2018年12月の完全失業率2.4%、正規雇用37万人増

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2019/02/01

 総務省が発表した労働力調査(速報)によると、2018年12月の完全失業率(季節調整値)は前月比0.1ポイント減となる2.4%だった。

 男女別の完全失業率は、男性が2.6%で前月比0.1ポイント減。女性は2.3%で前月比増減なしとなった。

 完全失業者数は159万人(前年同月比15万人減)。完全失業者のうち「定年又は雇用契約の満了」は17万人(同1万人減)、「勤め先や事業の都合」は20万人(同10万人減)、「自己都合」は73万人(同2万人減)だった。

 就業者数は6656万人(前年同月比114万人増)で、72カ月連続の増加となった。就業者数のうち雇用者数は5963万人(同100万人増)。

 正規雇用は3478万人(同37万人増)、非正規雇用は2156万人(同75万人増)となった。

 非正規雇用の内訳は、パート1030万人(同24万人増)、アルバイト485万人(同47万人増)、派遣社員139万人(同9万人増)、契約社員289万人(同12万人減)、嘱託121万人(同7万人減)、その他93万人(同13万人増)。

 就業者数の前年同月比を産業別に見ると、製造業(23万人増)、宿泊業・飲食サービス業(19万人増)、医療・福祉(14万人増)、サービス業(他に分類されないもの)(14万人増)などが増加し、建設業(12万人減)、卸売業・小売業(2万人減)の2産業のみ減少した。

配信元:日本人材ニュース

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