祉士の資格を取得。卒業後、教育・福祉・医療分野で働いてきました。公的機関や病院で働いていた石井でしたが、一般企業で働く障がい者の支援に携わりたいと思い、ランスタッドに入社します。

 

(石井)「仕事は人生の大半の時間を占めるもの。障がい者の就業をサポートすることにやりがいを感じ、これまで障がい者の就業に携わってきました。キャリアを積み重ねる中で、障がい者の採用から就業の定着まで自社で一貫して行っているランスタッドに魅力を感じ、入社を決めました

 

公的機関から一般企業へ移った理由は、自身の性格と業界の相性にあると言います。

 

(石井)「公的機関ではどちらかというと安定を求める雰囲気を感じました。私は数字や結果を出していく仕事が好きなので、一般企業が向いているなと感じました

結果が数字に表れるやりがい

ランスタッドに入社してから、公的機関と一般企業の違いを感じたと話します。

 

(石井)「営業活動と同じで、採用や雇用でも目標数の達成に向けて日々の業務を行っています。結果が数字に表れることに、公的機関にいた時にはなかったやりがいを感じますね

 

2021年3月から、障がい者の法定雇用率が2.3%に引き上げられたこともあり、石井は「2.3%」という数字を意識して日々の業務に取り組んでいます。

 

(石井)「数字を達成することも大事ですが、そのような採用をするのではなく、自社の仕事にあった人材を採用することが大切です。ポジションにあった人材の採用を考慮すると、2.3%はなかなかハードルの高い数値だと感じます」

 

採用人数だけでなく、入社後の定着率も重要な数値だと語ります。

 

(石井)「入社された方が長く安定して働いてもらうために、一人ひとりが抱える障害にあわせた関わりやサポートを大事にしています。ただ、会社としてできること・出来ないことがあることや必要な配慮とのバランスもあるので、難しいところですね」

 

石井の仕事ぶりが評価され、社内では『障がい者雇用の定着と言えば石井さん』と呼ばれているのだとか。定着率を高く保つために、次のことを意識していると語ります。

 

(石井)「働いている本人たちの『仕事をしたい』『ランスタッドで働きたい』という気持ちが一番大切だと考えています。その気持ちに応えるために、困りごとになるべく早く気づくようにしたり、相談してくれたら聞いて終わりにしないで解決まで伴走することを心がけています

 

人によっては悩み事を相談するのは勇気がいること。石井は気軽に相談に乗ってもらえるように気をつけていることがあると話します。

 

(石井)「『この人に話せば解決してくれるんじゃないか』と思ってもらえるように、相談者の主訴や現状のヒアリングはきっちり聞くようにしています。また、相談者の気持ちに寄り添いつつも、仕事としてやっていただきたい部分はしっかりお伝えするようにしています。その際も本人にとって必要だと理解してもらえるよう伝え方を意識しています」

障がい者採用の仕組みに貢献し表彰!

石井の業務は障がい者雇用の採用から退職までのサポートで、入社から一貫しています。

 

(石井)「仕事の一連の流れとして、まず入社希望者と応募の段階でコミュニケーションを取ります。面接にも関わり現状をヒアリング。入社後は定期的な面談を通して困りごとがないか、体調面は問題ないかなど伺い、場合によっては産業医や本人をサポートする関係者と連携しながら定着を図っています」

 

仕事のやりがいは、ランスタッドに入社してよかったと伝えられることだと話します。

 

(石井)「今までの働き方とガラッと変えて働き始めるのは、人生の大きなターニングポイントと言えます。障害を開示して働くまでの切り替えはとても大変なこと。それを乗り越えて、人生の再スタートを切る人を応援できることはやりがいですし、『この会社で働いてよかった』と言ってもらえるのは何より嬉しいです

 

以前担当した、障がい者雇用の社員についても教えてくれました。

 

(石井)「障がい者雇用で入社された男性の方が印象に残っています。私が入社してすぐの相談依頼でした。思考や気持ちが落ち着かず、精神的な落ち込みが大きい状態でした。主訴に対しての答えは出ませんでしたが、今できることや落としどころを一緒に探ることで落ち着きを取り戻し通常勤務に戻ることが出来ていました。こういった面談を業務時間内で調整可能な会社はあまりないと思いますが、人材会社だからこそ理解があると面談を通じて感じました。」

 

仕事の難しさは、症状と対峙した際に、石井の判断に委ねられる場面があるそう。症状が出てしまった際の見極めはどうしているのでしょうか。

 

(石井)「ストレス許容度は人それぞれです。本人の傾向や状態を見極めた上で、仕事を中断した方がよいか、対策を決めて実行をすれば続けられるか判断します」

 

自身を考え込まずに、すぐに行動に移すタイプだと分析する石井。仕事で大切にしているのはスピード感と話します。

 

(石井)「採用活動はスピード勝負である一方、面談やツールを作ったり、新しい仕組みを考えたり組み立てる時には時間をかけます。後者に時間をかけたいので、それ以外の部分はすぐに終わらせるようにしています」

 

今まで石井はオンライン会社説明会や実習制度の仕組み化を行ってきました。障がい者支援の公的機関を通してオンライン会社説明会を行い、希望者に実習を行ってもらうスキームを作り上げたのです一連の仕事ぶりが評価され、成果を上げた社員が対象となる報奨旅行に選ばれました。

 

所属する首都圏集中プロセスセンターの雰囲気について石井はこう話します。

 

(石井)「約150名中80名前後の方が障がい者手帳を持っていることもあり、マニュアルも多く、規律はしっかりとしていると思います。思いやりがある方が多く困っている人がいたら助ける方、コミュニケーションが好きな方が多いです。他部署の方が来るとチョコレートを渡すような方も。温かみがあって働きやすい部署だと思います」

先回りの仕事術で、周囲の信頼を獲得

ランスタッドは、働きやすさを実現するための制度が充実していると話します。(ランスタッドの働き方についてみてみるクリック

 

石井)「リフレッシュしたい時や病院に行く時は、スーパーフレックス制度をよく使っています」

 

仕事柄、リモートワークを取り入れるのが難しく、業務が立て込む日は残業をすることもあるのだとか。ワークライフバランスを取るために工夫していることがあります。

 

(石井)「先回りで仕事を片付けるようにしています急なトラブルがあっても対応できるように、前倒しで仕事を終わらせるようにしています。結果が全てだと思っているので、結果を出すためにできることを考え、ゴールに向かって突っ走るようなイメージです。仕事では動いてみないとわからない部分が多いので、走りながら考えていることが多いです

 

石井の仕事や判断の早さには定評があり、別の部署から尊敬します!と声が上がっているとか。最後にランスタッドに入社する方へメッセージを残してくれました。

 

(石井)「報奨旅行もそうですが、ランスタッドでは社員を公平に評価してくれる環境が整っています一般的に企業の表彰は営業社員に向けたものが多いですが、ランスタッドはバックオフィスの部署も成果を出せば評価してくれます。また、社内公募制度もあり社員全員平等に様々なポジションにチャレンジが出来る機会も充実しています。社員のモチベーションを高めてくれる制度が豊富なのも魅力です」

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