8月の完全失業率2.4%、正規雇用94万人増

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2018/10/03

 総務省が発表した労働力調査(速報)によると、8月の完全失業率(季節調整値)は前月比0.1ポイント減となる2.4%だった。

 男女別の完全失業率は、男性が2.5%で前月比0.2ポイント減。女性は2.3%で前月比増減なしとなった。

 完全失業者数は170万人(前年同月比19万人減)。完全失業者のうち「定年又は雇用契約の満了」は21万人(同1万人増)、「勤め先や事業の都合」は23万人(同4万人減)、「自己都合」は73万人(同16万人減)だった。

 就業者数は6660万人(前年同月比97万人増)で、67カ月連続の増加となった。就業者数のうち雇用者数は5953万人(同114万人増)。

 正規雇用は3515万人(同94万人増)、非正規雇用は2108万人(同54万人増)となった。

 非正規雇用の内訳は、パート1026万人(同20万人増)、アルバイト458万人(同41万人増)、派遣社員133万人(同5万人減)、契約社員292万人(同3万人増)、嘱託121万人(同5万人減)、その他78万人(同増減なし)。

 就業者数の前年同月比を産業別に見ると、医療・福祉(31万人増)、情報通信業(18万人増)、サービス業(他に分類されないもの)(18万人増)などが増加し、卸売業・小売業(11万人減)、運輸業・郵便業(9万人減)、生活関連サービス業・娯楽業(6万人減)などが減少した。
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