- profile
- 東京都の瑞穂町(青梅方面)で生まれ育つ。幼稚園から高校までインターナショナルスクールに通い、国際基督教大学を卒業後ランスタッドを新卒で入社。プロフェッショナル事業本部の新卒一期生として製造業チームのアソシエイトコンサルタントとしてキャリアをスタート。現在はコンサルタントとして日々奮闘中。
どうせ働くなら“タフな仕事”を

学生時代、就職活動の一環でキャリアフォーラムを訪れた伏屋 悠真。たまたま出会ったランスタッドのコンサルタントから「ヘッドハンターは本当にタフで走り続けないといけない仕事だ、数年で他の仕事に移る人も多い」と聞き、人材業界に興味を持ったと言います。
「新卒で働くならまずタフな仕事をやって、そこから色々と判断したいと思っていました。もともとコミュニケーションをとることが好きだったので、タフな営業ができてコミュニケーションを取れる人材系のコンサルタントは面白そうだなと思いました」
年功序列の日系企業よりは、成果で判断される外資系企業で働きたいと考えていた伏屋。幼少期からインターナショナルスクールに通っていたこともあり、なるべく英語を使う仕事を希望していました。
「キャリアフォーラムで外国人コンサルタントが英語で話しかけてくれて、どのくらい英語を使うのかも確認しました。そこも就職先として重視するポイントでした」
ランスタッドに入社した伏屋は、プロフェッショナル事業本部に配属。当初は候補者のみにアプローチするアソシエイトコンサルタント(ヘッドハンター)としてキャリアをスタートしました。アソシエイトコンサルタントは聞いていた通りのタフな仕事。製造業界の人材を担当する伏屋は入社当時、自動車、半導体、再生エネルギー、充電設備など、ものづくりに関するあらゆる業界の知識を身につける必要もありました。
「本当に走り続けないといけない仕事です。でも無我夢中で走ってきたので、苦労したというよりは楽しかった。難しかったけど、覚えることは好きなのでそこまで苦痛に感じなかったです。ニッチに狭く深くやってる先輩が多く丁寧に教えてもらえる環境です。各コンサルタントに質問すると、その分野のことを詳しく教えてくれるので、こちらも吸収しやすかったです」
必死になれず低迷する売上、退職か降格か部署異動か…
プロフェッショナル事業本部での第1号の新卒として入社した伏屋。仕事に面白さを感じてはいたものの、先に昇格した同期が評価されていく中、なかなか結果を出せない苦しい時期がありました。
コンサルタントになった当初、すんなりと売り上げが作れたことで「天狗になってしまった」と話す伏屋。モチベーションが一度下がってしまってからはなかなか上向かず、ついに成績不振からパフォーマンス改善命令の候補者にリストアップされてしまったのです。
「『降格か部署異動の選択肢もある』と会社から提示されました。ただ、降格もしたくないし部署異動もしたくもない。だったらもう真剣に気合を入れて取り組んで、それでもダメだったら向いてないということだと頭を切り替えました。恐怖より、自分が『どこまでできるか』という思いの方が強かったです」
パフォーマンス改善命令の候補者リストから外れるためには、条件として提示された売り上げを期限までに達成するしかありません。そこで伏屋ははじめて必死になります。
「一度キャパを超えると、そのキャパが標準になるじゃないですか。でも自分は必死さが足りずジョギングをしていた感覚。同期のみんなに追いつきたいという気持ちもあり、そこで全速力で走ってみた。もちろん辛いのは辛いですが、ずっと体育会系でやってきたので、ある程度苦しいことをやったら、そこからどんどん上がっていくのは分かっていました」
候補者の面談数をそれまでの1.5倍に増やすなど活動量を上げた伏屋。全力疾走を2カ月ほど続けていくと、3カ月目から成績が伸びはじめてきました。しかし目標の売り上げを達成できないまま、指定された期限となる最後の週を迎えたのです。
「運良くそのタイミングでクライアント企業様からの依頼が舞い込み、スムーズに契約に至ってギリギリで売り上げ目標を達成することができたのです。あのときは本当にホッとしました。部署のみんなに迷惑かけて心配ばかりさせて申し訳ないと思っていたので、みんなにちゃんと良い報告ができてよかったです」
やれば成果につながる。苦しみの先に見えた世界

パフォーマンス改善命令を免れるとそこから成績は上向いていき、それをコンスタントに維持できるように。一度必死に全力疾走したことで、ハイペースでのジョギングができるようになったようです。
「同じ業界でしっかり売れている先輩に『売れる方法』を聞いたりしました。ランスタッドのいいところで、先輩方は聞けばちゃんと答えてくれる。走り続けるメンタリティも非常に重要だと思っています。『やれば成果につながる』と分かったことで、メンタル面でも強くなりました」
結果が出せていない時は余計なことを考えてしまうこともありました。売り上げが安定してきたことで、見える世界も違ってきました。
「仕事をしていると『なんでこれをやってるんだろう』と疑問を抱くこともありました。でもそれは実際に結果を残して、成功してから考えてもいいんじゃないかなと思っています。目の前にあるできることをやって、成功すればそれでいいし、しなかったらまたその時に考えればいいかなと」
どうすれば売り上げが上がるのか。結果につながっていない人たちが何に苦しみ、どんなメンタルでいるのか。それが見えるようになったことも大きな収穫でした。
「今後自分がマネージャーになった時や後輩を指導する時のために、非常に有意義な経験だったと思います。売れていない時はどうしたらいいのか分からなくなることがある。その気持ちを理解してあげられます。そして具体的に何が悪いのかを聞き、誰に話を聞きに行けばいいのかもアドバイスできるようになりました」
コンサルタントは長期的に走り続ける必要があるからこそ、足元を固めることが大切だと伏屋は今考えています。短期的に売り上げが上がったとしても、その後が続かなかければ意味がありません。焦って上を目指すのではなく、基礎をしっかりと身につけ、調子に乗らず、ペースを守りながら走る。それは伏屋が辛い日々から得た学びでした。
成果で評価されるランスタッドなら夢を叶えられる

求職者の人生の転機に立ち会えるコンサルタントに、伏屋は喜びを感じています。人の人生を左右する仕事だからこそ、相手の立場に立つことを大切にしているそうです。
「『この経験ではこういう会社にしか行けない』『その企業ならランスタッドより日系の人材会社に頼った方がいい』など、言いづらいことも正直に候補者に伝えています。オープンに話してくださって助かると感謝されますが、私にできるのは情報を伝えることくらいで、あとはご本人が選ぶこと。ご本人が幅広くチャンスを物にできるのであれば、それに越したことはありません」
どん底の経験を糧に、今や安定したコンサルタントにまで成長した伏屋。次の1年でシニアコンサルタントにステップアップし、その後はマネージャーへというキャリアパスを思い描いています。
「ランスタッドは在宅ワークとスーパーフレックスで、どこからでも仕事ができるのも良いですよね。先日は同期がヨーロッパから仕事をしていました。仕事の日と休暇の日を分けて、旅行の合間に仕事をしていたみたい。いい環境です」(ランスタッドの働く制度を見てみる→こちら)
プロフェッショナル事業本部の仕事の特性として、候補者が仕事を終えた18時以降などに面談を行うことが多くあります。その分、朝はゆっくりとスタートさせる、休憩時間を長く取るなど、柔軟な働き方ができているようです。
「ランスタッドは副業もできるので、安定した売上を定期的に上げられるようになったら自由な時間で何かできないかなと考えたりもしています。夏に遊びに行けるところと、冬に遊びに行けるところと2つ別荘があるといいなと大学生くらいからずっと思っていて。ランスタッドは成果報酬できちんと評価されますし、ちょっと時間はかかりますけど、頑張れば手が届く夢です」