1月の完全失業率2.4%、正規雇用40万人増

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2018/03/02

 総務省が発表した労働力調査(速報)によると、1月の完全失業率(季節調整値)は前月比0.3ポイント減となる2.4%だった。

 男女別の完全失業率は、男性が2.5%で前月比0.3ポイント減。女性は2.2%で前月比0.5ポイント減となった。

 完全失業者数は159万人(前年同月比38万人減)。完全失業者のうち「定年又は雇用契約の満了」は15万人(同6万人減)、「勤め先や事業の都合」は24万人(同9万人減)、「自己都合」は67万人(同19万人減)だった。

 就業者数は6562万人(前年同月比92万人増)で、61カ月連続の増加となった。就業者数のうち雇用者数は5880万人(同87万人増)。

 正規雇用は3447万人(同40万人増)、非正規雇用は2119万人(同72万人増)となった。

 非正規雇用の内訳は、パート1012万人(同増減なし)、アルバイト456万人(同20万人増)、派遣社員143万人(同19万人増)、契約社員313万人(同29万人増)、嘱託118万人(同5万人増)、その他77万人(同1万人減)。

 就業者数の前年同月比を産業別に見ると、宿泊業・飲食サービス業(23万人増)、学術研究・専門・技術サービス業(19万人増)、教育・学習支援業(18万人増)などが増加し、卸売業・小売業(30万人減)、生活関連サービス業・娯楽業(6万人減)が減少した。

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