10月1日時点の大卒内定率は77.0%  3年連続で上昇、文科・厚労両省調査

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2018/11/16

 文部科学、厚生労働両省が16日発表した2018年度大学等卒業予定者の就職内定状況によると、10月1日時点で大卒は77.0%(前年同期比1.8ポイント増)で3年連続の上昇、この10年の最高となった。短大は42.8%(同3.4ポイント増)、高専は93.7%(同0.7ポイント減)、専修学校は61.3%(同6.3ポイント増)となっている。

 大卒の場合、国公立、私立別では国公立が75.0%(同1.7ポイント増)、私立が77.6%(同1.9ポイント増)。男女別では男子が77.0%(同2.5ポイント増)、女子も77.0%(同1.0ポイント増)。文理別では文系が76.5%(同2.1ポイント増)、理系が79.2%(同0.6ポイント増)となり、すべてで前年を上回っている。

 地域別では関東が80.5%(同0.7ポイント増)、近畿が82.1%(同3.4ポイント増)で80%の大台を超えたほか、中部、中国・四国、九州も前年を上回った。北海道だけ70.4%(同2.1ポイント減)と遅れ気味だ。卒業予定者全体に占める内定率は61.3%だった。

配信元:アドバンスニュース

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