3月の完全失業率2.5%、正規雇用41万人増

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2018/05/07

 総務省が発表した労働力調査(速報)によると、3月の完全失業率(季節調整値)は前月と同水準となる2.5%だった。

 男女別の完全失業率は、男性が2.7%で前月比0.1ポイント増。女性は2.3%で前月と同水準となった。

 完全失業者数は173万人(前年同月比15万人減)。完全失業者のうち「定年又は雇用契約の満了」は16万人(同4万人減)、「勤め先や事業の都合」は22万人(同5万人減)、「自己都合」は73万人(同4万人減)だった。

 就業者数は6620万人(前年同月比187万人増)で、63カ月連続の増加となった。就業者数のうち雇用者数は5872万人(同144万人増)。

 正規雇用は3417万人(同41万人増)、非正規雇用は2111万人(同113万人増)となった。

 非正規雇用の内訳は、パート1052万人(同73万人増)、アルバイト440万人(同25万人増)、派遣社員130万人(同2万人減)、契約社員296万人(同11万人増)、嘱託113万人(同増減なし)、その他80万人(同7万人増)。

 就業者数の前年同月比を産業別に見ると、サービス業(他に分類されないもの)(38万人増)、宿泊業・飲食サービス業(31万人増)、農業・林業(26万人増)、製造業(15万人増)、建設業、情報通信(ともに13万人増)などが増加し、卸売業・小売業(1万人減)のみが減少した。

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